久屋大通公園にオープン!バッグやジュエリー、洋服にチョコレートまで。途上国発のブランド「マザーハウス 名古屋久屋大通公園店」

名古屋 中区
掲載日:2021.05.14
久屋大通公園にオープン!バッグやジュエリー、洋服にチョコレートまで。途上国発のブランド「マザーハウス 名古屋久屋大通公園店」

2021年4月、名古屋の人気スポット・久屋大通公園 RAYARD Hisaya-odori park 内に新たなショップ「マザーハウス 名古屋久屋大通公園店」が登場しました。

東海エリアでは、名古屋星が丘テラス店に続く2店舗目の出店となります。

今回は「マザーハウス 名古屋久屋大通公園店」のおすすめ商品や店内の様子など、新店舗の魅力をたっぷりとお届けします!

場所は、地下鉄「久屋大通駅」から徒歩約3分。名古屋のシンボル・テレビ塔のすぐ近く、RAYARD Hisaya-odori ParkのZONE4エリア内に位置しています。

目の前にはゆらゆらと揺れる水面に映ったテレビ塔が魅力的な大きな水盤があり、真下からテレビ塔を見上げることができる最高のロケーションです。

途上国から世界に通用するブランドをつくる

「マザーハウス」とは?

「マザーハウス」は、2006年設立されたファッションブランド。「途上国から世界に通用するブランドをつくる」という理念のもと、途上国の素材や技術を活かし、それぞれの国の職人が手仕事でつくり出したバッグやジュエリー、アパレルなどを中心に販売を行っています。

バングラデシュからはじまり、今では6つの生産国でつくられた商品を5カ国で販売。途上国でのモノづくりを通して、持続的な発展に取り組んでいます。

マザーハウスの商品をつくる生産国は、バングラデシュ・ネパール・インドネシア・スリランカ・インド・ミャンマーの6カ国。現地の職人たちによる繊細な技術で表現されたバッグやジュエリーなどは、素材の良さを感じることのできる商品ばかりです。

店内には各国特有の技術が光った商品がずらりと並んでいます。それぞれの生産国がどのような素材を使用し、どのような技術を持っているのかを知ることができる展示もありますよ。

「公園からつながる、もうひとつの庭」

「マザーハウス 名古屋久屋大通公園店」の設計を手掛けたのは、一級建築士事務所o+hの大西麻貴さんと百田有希さん。

お店のコンセプトは、「公園からつながる、もうひとつの庭」。曲線が活かされた店内は、思わず歩き回りたくなるようなおしゃれでやわらかい雰囲気です。ガラス張りの扉から外の日差しが降り注ぎ、明るく開放感のあふれる店内で楽しくショッピングをすることができます。

建築士の大西麻貴さんは、愛知県名古屋市出身。ここ「マザーハウス 名古屋久屋大通公園店」では、壁面に常滑タイルを使用するなど、愛知ならではの文化を組み込んだお店づくりをされています。

この常滑タイル、ベンガラ色といってインドのベンガル地方でつくられていたタイルの色をあえて用いているのだとか。地元愛知や途上国の文化を取り入れたこだわりの内装は、他にはない魅力的な空間を演出しています。

「マザーハウス 名古屋久屋大通公園店」には、6カ国で生産されているアイテムがすべて取り揃っているのも魅力のひとつ。お店の規模が大きいので、商品の品揃えは抜群です!実際に手に取り自分の目で確かめることで、より一層品質の良さを体感することができます。

ひとつひとつ手づくりされた
丁寧かつ丈夫な魅力あふれる商品

ここで、名古屋久屋大通公園店で購入できる、マザーハウスの魅力が詰まった商品をいくつかご紹介します。女性だけではなく男性も目を引くような素敵なアイテムが盛りだくさん!

