北陸新幹線の開通によってアクセスが格段に良くなった、石川県金沢市。歴史・アート・グルメなど、魅力満載の人気観光都市です。
今回はそんな金沢のおすすめグルメ8選をご紹介します。
目次
近海で水揚げされた新鮮な海の幸
金沢といえば、やっぱり海鮮!
金沢市ではリーズナブルな回転寿司から高級日本料亭まで、さまざまなお店で海鮮が味わえます。特に能登湾や七尾湾で水揚げされた新鮮な海の幸は絶品。
「のどぐろ」「がすえび」「香箱ガニ」など、石川県ならではの絶品食材も満載。県外ではなかなか味わえないものも多いので、ぜひご賞味あれ!
ご当地ネタが魅力!「金沢おでん」
寒い季節におすすめなのが「金沢おでん」。「金沢おでん老舗50年会」によると、金沢おでんの定義はふたつ。
① おでん種に地元・金沢の食材を使っていること
② 1年を通して食べられること
車麩・赤巻・バイ貝などご当地ネタが味わえるのが魅力。金沢春菊や源助大根など加賀野菜を使用したものもあります。
そして冬季限定で味わえるのが、香箱蟹(こうばこがに)を丸ごと1杯使用する「カニ面(めん)」。甲羅の中に子、みそ、カニ身が詰めてあります。漁が解禁される期間だけ食べられる冬のご馳走です!
金沢の郷土料理「ハントンライス」
金沢の郷土料理「ハントンライス」。
ケチャップで味付けしたバターライスの上に、半熟の薄焼き卵と白身魚のフライをのせ、ケチャップとタルタルソースをかけた料理です。エビフライやトンカツがのっている場合も。名前の由来は諸説ありますが、ハンガリーの”ハン”と、フランス語でマグロを意味する”トン”から取ったと言われているのだとか。
チキンライスや焼き飯など、さまざまなタイプに出会えるのもハントンライスの魅力!
金沢で味わう高級魚「のどぐろ」
「のどぐろ」は、アカムツとも呼ばれる白身魚のこと。とろけるような舌ざわりが特徴で、”白身のトロ”と呼ばれることも。金沢では晩秋から冬にかけてが最もおいしい時期です。
金沢市内では、塩焼き・釜飯・しゃぶしゃぶ・お寿司など、さまざまなスタイルで「のどぐろ」が味わえます。
金沢を代表するB級グルメ「金沢カレー」
金沢を代表するB級グルメ「金沢カレー」。
ドロっとした濃厚なルーに、ソースのかかったカツとキャベツの千切りをのせ、ステンレスの器にフォークまたは先割れスプーンでいただくのが基本のスタイルです。
金沢カレーの元祖「カレーのチャンピオン」、金沢カレー人気の火付け役「ゴーゴーカレー」、地元で愛され続ける老舗「ターバンカレー」など、さまざまな人気店がありお店による違いが楽しめるのも、金沢カレーの魅力。
「第7ギョーザの店」のホワイト餃子
行列に並んでも食べたいローカルグルメ、「第7ギョーザの店」のホワイト餃子。金沢市民なら誰でも知っていると言っても過言ではないほど、有名店です。
「第7ギョーザの店」の看板メニュー「ホワイト餃子」は、たっぷりの油でパリパリに焼かれた厚い皮が特徴。焼きたて熱々を自家製ラー油でいただきます。ニンニクは入っていないので、見た目以上にサッパリとしています。焼きギョーザはお持ち帰りもできますよ!
金沢は日本三大和菓子処のひとつ
古くより城下町として栄えてきた金沢。藩政期に茶の湯が庶民にまで浸透し、菓子文化が育まれました。日本三大和菓子処といわれており、和菓子の1世帯当たり年間支出金額で、全国1位を長らくキープしています。
老舗のきんつばや金箔をぜいたくに使った華やかな羊羹など、さまざまな和菓子が楽しめます。
お土産にも和菓子を買って帰ろう!
天保年間創業の老舗和菓子店「石川屋本舗」
江戸時代、天保年間創業の老舗和菓子店「石川屋本舗」。昔ながらの製法でつくられた和菓子は、大量生産せずに、手づくりの味を守り続けています。伝統的な和菓子に加え、新しいアイディアを取り入れるのも、石川屋の特徴です。
例えば、定番のどら焼きも「芋いっぽんどら焼き」「加賀棒茶どら焼き」「金沢ゆずどら焼き」などバリエーション豊か。
特に編集部のおすすめは「金沢ゆずどら焼き」。金沢産の柚子蜜漬が入っており、さわやかな香りが口いっぱいに広がります。
花や動物を模した、見た目も綺麗な琥珀糖「かいちん」も大人気!“かいちん”とは金沢の言葉でおはじきのこと。自然乾燥でつくるので、柔らかく優しいお味です。季節限定品もありますよ!
金沢銘菓の「くるみ松風」は、石川県産コシヒカリの米粉と加賀味噌を丁寧に練り上げ、もっちり香ばしく焼き上げています。白山くるみの食感がアクセントに!甘さの中にほんのり塩気を感じ、ほっこりとする味わいです。
豆乳で練り上げ、甘さを控えた羽二重餅「加賀大名餅」。風呂敷のような包みを開けると、モチモチの羽二重餅が2つ入っています。
柚子味には石川県産のゆずがたっぷり!モチモチ食感とほろ苦いゆずの風味がベストマッチ。日本茶に合わせたい、上品な味わいです。
生地に練乳を練り込んだミルク「石川門」。中には白あんがぎっしりと入っています。「石川門」とは、金沢城跡の東に位置する重要文化財のこと。金沢土産にピッタリな和菓子です。
石川屋本舗のあんと店は「JR金沢駅金沢百番街」にあるので、ぜひ旅行の最後に立ち寄ってみてくださいね!
【石川屋本舗】
◯本店
住所 :石川県金沢市示野町西22
電話番号:076-268-1120◯あんと店(JR金沢駅金沢百番街)
住所 :石川県金沢市木ノ新保町1-1
電話番号:076-260-3768
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