明治創業、120年の歴史。木を植え、森を育てることからはじまる國六の家づくり
目次
国産材・県産材の活用〜山林ツアー
國六では、構造材はすべて国産材・県産材を使用しています。日本の気候や風土で育った木は、日本の住まいにマッチし、丈夫で長持ちするという特徴があります。
國井代表:「住宅で一番大切なのは構造部分です。だからこそ、丈夫でしっかりしたものを提供したいと思い、私たちは国産材・県産材にこだわっています。日本の国土の約7割は森林で覆われています。しかし、山を放棄して荒れ放題の山って実はたくさんあるんです。近年では国も力を入れ始めて、少しずつ盛り返してはいますが、まだまだ多くの理解が必要です。日本の森林財産を理解してもらうためにも、間伐や伐採によって手を加えながら「植える→育てる→伐る」という循環を続けていくことが大切です。木を伐って利用することは、森林を維持し、育てることにもつながるので、会社を通してお客様に伝え続けていきたいですね。」
毎年岐阜県のクニロクの森で開催している山林バスツアーの様子。
岡山県新庄村のクニロクの森で行われている「森林セラピー」の様子。
國六ではお客様にも木の良さを知っていただくために「山林ツアー」も開催しています。毎年秋の恒例行事として、大変人気を集めています。
國井代表:「山林ツアーに参加されるのは、これから家づくりを検討されている方、オーナー様が多いですね。自然の中で木を学び、チェーンソーを持って普段体験できないキコリ体験ができたりとお子様も楽しめるイベントになっています。
國六の社員は入社研修で岡山に行って山の研修を行います。営業マンは山のことを話せないといけないので、実際に原木を伐り倒したり、木について学ぶことで、お客様にもお伝えしていけるようにしています。」
木の温もりをより感じていただくために……
施工事例 / 扉ごしの景色を感じる家
國井代表:「住宅のすべてに木を使用するのではなく、木の部分と余白の部分をあえて意識した見せ方をしています。そうすることで、普段の生活の中でより”木”を感じて、温かい気持ちになっていただけるのでは?と思うからです。木はそれぞれ木目やフシが異なります。年月を重ねるとともに、色や表面の手ざわりが変わったりする様子をお客様にも、感動していただきたいですね。展示場やショールームではより一層國六の特徴がわかりますので、ぜひお気軽にいらしてくださいね。」