バングラデシュ製、彩り豊かなレザーバッグ

マザーハウスといえば、バッグは欠かせないアイテムのひとつです。

店内には、たくさんのバッグが並んでいます。形のバリエーションも豊かで色とりどり。普段使いやビジネスシーンなど、どのような場面でも活用できる素敵なバッグが揃っています。

レザーやジュート(麻)を用いたバングラデシュ製のバッグは、とにかく丈夫でシンプルかつ品のあるデザインが特徴。レディース・メンズともに種類もさまざまです。小ぶりのハンドバッグやパソコンなども入る大きなトートバッグ、シックでおしゃれなリュックなど、いろんな場面で活躍できるバッグが目白押し。

RINNEシリーズのバッグ

RINNEシリーズの革小物

こちらのバッグは、使われなくなったマザーハウスのレザーバッグをお客様から回収し再利用してつくられた「RINNE」シリーズ。世界でたったひとつだけのバッグに出会うことができます。

さまざまな色のレザーを組み合わせてつくられたバッグは、リメイクならではのビンテージ感があり、それも「RINNE」シリーズの魅力。職人の手によって、これまで使っていたお客様の思い出が詰まったバッグにさらなる命が吹き込まれる、そんな唯一無二のアイテムです。

バッグ以外にも財布やカードケース、ポーチなどいろいろなアイテムが!どれもシンプルなデザインで彩りも豊かなので、プレゼントなどにもおすすめです。

繊細な技術が光る、ジュエリー

マザーハウスでは、ジュエリーも豊富に取り揃えています。

インドネシアの古都・ジョグジャカルタの職人による技術でつくられた繊細で美しい線細工。スリランカで採れる、サファイアなどの色鮮やかな石。ミャンマー産の天然無処理の希少なルビー。

3カ国の個性豊かなジュエリーは、店内でも一際目を引く輝きを放っています。

ショーケースには、美しいジュエリーやアクセサリーがずらり。生産国によってそれぞれ異なる魅力があるので、違いを見比べるのも楽しいですね。各国の職人によって1点1点丁寧につくられたジュエリーに、ついつい見惚れてしまいます。

太陽の力と月の輝きを表現した、2色宝石を組み合わせたジュエリー「Day and Night(Shizuku)」

店内には、インドネシアの職人さんがつくった線細工のシャチホコの姿も!

女性の美しさをより一層引き立ててくれる、心きらめくマザーハウスのジュエリー。ぜひお店に立ち寄った際には、実際の目でその美しさを確認してみてください!

アパレルブランドE.(イ―ドット)

マザーハウスのアパレルブランド「E.(イ―ドット)」。インドの手紡ぎ・手織りの生地「カディ」を使った洋服が並んでいます。

ふんわりとした生地にやわらかな色合い。インドの職人たちによって手作業でつくられた洋服は、ひとつひとつ丁寧な仕上がりです。素材を楽しみながら着用できる、素敵な洋服たち。

シンプルなデザインなので、飽きずに長く着続けることができるのも魅力的。ポイントでベルトがついていたり、異なる生地をつなぎ合わせたり……。シンプルな中にも、マザーハウスならではデザインを楽しむことができます。

ストールやスカーフも色とりどりのバリエーションで用意されています。ワンポイントでコーディネートに取り入れると、一気に華やかな印象に!1枚持っているだけで、さまざまなシーンで活躍してくれます。

食品ブランド
「Little MOTHERHOUSE(リトルマザーハウス)」

“途上国から「食」の可能性を世界に”というコンセプトのもと、2021年2月に誕生したばかりの食品ブランド「Little MOTHERHOUSE(リトルマザーハウス)」。

ここでは、インドネシアのカカオを使った2種のチョコレートを販売しています。

インドネシアオリジンズ

ひとつめは、インドネシアの生カカオとカシューナッツを使った「インドネシアオリジンズ」。

天然に発酵された生カカオ豆を丸ごと78%と50%のハイカカオチョコレートでコーティングされたカカオエッグと、大きなサイズのカシューナッツをビターチョコでコーティングしたカシューチョコの2種類を味わうことができます。

余計なものが一切入っておらず、カカオ本来の味を堪能できる上品なチョコレートです。

イロドリチョコレート

ふたつめは、全12種類の彩り豊かなチョコレート「イロドリチョコレート」。

こちらは、京都にあるクラフトチョコレートメーカー「Dari K」とのコラボレーションした商品です。1枚で2種類の味をグラデーションで楽しむことができます。

店内には「イロドリチョコレート」と同じ色合いの革製品も!

