「抹茶に興味はあるけど難しそう……」「何を買ったら良いのかわからない……」という方は多いのではないでしょうか。筆者もその一人でした。
そんな時に京都で出会ったのが「はじめの一保堂」。1717年(享保2年)創業、京都に本店を構える日本茶専門店「一保堂茶舗」が手がける、抹茶スターターキットです。
キットの中身は、抹茶をはじめるのに最低限必要な、抹茶茶碗・茶筌・抹茶スティック。お湯さえ用意すれば抹茶が点てられる、抹茶初心者にピッタリなセットです。
今回は「はじめの一保堂」ではじめての抹茶に挑戦してみました!
目次
抹茶スターターキット
「はじめの一保堂」セット内容
シンプルなベージュの専用の紙箱に入っています。京都土産や日本土産、ギフトにもぴったり!
キットの中身は、抹茶をはじめるのに最低限必要な、抹茶茶碗・茶筌・抹茶スティックの3つ。
抹茶茶碗は、シンプルな刷毛目茶碗。
手のおさまりが良く、一服を楽しむちょうどよいサイズです。外側には刷毛目の模様が描かれています。シンプルなデザインは抹茶の点て具合がわかりやすいので、初心者にぴったり!
茶筌(ちゃせん)は80本立茶筌。茶筌の先が丸まっているので、はじめてでも点てやすいのがポイントです。
1回分の抹茶を個装した「抹茶スティック(10回分入)」もセットになっています。1包2gで計量いらずなのも嬉しいポイント!そのままにボトルに水と入れてシェイクしても◎
初めての抹茶に挑戦!
さっそくはじめての抹茶に挑戦です!
まずは茶碗にお湯を入れて穂先をすすぎ清めます。
茶碗も同時にほどよく温められます。お湯を捨てたら、乾いた布やペーパーナプキンなどで茶碗の水分を拭き取っておきましょう。
抹茶スティック1回分を茶碗の中へ。抹茶の香りがふわっと広がります。
茶碗の1/3くらいの量のお湯を注ぎます。
抹茶にちょうど良い温度のお湯は80度前後と言われています。沸きたての湯は温度が高すぎて苦味や渋味が強く出てしまうため、少し冷ましてから注ぎましょう。
左手で茶碗を押さえ右手に茶筅を持ち、茶筌(ちゃせん)を垂直にし上下に素早く動かします。手首を立ててカシャカシャと音がなるようにするのがポイント。ジグザグとM字を描くイメージです。
はじめは大きめの泡が多いですが、少しずつ細かな泡に変化していきます。
つい力みそうになってしまうのですが、腕を伸ばし力を抜いて手首のスナップを意識してシャカシャカと。
最後に泡を整えます。
表面が泡立ったら茶筅を少し持ち上げ、穂先で泡の上を撫でるようにふたたび前後に軽く動かします。こうすることで、きめ細やかな泡になり、まろやかな味とやわらかい口当たりになるのだとか。
<実際に試してみての感想>
「抹茶を点てる」と聞くと難しいイメージでしたが、実際に挑戦してみると想像以上に簡単!茶碗と茶筌だけなので準備も簡単で、抽出時間もないのであっという間。茶殻も出ないため、後片付けが楽ちんなので毎日続けられそうだなと思いました。
好みの抹茶でさらに抹茶ライフを楽しもう!
「抹茶スティック(10回分入)」を使い切ったら、お次はお好きな抹茶で!茶杓も合わせて用意すると、より本格的になりますよ。
「はじめの一保堂」のおかげですっかり抹茶が生活の一部になりました。ミルクをプラスして「抹茶ラテ」にしたり、アイスにかけてアフォガード風にしたり、抹茶ライフを楽しんでいます。
また、近年では日本のスーパーフードとして海外からも大注目されています。抹茶はカリウム、カルシウム、鉄分、マグネシウム、リン、亜鉛、ビタミンB1・B6、ビタミンCなどの栄養が豊富なので、エネルギー補給としてもおすすめです。
はじめの一保堂は¥7,700と1万円以下なので、ギフトにもぴったり!メニューが英語表記にもなっているので、日本土産としてもおすすめですよ。