永く使える、変えられる。「無印良品の家」のモデルハウスに行ってきました!|名古屋・北区

2018.12.20
無印良品の家_名古屋モデルハウス

スタイリッシュで長く使っても飽きないデザイン性で、根強いファンをもつ「無印良品」。衣料品・生活雑貨・家具から食品まで、アイテム数は7,000以上にもなります。そんな無印良品が2004年から販売しているのが「無印良品の家」。

 

名古屋市北区にある名古屋店では、「木の家」と「窓の家」の2つのモデルハウスを併設し、それぞれのコンセプトの違いや商品の特徴を実際に体感することができます。

 

今回は実際にモデルハウスにお伺いして「無印良品の家ってどんなお家?」「性能や構造は?」「ムジラー(※)じゃなくても大丈夫?」など、気になる疑問をレポートしていきたいと思います!

 

※ムジラー:(無印良品をこよなく愛する人のこと)

 

 

「無印良品の家」の3つのポイント

 

左:「木の家」、右:「窓の家」
左:「木の家」、右:「窓の家」


「無印良品の家」のコンセプトは、『永く使える、変えられる』。日本の住宅の建て替え年数は約35年といわれています。欧州の77年、アメリカの55年と比較すると、とても短スパンなのがわかります。その理由は建物自体の寿命よりも、内部の間取りが生活スタイルに合わなくなってしまうのが原因なのだとか。

 

そこで、ライフスタイルの変化や家族の成長に応じて、簡単に間取りを変化させられるようにとスタートしたのが「無印良品の家」。10年後も、30年後も、さまざまな可能性に柔軟に対応できます。

 

「永く使える、変えられる」を実現するには、大きく3つのポイントがあります。

 

 

ポイント① 間取りが自由に変えられる

 

吹き抜け_無印良品の家

 

ポイントの一つ目は「暮らしに合わせて変えられる」。

 

「無印良品の家」は、吹き抜けを中心とした間仕切りがない「一室空間」になっています。一般的な木造住宅は、何枚もの壁で強度を高めています。そのため、せっかくの広い空間を何枚もの壁で区切ってしまい、空間の使い方に制限がありました。

 

「無印良品の家」で採用しているSE構法は、家の骨格自体に強度をもたせることで、壁や間取りにしばられることなく、広々とした「一室空間」をつくり出すことができるのだそう。壁が少ない分鉄筋コンクリートのマンションのように、自由度の高いリノベーションが可能になります。

 

 

ポイント② 夏は涼しく、冬は暖かい

 

スケルトン階段_無印良品の家

 

温度計

 

モデルハウスにお邪魔したのは、気温15℃ほどと肌寒い日。ですが、室内に入るとぽっかぽか。エアコンを付けていないのに、25.4℃と心地よい温度に保たれていました。

 

その秘密は魔法瓶のような保温性。「無印良品の家」では、外断熱と内断熱のメリットを兼ね備えた「ダブル断熱工法」を採用し、高い断熱性能を確保しています。さらに、断熱サッシとトリプルガラスの標準採用によって壁・天井・窓の表面温度の差を小さくし、温熱的快適度を向上させています。

 

ひさし

 

そして庇(ひさし)や窓の位置から、最適な日射をシミュレーションします。南面に大きな窓を設け冬場は室内の奥まで日射を取り込み、夏場は約1.8m幅の庇が暑い日射を遮ります。同じ窓を通じて、夏はいかに太陽の熱を遮り、冬はいかに太陽の熱を得るのかをシミュレーションプログラムで検証しながら、設計をしていくのだそう。永く住むためには、こうした室内の快適さは欠かせませんよね。

 

 

ポイント③ デザイン性の高さ

 

リビング_無印良品の家

 

そしてもちろんデザインも大切ですよね。

 

家づくりには「オーダーメイド住宅」「注文住宅」という選択肢もあります。ですが「無印良品の家」では、商品としてデザインが決まっています。その理由は、30年後、50年後も使える普遍的なものをつくりたいという想いから。無印良品が手掛ける生活用品のように、使い心地が良く、無駄を省いた理にかなった形や機能を持ち、耐久性がある家づくりです。愛着をもって永く使える、無印良品らしい考え方が貫かれています。

 

 

大きな吹き抜けでゆるやかにつながる
「木の家」

 

木の家

 

まずは「無印良品の家」のベースともいえる「木の家」を見学してみましょう。

 

「木の家」は、吹き抜けを中心とした間仕切りがない一室空間で、南側が周囲の環境に大きく開かれた箱型の住まいです。nLDKの視点を排除し、空間がゆるやかにつながります。2015年には「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」も受賞しているシリーズです。

 

土間玄関_無印良品の家玄関は土間になっているので、お部屋を広く見せてくれる効果も期待できそうです。

 


室内はもちろんすべて無印良品のアイテムでコーディネートされていますので、その視点でも楽しんでみてくださいね。

 

リビング_無印良品の家

 

リビング_無印良品の家


中に入ると、玄関からすぐにリビングにつながり家全体が「一室空間」になっています。「木の家」の特徴でもあるスケルトン階段の効果で、とても開放的な空間です。南面の窓からたっぷりと日差しが入り、ぽっかぽか。この日は12月上旬だったのに、部屋の奥までしっかりと日差しが差し込んでいます。

 

プライス

 