日本の四季を12種類のグラデーションで表現しているのだとか。財布やケースなどに合わせて、同じ色合いのチョコレートを購入するのもワクワクして楽しいですね!

インドネシア産のカカオから独自の配合でつくられたホワイトチョコレートがベースとなり、そこに四季に合ったさまざまな素材をブレンドしています。パッケージも上品で綺麗なデザインなので、お土産やプレゼントにも喜ばれること間違いなし。

ここで、全12種類の中からおすすめのフレーバーをご紹介します!

ラベンダー×ブルーベリー「紫陽花(あじさい)」

ピンクとブルーのグラデーションがキュートな、ラベンダー×ブルーベリー「紫陽花(あじさい)」。

その名の通り紫陽花のように美しく可憐な色合いに、乙女心がくすぐられます!口に入れるとラベンダーのやさしい香りがふわっと広がり、甘さの中にほんのりブルーベリーの酸味も感じられる、しあわせな味わい。

黒胡椒×柚子「夜風(よかぜ)」

女性スタッフさんの中でも人気が高い、黒胡椒×柚子「夜風(よかぜ)」。

見た目はダークな色だったので、一体どんな味のチョコレートなんだろう……と少し不安もありましたが、食べてみるとあまりのおいしさにびっくり!黒胡椒の辛みが甘さの中で良いスパイスとなり、そこに柚子のさわやかな風味が混ざることでさっぱりとした味わいに。変わり種ではありますが、ぜひみなさんにも挑戦してみて欲しいフレーバーです!

ビーツ×栗「紅葉(こうよう)」名古屋限定 赤味噌入り

名古屋エリア限定のチョコレート、ビーツ×栗「紅葉(こうよう)」赤味噌入り。

「紅葉(こうよう)」に赤味噌が入った、名古屋エリアでしか手に入らない数量限定のフレーバーです。ビーツと甘い栗の中に、赤味噌の塩味とコクがほんのり効いた名古屋ならではの味。深みのあるおいしいチョコレートです。

イロドリチョコレートはすべてグラデーションになっているので、食べる部分によっても少しずつ味の変化を楽しむことができます。目で見ても楽しいおいしい、イロドリチョコレート。ひとつ食べると、ほかのフレーバーも試してみたくなりますね!

「途上国から世界に通用するブランドをつくる」という理念の通り、各国の素材や職人の技術の可能性を最大に活かし、品質の良い商品をつくり続けている「マザーハウス」。商品ひとつひとつに、モノづくりへのこだわりや想い、熱意を感じることができました。

名古屋の久屋大通公園へ訪れた際にはぜひ一度、マザーハウスの新店舗へ足を運んでみてはいかがでしょうか。あなただけの特別な逸品に巡りあえるかもしれませんよ!

スポット詳細

【マザーハウス 名古屋久屋大通公園店】
住 所 :〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦 3-15-10
           RAYARD Hisaya-odori park zone4
営業時間:10:00-20:00
定休日 :不定休
https://www.mother-house.jp/

名古屋生まれ、名古屋育ち。大学ではメディアプロデュースを専攻しデザインや広告について学びました。グルメやアート、ファッションに敏感で、趣味はイラストを描くこと・花束を作ること・映画を見ること。喫茶店やカフェめぐりが好きで、毎日1杯以上コーヒーを飲むのが日課です。グルメを中心に隠れた東海地方の魅力を発信していきます。

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