元気な”おはよう”を創る。まくらを変えれば、暮らしが変わる。「まくらのキタムラ」
目次
枕選びの3つのポイント
枕と向き合い続けて、90年以上にもなる「まくらのキタムラ」。今回は、枕選びのポイントを教えていただきました。
ですが実際、どんな枕が良いのかは一概には言えないのだそう。ふわふわのクッションのようなものが合う人もいるし、タオルのように平らなものが心地よい人もいる。生地やものが良ければ、いいというわけではありません。ですが、ここだけはぜひ押さえてほしいというポイントを3つに絞ってご紹介していきますね。
① 洗える素材か
まくらの中材は100種類以上もあります。
1つ目のポイントは、「洗える素材か」。
人は寝ている間にコップ一杯ほどの汗をかきます。服は毎日洗うのに、枕は毎日使うのにも関わらず、毎日洗う方は少ないのではないでしょうか。毎日は難しくても1週間に1度は洗うのがベスト。カバーは簡単に洗うことができますが、できれば枕本体も洗えるものがベストです。
もともと枕の中材はそばがらや羽毛などの自然素材が一般的でした。パイプのものが増えたのは、清潔に使えるかという理由なのだそう。近年では、羽毛でもウォッシャブルのものも増えているので、洗えるかという点も選ぶ基準にしてみてくださいね。
② 高さを調整できるか
2つ目のポイントは、「高さを調整できるか」。
よくオーダー枕をつくっても、実際に自宅で寝てみると合わないというケースが多いのだそう。その理由は、高さが合っていないから。当然お店のマットレスや布団と、ご自宅のものでは硬さは異なります。そうすると、枕の高さも変わってきてしまいます。
枕は身体の中でも敏感な頭を直接のせるものなので、数センチ、数ミリの違いでも寝心地に大きな違いが出てしまいます。マットレスと枕をセットで購入するのがベストですが、なかなかそうはいきません。自宅でも中材の出し入れが可能な「高さ調整機能」の付いたまくらがおすすめです。
③ 枕の見直しのタイミングは3年
3つ目のポイントは、「枕の見直しのタイミングは3年」。
3年の理由はライフスタイルの変化により、体型や体質も変わるためです。例えば、お子さんの場合は、中学校の3年間と高校の3年間では、大きく体型が変化します。部活をはじめたり、受験をしたりと、生活スタイルも異なりますよね。大人の場合も、転職したり、役職が変わったり、結婚したり。3年も経つと生活がガラリと変化します。
「最近なんとなく合わなくなった」「眠れなくなった」という方は、何かしらライフスタイルに変化があった場合が多いのだそう。ライフスタイルが変わったときには、合わせて枕も見直してみましょう。