無印良品でおなじみのプライスが壁に貼ってありました。大きさ・仕様・価格が明確なのは安心ですよね。

 

ステンレスキッチン_無印良品の家

 

キッチンは対面式のオープンタイプのステンレスキッチンです。背面には、引き戸がついた大容量の収納スペース。無印良品の収納は、モジュール(基本寸法)が統一されているので、バスケットやボックスは棚にすっぽりと収まり、その棚は他の家具と高さや幅がそろいます。住んでからもライフスタイルの変化に合わせて、収納を変化させることができるのもさまざまなアイテムが揃う無印良品ならでは。

 

吹き抜け_無印良品の家

 

吹き抜け_無印良品の家

 

続いて2階へ行ってみましょう。

 

モデルハウスの2階は壁がなく、家具で空間が仕切られています。実際にこのようにオープンな暮らしをされる方もいらっしゃいますし、もちろん壁で個室にすることも可能です。

 

家具で仕切り_無印良品の家

 

家具で仕切り_無印良品の家

 

家具を使った間仕切りは、お部屋のレイアウトを変えたいときにも簡単に動かせるので、模様替えが気軽に楽しめそうです。寝室にしたり、子供部屋にしたり、納戸にしたり。住んでからも、大掛かりな工事なしに空間を変えられますね。

 

家づくり応援ノート

 

家づくり応援ノート


家づくりを検討している方にはぜひチェックしていただいたいアイテムを見つけました!

 

無印良品が家づくりを応援しようと作成した「家づくり応援ノート」。記入式になっており、最後のページまで記入すると、理想のイメージ、土地探しの情報、工事のスケジュールなど、家づくりに必要なことを一冊にまとめることができるという優れものなんです。「無印良品の家」各店舗で配布されています。

 

吹き抜け_無印良品の家

 

「木の家」には、最初にご紹介した「無印良品の家」のポイントがたっぷりと詰まっていました。「木の家」は、ライフスタイルの変化がある方、開放的な空間が好きな方、明るい空間が好きな方に良さそうですね。

 

 

風景だけを切り取るピクチャーウィンドウ
「窓の家」

 

窓の家

 

続いては、三角屋根がかわいらしい「窓の家」を見学してみましょう。

 

「窓の家」は、窓からの景色が一枚の絵画に見えるよう、目立つフレームをなくし、風景だけを切り取る『ピクチャーウィンドウ』をテーマにした住宅です。家に必要な要素を整理整頓した、まっさらな室内が印象的。こちらは、2008年度の「グッドデザイン金賞」を受賞しています。

 

リビング_無印良品の家

 

リビング_無印良品の家

 

吹き抜け_無印良品の家


「窓の家」に設けられた大きさも高さも異なる窓は、単に光や風を取り込むものではありません。外の風景を切り取る額縁の役目を担っています。窓から植物が見えるだけで、とてもおだやかで贅沢な気分になります。

 

そして、白で統一された室内は、ギャラリーや美術館のような洗練された空間です。白い壁は光を反射してくれるので、より明るく、そして広く見せてくれる効果も。「窓の家」の壁は、消臭・調湿効果が期待できる珪藻土仕上げでした。壁の仕上げは、選べるそうです。

 

キッチン_無印良品の家

 

シンク


キッチンと背面収納も白で統一しすっきりと。「木の家」でぜひみていただきたいポイントが、収まりの美しさです。窓のサッシや設備など、できるだけフレームが見えないようになっています。シンクの収まりもこんなにきれい。

 

プライス


「窓の家」でもおなじみのプライスを発見しました。

 

寝室_無印良品の家

 

寝室_無印良品の家

 

階段を登って2階へ。「窓の家」は各個室が仕切られています。シンプルな寝室も、窓の位置や大きさを少し工夫するだけで、ぐっと魅力的な空間に。

 

吹き抜け_無印良品の家

 

吹き抜け_無印良品の家

 

「窓の家」では、真っ白な壁をくりぬいて部屋の中にも「窓」をつくることができます。室内にも壁を持つことで、家族それぞれがお互いの気配を感じ、ゆるやかにつながりながら暮らすことができます。視線を合わせなくても会話ができる、ほどよい距離感。視線を外した位置に窓を開けることで、プライバシーを守りながらも空気や光を共有することができます。

 

窓の家


「窓の家」は、窓からの景色を楽しみたい方、アートや家具を楽しみたい方、シンプルなデザインが好きな方によさそうだなと思いました。

 

左:「木の家」、右:「窓の家」


「無印良品の家」には、無印良品が手がける生活用品のように、シンプルなデザインで使い心地がよく、愛着をもって永く使える、無印良品らしい考え方が貫かれていました。nLDKという概念にとらわれず、空間をもっと自由に使う。窓をインテリアのように楽しむ。こうした暮らし方は、流行を追うのではなく、暮らしにじっくりと向き合ってきた無印良品ならではの住まいの形なのではないでしょうか。ぜひ実際にモデルハウスで「木の家」「窓の家」を体感してみてくださいね!

 

【無印良品の家 名古屋店】
住所   :愛知県名古屋市北区瑠璃光町3-3-1
アクセス :名古屋市営地下鉄名城線「志賀本通」駅より北東へ約600m
電話番号 :052-938-3410
営業時間 :10:00〜18:00
定休日  :水曜日
駐車場  :あり

https://www.muji.net/ie/modelhouse/nagoya/