【1日1室限定】「OMO5京都祇園」のよーじやべっぴんルームに泊まってみました。

京都府
掲載日:2024.02.05
【1日1室限定】「OMO5京都祇園」のよーじやべっぴんルームに泊まってみました。

2021年11月に京都・東山にオープンした「OMO5京都祇園 by 星野リゾート」。コンセプトは「今日は祇園ぐらし」。八坂神社まで徒歩1分と好立地で、暮らすように祇園を満喫できると話題のスポットです。

今回はそんな「OMO5京都祇園」で、OMO×よーじや共同企画第4弾「よーじやべっぴんルームステイ〜京のことはじめ〜」を体験してきました。1日1室限定のコラボルーム「よーじやルーム」で、よーじやの肌ケアアイテムを試せたり、オリジナルスイーツを味わいながら滞在を楽しめるプランです。

写真たっぷりでレポートしたいと思います。

※情報は取材時のものです。
ご利用の際には、各施設・各店舗の最新情報をご確認ください。

八坂神社まで徒歩1分!
京都散策にぴったりの好立地

「OMO5京都祇園」の魅力の1つは、八坂神社まで徒歩1分という好立地!京都を代表するにぎやかな繁華街「四条通」沿いにあり、八坂神社〜清水寺といった京都の定番観光スポットも、ふらりと手ぶらで行けちゃいます。

京阪電車「祇園四条」駅から徒歩約6分なので、京都観光の拠点にも!

白い暖簾をくぐると、奥に細長い・京町家を彷彿させる空間が広がっています。

ご近所情報&花街文化をチェック!
パブリックスペース「OMOベース」

チェックインカウンター先にあるのは、パブリックスペース「OMOベース」。

徒歩圏内のディープな情報が満載!「ご近所マップ」

QRコードを読み込むと、お店までのMAPが表示されるので祇園エリアは初めてという方も安心!

壁一面に広がる「ご近所マップ」には、OMO5京都祇園のスタッフさんが実際に足を運んで見つけてきた、徒歩圏内のディープな情報が紹介されています。

ガイドブックにも載っていない穴場スポットが満載なので、ぜひチェックしましょう!スタッフさんに声をかけると、おすすめも教えてもらえますよ。

花街の文化に触れる「祇園花街 暮らしのいろは」

茶臼で茶葉を挽くこともできる「祇園てくてく茶会」

「OMOベース」には、「祇園花街 暮らしのいろは」のコーナーも!ちまきや千社札など、祇園花街の文化がわかりやすく紹介されています。

散策の前にチェックしておくと、京都旅がより楽しくなること間違いなし!

OMO×よーじや共同企画
1日1室限定「よーじやべっぴんルーム」

今回滞在したのは1日1室限定の「よーじやべっぴんルーム」。京都の老舗化粧品ブランド「よーじや」とのコラボルームです。

レトロ可愛い空間に、ワクワクが止まりません!

暖簾の先は寝室エリア。最大5名まで宿泊できるので、ファミリーやグループ旅行にぴったり!ベッドがぴったりとくっついているので、小さなお子さん連れの方も安心◎

ちなみに、よーじやのお馴染みのロゴマークは「よじこ」という名称なのだそう。部屋中にOMOコラボのよじこさんがいっぱい!

お部屋には、L字型のミニキッチンスペースも。なんとOMO5京都祇園は、36室中24室にミニキッチンが付いているんです!

キッチン下の収納スペースには、フライパンやお鍋、食器やカトラリーなどが用意されています。IHキッチンや電子レンジもあり、簡単な調理も可能。コンセプトの通り、暮らすように祇園を満喫できちゃいます。

コラボ限定のルームウェアに着替えて、リラックスタイム。

コラボプラン限定の
オリジナルスイーツでティータイム

小豆を散りばめた抹茶羊羹、オレンジピールのアクセントが効いたきなこクリームオムレット、苺フランボワーズ餡を乗せた団子の3種

まずは「祝い菓子」でティータイム!

京都市内に展開する「よーじやカフェ」のパティシエが、本プランのためだけに考案したというオリジナルスイーツです。

梅干と結び昆布を入れた湯呑に、急須で淹れたお茶を注ぎます。

京都で縁起の良い飲み物として飲まれる大福茶(おおぶくちゃ)と一緒にいただきました。このプラン限定のスイーツが食べられるなんて、贅沢ですよね〜!

