大人も子どもも楽しい!お菓子の新しい文化とスタイルを発信する、浜松のスイーツ・コミュニティ「nicoe」
目次
おなかがいっぱいになったら、思いっきり遊ぼう!
nicoeの魅力は、食だけではありません。
こちらは、プレイグラウンド082(おやつ)。
「子どもの笑顔は、大人の最高のおやつ」という想いからつくられた、大人も子どもも楽しめる知育玩具の遊び場です。
浜松県産材である「天竜杉」の間伐材をふんだんに使った空間。プロデュースしたのは、俳優・伊勢谷友介さんが代表を務めるリバースプロジェクトです。木の香りや柔らかな手触りを楽しみながら、間伐材を使うことは森を守ること、などのお勉強もできます。そんな木の空間に、さまざまな遊具があります。
壁面が箪笥に!
こちらは、広島県府中市の「府中箪笥」です。気密性が高いため、ひとつの引出しを入れると、別の引出しが飛び出る、といった楽しみがあります。
終わりのない追いかけっこみたいで、子どもだけでなく、大人も楽しい。
こちらは、杉のボールを使ったパチンコのようなもの。子どもたちはいつまでもボールの行方を追っています。
木でできた動物たちのマグネットで遊べるコーナー。
こちらは、ボタンに触れるとお菓子に関するユニークな映像が流れます。ボタンを同時に押す隠しコマンドもあるそうです。
広場にむかうにつれ天井が高くなるドレミガリバートンネルは、床が鍵盤になっていて、その音階に応じた音とと光で楽しませてくれます。浜松はピアノでも有名なのは周知の通りですよね。
プレイグラウンド082には、椅子やテーブルが用意してあり、子どもたちが遊ぶ間、大人たちは情報交換や世間話で盛り上がる、といったこともよく見られます。時折大人も一緒になって遊んだりできる、憩いの場。
緑豊かな中庭を満喫
さて、店舗紹介の際に、ところどころ映りこむ中庭に気づいていただけましたか?こちらの中庭を散策することができます。
敷き込まれた石は、さりげなくnicoeのロゴ。
低木、中木、高木が綺麗にデザインされたお庭で、自然の樹形を生かした剪定が特徴的です。吹き抜ける風が心地よく、木漏れ日がキラキラと綺麗でした。ベンチもところどころ設置されているので、気候の良い時期はホッと一休みしたり、子どもたちと遊んだりできる空間です。冬の夜はイルミネーションを行うこともあるそうですよ。
想像力を引き出す「くるりの森」
中庭とは別のお庭もあります。ランドスケープと呼ばれるお庭に出ると目に留まる「くるりの森」と名付けられた遊具。智慧の輪をモチーフとしており、遊び方は特に決まっていません。既成のルールにとらわれず、想像力を無限に引き出す遊具なのです。(禁止事項がありますので、詳しくは現地で確認してくださいね。)
起伏に富んだランドスケープに、ところどころ椅子やテーブルが置かれています。休憩場所が多いこともnicoeの特徴で、公園にいるかのように、のんびりと過ごすことができます。
ランドスケープの横に、石の外壁の建物を発見。
窓から中を覗くと、春華堂のパイ生地をつくっているところを見ることができました。こちらは中に入れないのですが、外からその様子を見れるようになっています。
パウダールームもお洒落
コロンとしたサインがかわいらしいお手洗い。
土壁と照明と曲線が柔らかな小道を進むと、授乳室、パウダールーム、お手洗いと続きます。それぞれの空間が、ゆったりと確保されているのも嬉しい。
こちらはパウダールーム。女優鏡が特徴で、この鏡で写真を撮るインスタ女子も多いそう。
お手洗いを過ぎると、ピンクの壁面のテラス。こちらでも休憩ができます。
さて、ぐるりと施設内を一周する形で、エントランスのインフォメーションに戻ってきました。インフォメーション横のアジサイが綺麗。nicoeの植栽は、「Color」「Eat&Flavor」「Relax」「Play」の4テーマで構成されており、季節ごとに楽しめるようになっているのです。
来訪者への徹底したおもてなし、手づくりや職人への尊敬、ものづくりへの妥協は一切なく、細やかに行き届く配慮が、訪れた人々を笑顔にしてくれます。「子どもの夢と、大人の恋に。」というコンセプトが、明確に具現化された場所でした。
ご家族で、ご友人同士で、ご夫婦・カップルで。一日ゆっくりと楽しんでみてはいかがでしょうか。