男性だって花を楽しむべき!ロックな花屋「in bloom」
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ロックな花屋「in bloom」誕生
そして2003年に独立され「in bloom」が誕生しました。
ー 店名の由来はなんですか?
カンノさん:「僕が大好きなアメリカのロックバンドの曲名です。「in bloom」は咲き乱れるという意味。店を出すなら、名前は好きなバンドの曲名にしようと決めていました。お花屋さんというと、ボサノバやクラシックなどおしゃれな音楽がかかっているお店が多いですよね。でも、自分は自分らしくやろうと思い、店内でもいつもロックをかけています。ふらっと来て、音楽の話でもしましょうよ。そんなスタンスですね。
ニッチな趣味なのでなかなかわかってくれる人は少ないですけど、それで良いんです。趣味の合いそうな店は探してでも、少し離れてでも行きたくなるじゃないですか。」
もともと鶴舞に店を構えていたin bloom。昨年2017年の8月に西区へと移転しました。
ー 移転して変化はありますか?
カンノさん:「立地もそんなによくないので少し不安でしたが、最近ではSNSをみてご来店してくださる方も増えました。イベントやマルシェに積極的に参加して、まずは名前を知ってもらうようにしています。なので、ここはアンテナショップのような形ですね。鶴舞の頃よりも、in bloomらしくできているかなと思います。そして男性の方が来てくださることが増えたのはうれしいです。」
イベント出展の様子。(STLONGmarket)
イベント出店時には、こちらのフラワーバイクで。
グラフィックデザイナー「AND THROUGH DESIGN」のハンドレタリングとのコラボ鉢。
カンノさん:「花屋っていうと、なかなか男性は入りにくいイメージがあると思うんです。なので、できるだけ敷居を下げて、男性でもお部屋に取り入れやすいゴツゴツしたものや、無骨な植物も取り扱っています。もっと男性も花を楽しむべきだと思うんですよね。「花=かわいい」というイメージが強いですが、そんなことはありません。
バックパッカーでヨーロッパを旅していたときには、男性が花束を抱えている姿をよく目にしました。海外だと、男性が女性に花を贈ったり、部屋に飾ったり。そうやって男性が花を買うことが日常なんです。こだわりの服屋。いつもの美容室。そんな風に、男性にも花を自分らしく楽しんでもらえたらと思います。」
少し個性的でカッコ良い観葉植物が並んでいます。
「男の書斎ドライシリーズ」