童話の世界へようこそ!大人も子どもも童心にかえれる「新美南吉記念館」
目次
童話の森を散策してみよう!
さて、次は冒頭でも少し説明した「童話の森」を散策してみましょう!
『ごんぎつね』の作品の舞台にもなった中山氏の城跡だと伝えられてきた場所で、小高い丘になっており、一周約7分でまわれます。
多種多様な木々が生い茂っています。
歩いていると、いろんな虫にも出会えます。道ばたには蝉が飛んできたり、大きなクロアゲハやトンボ、途中にはカエルやバッタなども見かけましたよ!
そしておもしろいのが、道ばたの木に備え付けられたクイズ。「これ何の木?」です。自然の勉強にもなりますね。
出口付近には水路があり、子どもたちが遊ぶ姿も……
また屋根付きの休憩スペースも完備されています。
カフェ&おみやげショップ
最後にご紹介するのは記念館の向かいに建つ「カフェ&Shopごんの贈り物」です。
ここはカフェとグッズショップが併設していて、記念館を利用しない人でも利用可能。(記念館からもそのまま入れます)
季節のフルーツを使ったメニューは数量限定
店内はこじんまりとしていて、ここでも南吉の世界を感じられるあたたかみを感じる空間。
メニューは主にドリンク中心ですが、おすすめは季節のフルーツを使ったパフェやかき氷(夏期限定)。写真は美浜町の神谷農園のなつみを使用した「みかんフラッペ 650円」。みかんの果肉&みかんシロップと、バニラアイスがのった、夏にはピッタリの一品。
こちらは「甘酒クリームトースト~知多半島産はちみつ添え~」のドリンクセット(単品は480円。ドリンクとセットだとドリンク代より200円オフ)
フワッとした生クリームにほどよい甘さのはちみつがちょうどいい甘さ加減です。
コーヒーの「権ブレンド 400円」は隣のショップでも購入可能!また、キツネのデザインのカップも可愛いのですが、これは常滑焼きのオリジナルカップ。ショップでも販売しているそうなのでチェックしてみてくださいね(※在庫がなければ次の入荷待ち)
オリジナルグッズもかわいいショップ
カフェのとなりのショップは、南吉にちなんだグッズをはじめ、常滑焼きの焼き物や童話にでてくるランプなど、オリジナルグッズも多くそろっています。
地元の常滑焼きや木工、知多木綿などを使った作家さんオリジナルの作品など、おもわず手にとってみたくなるものばかりです。
【Cafe&Shopごんの贈り物】
電話番号 :0569 – 26 – 1885
営業時間 :10時00分 ~ 17時00分(カフェはLO.16時30分)
休み :新美南吉記念館と同じ
Instagram:https://www.instagram.com/gon_no_okurimono/
~私は死ぬ けれど私の仕事は死なない~
これは晩年「都築弥厚(つづきやこう)」という人物の伝記を書こうとした際に、弥厚の死ぬ前の言葉として南吉が考えていた言葉ですが、死を意識するようになった南吉自身の思いだった……とも言われています。
まだまだたくさんの作品をつくりたかったであろう南吉ですが、一方でまわりに支えられ、
この言葉のとおり、南吉の作品は世代や世界の垣根もこえて、いまなお親しまれています。
大人になった今だからこそ、親子や家族、友達同士で南吉の童話の世界に触れてみてはいかがでしょうか。