【2023年は卯年】大須にある縁結びとうさぎの神社「三輪神社」へ行こう!

名古屋 中区 大須
掲載日:2023.01.05
【2023年は卯年】大須にある縁結びとうさぎの神社「三輪神社」へ行こう!

※情報は取材時のものです。
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2023年の干支は「うさぎ」。せっかくなら、卯年にふさわしい神社へ訪れたいものです。そこでおすすめなのが、名古屋の観光名所の一つである「大須商店街」の一角にある「三輪神社」。縁結びの神様が鎮座すると言われており、神様の使いとして、ウサギをまつっています。国内最強パワースポットとしても知られている奈良県の「大神神社」から神様をお迎えして、1570年に創建されました。

またかわいらしい御朱印を目当てに訪れる女性、縁結び祈願で訪れる方など、小さな神社ですが、連日多くの方が参拝に訪れます。

三輪神社の歴史

三輪神社

三輪神社が創建されたのは、戦国時代1570年(元亀年間)の頃。奈良桜井三輪町から小林((現在の矢場町交差点辺り)に移った牧若狭守長清が、生まれ故郷の三輪山に大物主神(大国主神・大黒様)をこの地に祀ったことがはじまりとされています。

江戸時代には尾張八代藩主・徳川宗勝公をはじめ歴代藩主から厚く崇敬されます。明治時代になり尾張藩十六代藩主・徳川義宜公(1864年~1871年)が合祀されました。

三輪神社

1668年(寛文8年)には、尾張徳川家の通し矢の修練場が境内につくられました。このことがきっかけとなって、矢場町の由来にもなったと言われています。

矢場町の由来が三輪神社だったとは、名古屋に長らく住んでいますがはじめて知りました。境内には矢場跡があったことを表す石碑がありますよ。

ご利益三倍!三輪神社の文化財「三輪鳥居」

三輪神社

日本全国に約8万5千の神社がある中で、わずか7つしかないと言われているのが、境内の入り口でもあるこちらの鳥居です。三輪鳥居あるいは三ツ鳥居と呼ばれ明神鳥居(笠木と島木の両端がそりあがり曲線になっている)の両脇に鳥居を持つ、めずらしいつくりとなっています。

八の字にくぐる三輪鳥居の正式な通り方で通れば御利益は3倍なのだとか。ぜひここは正式な通り方でくぐりたいものです。

願いを叶えてくれる「幸せのなでうさぎ」

三輪神社

境内にはいくつかのパワースポットがありますが、その一つが「幸せのなでうさぎ」です。古くから、三輪神社に祀られている大物主神様は幸福をもたらす不思議な力をもつ魂(みたま)と言われ、信仰されてきました。

そんな大物主神様のお使いである「うさぎ」と世の中に幸福をもたらす大物主神様の御神徳の象徴として造立されたのがこの「幸せのなでうさぎ」です。なでることで幸福がいただけ、なでた部分の痛みを和らげてくれると言われています。

また、うさぎはとても縁起のいい動物と昔から言い伝えられ、ぴょんぴょん跳ねることから運気を上げ、また長い耳は福を集めるとされています。

境内にはうさぎがいっぱい!

三輪神社

なでうさぎだけでなく、境内には大小さまざまなうさぎの置物がおかれています。ぜひ合わせてうさぎを見つけてみてくださいね!

思わぬところにも、うさぎが隠れていますよ

三輪神社

三輪神社

場所は毎回同じでなく、不定期で変わるそうなので、うさぎを探すのも訪れる度の楽しみになりそうです。

スポット詳細

 

【三輪神社】
住所:愛知県名古屋市中区大須3-9-32
http://miwajinnjya.com/

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