2024年6月に高知県高知市にオープンした「OMO7高知 by 星野リゾート」。「OMO(おも)」は星野リゾートが全国に展開する「テンションあがる『街ナカ』ホテル」。街をこよなく愛するスタッフが地域の方々と仕掛ける、新感覚のホテルです。
コンセプトは「こじゃんと楽宴 さぁ、夜さ来い!」。毎日開催される「よさこい楽宴LIVE」、高知の食文化が味わえるビュッフェ、街の魅力をディープに体験する「ご近所アクティビティ」など、高知の魅力がまるっと堪能できます。
今回は実際に「OMO7高知 by 星野リゾート」に宿泊してきました。写真たっぷりでレポートしたいと思います。
※情報は取材時のものです。
ご利用の際には、各施設・各店舗の最新情報をご確認ください。
目次
高知旅の拠点におすすめ!
「OMO7高知」があるのは、とさでん交通「菜園場町」駅より徒歩約4分、JR「高知駅」よりタクシーで約5分の場所。(駐車場:103台)
「高知城」「ひろめ市場」など、高知市内の観光名所にもアクセスしやすく、高知旅の拠点におすすめです!
活気あふれるパブリックスペース
「OMOベース」がお出迎え!
「OMO7高知」に到着しました!
エントランスすぐの場所に広がっているのはパブリックスペース「OMOベース」。鳴子をイメージしたカラーが印象的で、開放感あふれるゆったりとした空間です。
「OMOベース」の中央にドドンと鎮座する大階段。「よさこい楽宴LIVE」「えいとこ全部わかるがで!土佐のおきゃく講座」などのイベント時以外は、休憩スペースとして利用できます。土佐弁の看板にほっこり。
「ご近所マップ」で街のディープ情報を知ろう!
大きなボードに描かれているのは「ご近所マップ」。
「OMO7高知」のスタッフさんが実際に足を運んで見つけてきた、徒歩圏内のディープな情報が紹介されています。高知の特産であるカツオについて知れるボードも要チェック!
ショップでOMOオリジナルグッズをGET!
「OMOベース」にあるショップでは、塩けんぴやクッションなどのオリジナルグッズも販売。お土産にもぴったり!
「うたげスイート」でおきゃく体験
ルームプレートは、天狗やおかめなど高知の宴席に関するデザインになっていました。館内にはこうした高知らしさが散りばめられているので、ぜひ探してみてくださいね!
客室は旅のニーズに合わせた8タイプ全133室。
こちらの「うたげスイート」は、⾼知の宴会⽂化「おきゃく」をテーマにしたコンセプトルームです。⾊鮮やかな⼤⽫に盛られた「皿鉢料理(さわちりょうり)」のイメージから着想した丸いテーブルが、楽しい楽宴を演出しています。
「うたげセミスイート」は、壁一面が窓とウォールアートになっていて開放的!
大きな窓からの眺望も見事です!
旅の疲れを癒す大浴場「トサノユ」
まずは大浴場「トサノユ」で旅の疲れをリフレッシュしましょう!
特徴は露天風呂の前に広がる庭園。トサミズキ・トサシモツ・トサノミツバツツジといった代表的な山野草をはじめ、豊かな土佐の自然を取り入れています。高知の名所「高知県立牧野植物園」を彷彿とさせます。
街中のホテルにいるという事を忘れ、森の中にいるような気分に。
サウナが楽しめるのも嬉しいポイント!
20分ごとのオートロウリュで心地よい温度&湿度がキープされています。庭園の植物を眺めながらの「ととのいタイム」は最高でした。
「OMOカフェ&バル」でひと休み
大浴場でリフレッシュした後は、1Fにある「OMOカフェ&バル」でひと休み。ランチからBARタイムまで、ちょっと一息にぴったりです。
今回はイチオシという「カツオドッグ」をいただいてみました。カツオを混ぜ込んだソーセージにかつお節がたっぷり!スモーキーな味わいは、お酒にも合うこと間違いなし。
高知では年間を通して生産されている「みょうが」を使った「みょうがネード」は、爽やかな香りでスッキリとした味わい。
OMOレンジャーが語りつくす!
「土佐のおきゃく講座」
高知の文化を体験できる仕掛けが満載なのも「OMO7高知」の魅力!
毎日17:00〜17:30に開催されている「えいとこ全部わかるがで!土佐のおきゃく講座」に参加してみました。
高知といえば、お酒と交流を楽しむ宴会好きの県民性。この講座では、そんな高知の宴会文化「おきゃく」の魅力について、OMOレンジャーが語りつくします。
宴会のお座敷遊び「べく杯」や「菊の花」の体験コーナーも!講座が終わる頃には、すっかり「おきゃく」の虜になってしまいました。
高知の食文化が味わえるビュッフェ
お待ちかねの夕食タイム!ホテル2Fにある「OMOダイニング」で、高知の食文化をビュッフェスタイルで堪能できます。
高知と言えば、カツオ!目の前で仕上げる藁焼きカツオのたたきは大迫力です。思わずおかわりしてしまうほどのおいしさでした。
ビュッフェは高知ならではの名物料理「皿鉢料理(さわちりょうり)」のように、大皿に盛り付けて「マイ皿鉢」がつくれます。
柚子酢(ゆのす)を使った寿司、ツガニのそうめん、ゆずポン酢など、高知らしいメニューがずらり。
「マイ皿鉢」が完成しました〜!