「よーじや」の肌ケアアイテムが
じっくり試せる!

「よーじやべっぴんルーム」の魅力は、よーじやの肌ケアアイテムがじっくりと試せること!

コラボルームの一角にはスペシャルなパウダールームがあり、よーじやの肌ケアアイテムはもちろん、スチーマーやアイロンまでそろっています。これはテンションが上がりますね〜!

よーじやの新フェイシャルケアブランド「su-ha(すーは)」も。「低刺激&シンプル設計」を活かし、8つのアイテムを組み合わせ、今のお肌の状態に合ったケアをご提案するフェイシャルケアブランドです。

スキンケアアイテムは実際に使ってみないと、なかなか効果がわかりにくいもの。時間が経った翌朝の肌の状態までしっかりとチェックできるのは、コラボルームだからこその魅力です。朝と夜で異なる種類を試してみるのもおすすめ!

そのほか、シャンプーやコンディショナー、ボディソープやハンドソープまで、よーじやこだわりの肌ケアアイテムが用意されているので、よーじやを丸ごと体験できますよ!

コラボルーム宿泊で、よーじやアイテムのプレゼントも!

コラボルームに宿泊すると、よーじやアイテムのプレゼントも!

日本文化を楽しむ

和菓子と抹茶でお茶会体験「祇園てくてく茶会」

和菓子の名店が数多く立ち並ぶ、祇園の町。「OMO5京都祇園」では、和菓子が楽しく味わえる無料サービスも!(※和菓子の購入には別途料金がかかります)

先ほどご紹介したパブリックスペース「OMOベース」で、15時〜18時の時間帯に開催される「祇園てくてく茶会」。ホテル周辺で買った和菓子を持ち寄ると、お抹茶道具がセットになった「抹茶かご」が借りられます。

OMOレンジャーがおすすめの和菓子屋さんも教えてくれますよ!

抹茶を飲んだことはあっても、自分で抹茶を立てる機会はなかなかないですよね!

自分で点てたお抹茶は、ふわふわの口当たりで苦味もまろやか。筆者はすっかりお抹茶に魅了され、翌日には京都でお抹茶セットを購入してしまいました。

昔遊びや舞妓遊びを楽しむ

お部屋には、昔遊びや舞妓遊びが楽しめるセットもありました。

平安時代から遊ばれているという「投扇興(とうせんきょう)」を使った舞妓遊びに挑戦!シンプルなルールなのに奥深く、思わず白熱してしまいました。ぜひ挑戦してみてくださいね。

名店の味をお部屋で楽しめる
「仕出し料理」

夕食はお部屋で「仕出し料理」をいただくことに。

行事やお祝いごとの際、来客をもてなす際に、料理をつくって届けてもらう「仕出し」は、京都では今でも欠かせない食文化のひとつ。

今回は、明治創業の京寿司老舗「いづ重」の京寿司盛り合わせをチョイス!

※別途料金(要事前予約)

いづ重と言えば、鯖寿司!分厚い鯖とお米に昆布がぐるっと巻かれ、昆布から出る出汁がまろやかな旨みに。こんな味わい深い鯖寿司は初めてです!

巻き寿司や稲荷寿司、箱寿司など、どれも丁寧に仕込まれていて絶品。名店の味をお部屋でゆったりと味わえるのは、仕出し料理の魅力ですね。

夜の祇園を散策

夕食後は夜の祇園を散策してみました。

ライトアップされた八坂神社をゆったりと堪能できるのは、OMO5京都祇園の立地だからこそ。荷物も持たずに、手ぶらで祇園をぶらり。まさに暮らすように祇園を満喫する「今日は祇園ぐらし」です。

寝る前におへやベーカリーをセット!