やっぱり高知の食にはお酒も欠かせません。地酒を楽しめる飲み比べセットや、高知のクラフトビールなど、お酒のメニューも充実しています。(※ビュッフェとは別料金です)
デザートはできたての芋けんぴをトッピングしたパフェ。高知の食文化をたっぷりと堪能できました。
大迫力の「よさこい楽宴LIVE」
夕食の後は毎日21:00〜開催されている「よさこい楽宴LIVE」。高知の夏の風物詩「よさこい祭り」が体感できるアクティビティです。
地元クリエイターの協力のもと、踊り、音楽、衣装、全ていちから創作したOMO7高知のオリジナルよさこいです。
ショーは鳴子を持って参加!スタッフさんが鳴子の鳴らし方もレクチャーしていただけるのでご安心を◎
最初は高知市民に親しまれている「正調よさこい鳴子踊り」からスタート!厳しい稽古を重ねたスタッフさんたちの演舞は大迫力です。
ショーの途中には、よさこい鳴子踊りのレクチャーコーナーも!恥ずかしがらずに、ぜひ参加してみてくださいね。OMO7高知ならではの思い出になること、間違いなし。
最後は、ここでしか見ることのできない「OMO7高知オリジナル演舞」。「はっ、はっ」という掛け声がフィナーレをさらに盛り上げます。
ショーの後は記念撮影タイムも。「こじゃんと、よさこい」の掛け声でハイチーズ!
お部屋で二次会「酔っちょれセット」
高知の夜はまだまだ終わりません。
「まだまだ飲み足りない〜」という、お酒好きの方におすすめなのが「酔っちょれセット」。夕方の「土佐のおきゃく講座」で学んだお座敷遊びが体験できるセットです。
おつまみ・高知の地酒2本・べく杯がセットになっています。
さっそくお座敷遊び「べく杯」に挑戦してみることに!
陶器のコマを回して、止まった時に軸の向いている方角に座っている人が、出た絵柄の杯に酒を注いで飲み干します。実際にやってみると、コマを回すのが想像以上に難しい!
べく杯のおかげで宴は大盛り上がり!おいしいおつまみと地酒と共に、高知の宴会文化が楽しめました。べく杯は持ち帰りOKなので、ご自宅でも楽しめますよ。
「OMOダイニング」で
1日のエネルギーチャージ!
朝食は2Fの「OMOダイニング」で、モーニングビュッフェ!
「田舎ずし」「じゃこ天」など、高知の郷土料理にインスパイアされたビュッフェメニューがずらりと並びます。
パンやカレーなど洋食メニューも充実!
モーニングビュッフェで特におすすめなのが、かつおの漬け丼。漬けにしたカツオをお好みでご飯に乗せ、タレをかけて完成!ミョウガをトッピングしてもおいしいですよ。
日曜市名物「いも天」は作り立てがいただけます。優しい甘さの衣と、ほくほくのサツマイモがたまりません。
柚子が香るフレンチトーストもできたて!
朝からしっかりとエネルギーチャージできました。
エネルギッシュな高知のハチキンに出会える!
「ちっくと食べやぁ、グルメな木曜市ツア ー」
朝食でしっかりエネルギーチャージした後は、アクティビティ「ちっくと食べやぁ、グルメな木曜市ツアー」に参加してみました。まずは「ご近所マップ」の前で、木曜市についてのレクチャーからスタート!
高知市では曜日ごとに開催される街路市があり、現在は火・木・金・日曜にそれぞれ異なる場所に露店が並びます。
OMO7高知では開業時から日曜市のガイドツアーを実施していますが、「より多くの方に街路市の魅力を伝えたい」と、新たに木曜市のツアーもスタート。木曜市は日曜市と比較して小規模ながら、その分ゆっくりと店主さんと交流できるのが魅力なのだとか!
路面電車に揺られて、いざ木曜市へ!
4つの街路市のうち2番目に規模が大きく、約70店舗が並ぶ「木曜市」。野菜や果物といった生鮮から、和菓子やパンなど、さまざまなお店が軒を連ねています。
オフィス街も近いので、ランチを買いに来る方も多いのだとか!
木曜市の看板グルメ「いも天」など試食が楽しめるのも、「ちっくと食べやぁ、グルメな木曜市ツアー」の魅力です。
※出店状況により試食・試飲内容の変動あり
高知のソウルドリンク「冷やしあめ」で乾杯!
OMOレンジャーさんが店主さんとの交流を繋げてくれるので、はじめてでも「木曜市」を満喫できました。高知でしか体験できないディープなご近所ツアー、ぜひ参加してみてくださいね!
今回は「OMO7高知 by 星野リゾート」の宿泊レポートをお届けしました。
「こじゃんと楽宴 さぁ、夜さ来い!」というコンセプトの通り、高知の文化から食まで、ディープな高知をこじゃんと堪能できました。
泊まるだけでなく、その土地の魅力を丸ごと体験できる「OMO7高知 by 星野リゾート」。ぜひ訪れてみてくださいね。新たな高知の魅力にきっと出会えるはず!