京都は、パンの支出額が全国トップクラス。そんな京都のパン文化が体験できるのが「焼き立て おへやベーカリー」。

つくり方はとっても簡単!材料を客室備え付けのホームベーカリーに入れて、タイマーをセットするだけ。

あとはワクワクしながら、おやすみなさい。

朝だかこその特別な祇園に出会える
「祇園うるわし朝まいり」

「OMO」では、ホテルだけでなくその街がもっと楽しくなる「ご近所アクティビティ」と呼ばれる、イベントやガイドツアーを毎日開催しています。

今回は、「うるわしい」をテーマに朝の祇園を巡るツアー「祇園うるわし朝まいり」に参加してみました。華やかな街並みを歩きながら、花街や、神社仏閣の門前町である祇園のうるわしい文化を体感するツアーです。

まずは「ご近所マップ」でルートを確認。神社を巡るので、事前にお賽銭を準備しておきましょう。

※うるわしい:美しい、人に感銘を与えるさま、整っている、本物であるという意味

祇園ならではの情緒漂う「花見小路」

ホテルを出発して最初に向かったのは、祇園ならではの情緒漂う「花見小路」。

日中は観光客で賑わう「花見小路」も朝だとこんなに静か。人通りがほぼなく、スーっとした空気は朝まいりならでは。早起きした甲斐がありました!

散策しながら祇園に関する豆知識をOMOレンジャーさんが教えてくれます。

例えば、屋根の上にいるのは町屋の守り神「鍾馗(しょうき)」さん。疱瘡除けや学業成就に効果があるとされています。

そんな鍾馗さん、少し目線を斜め下にしていますよね。その理由は払った厄がお迎えの建物に跳ね返ってしまわないようにしているためなんだとか。

こうした普段だったら素通りしてしまう隠れたスポットが知れるのも、「祇園うるわし朝まいり」の魅力!

「縁切り神社」とも呼ばれるパワースポット「安井金毘羅宮」

「花見小路」を抜け、「縁切り神社」とも呼ばれるパワースポット「安井金毘羅宮」にやってきました。

参拝後に「形代」を片手に握り、「縁切り縁結び碑」をくぐり悪縁を断ち切り良縁を呼び込みます。

日中や週末には行列ができるそうですが、朝の時間なので、ゆっくりと参拝することができました。

「ねねの道」や「高台寺」など、おだやかな朝の小道を巡りながら散策。朝のシャキッとした空気の中の散策は、歩いているだけで清らかな気持ちに。

「八坂神社」で御千度詣

ツアーの最後は「八坂神社」へ。実はこちらが正門なのだそう!

OMOレンジャーさんに「御千度詣」の方法をレクチャーしていただきました。本殿の正面と裏側での参拝を3回繰り返します。3周して参拝をすることで、合計で千回分とみなしています。

これまで何度か八坂神社を訪れたことがありましたが、この参拝方法は初めて知りました。

「祇園うるわし朝まいり」の一番の見どころは、八坂神社の境内にある「美御前社(うつくしごぜんしゃ)」。祭神が容姿端麗であったとの言い伝えから美容の神として信仰され、美容祈願のご利益(りやく)で知られています。

社前に湧き出る「美容水」を肌に数滴つけると、身も心も綺麗になるという言い伝えも!

ツアー後は、黒七味で有名な老舗「原了郭(はらりょうかく)」の「御香煎(おこうせん)」でひと休み。「御香煎」とは、昔の旅人がお参り後に喉を潤していた漢方が原料の飲み物。白湯に溶いて飲むと、さわやかな清涼感が口の中いっぱいに広がります。

ちなみに「OMO5京都祇園」の並びに「原了郭」のお店はあるので、お土産としてもおすすめですよ!

朝だからこその特別な京都に出会える「祇園うるわし朝まいり」。心がスーッと整いました。

パンの香りで目覚める京の朝ごはん
「おへやベーカリーセット」

部屋に戻るとパンの良い香りに包まれていました。「おへやベーカリーセット」で朝ごはんタイムです!

ドキドキしながらホームベーカリーから取り出して見ると、ふわふわの食パンが焼き上がっていました!

抹茶スプレッド・豆乳ディップ・粒あんなど6種類のコンディメント、ドリップコーヒーがセットです。

館内自販機で販売している「京の野菜ジャム」や「京のすうぷ屋さん」をプラスすると、より贅沢なモーニングタイムに!

一泊二日とは思えないほど、さまざまな京都の文化に触れ、「今日は祇園ぐらし」というコンセプトの通り、暮らすように祇園を堪能することができました。ぜひ「OMO5京都祇園」でいつもと違う京都旅を楽しんでみてくださいね!

 

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スポット詳細

【OMO5京都祇園 by 星野リゾート】

住所:京都府京都市東山区四条通大和大路東入祇園町北側288

https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo5kyotogion/

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