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今回ご紹介するのは、名古屋市港区・戸田川緑地公園のすぐそばの倉庫で、暮らしをたのしむためのアイディアを提案するショップを営む「QUOTE_UNQUOTE(クォート・アンクォート)」。店内には、オーナーご夫婦がセレクトしたこだわりのアイテムがそろいます。
自家焙煎コーヒーをいただけるコーヒースタンド「DEARS COFFEE(ディアーズコーヒー)」も併設されています。オーナーの坂さんが丁寧に一杯ずつドリップしたコーヒーをいただけますよ。
お店があるのは、戸田川緑地公園の東側・第5駐車場のすぐそば。倉庫をリノベーションした建物が目印です。
この場所だからできることを
コーヒーを淹れていただきながら、オープンのきっかけについてお伺いしました。
坂さん:「もともと、僕らは栄でデザイン会社をやっていたんです。現在も、グラフィック・WEBデザイン・店舗デザインやブランディングなど、幅広く活動しています。そんな中で、企業としてもっと、生活のアイディアを提案していける場をつくっていきたいと思い、この場所に、QUOTE_UNQUOTEをオープンすることにしました。
実際に移転してみると、名古屋駅から車で20〜30分ほど場所にも関わらず、とても落ち着いているんですよね。空気も良くて、目の前に公園があるので、緑が豊かなことも気に入りました。今の時代は、インターネットが発達しているので、僕らがどこにいても、都会との距離を感じることはありません。自分たちの拠点はどこであってもいいんだと思えたのも、移転を決めた大きな理由でもありました。
定期的にポップアップストアや展示会、なども開催していますが、この場所だからこそ、できることってたくさんあると思うんです。そういう、この場所だから、僕らだからできることを今後も増やしていきたいですね。」
コーヒーを通して、コミュニケーションを「DEARS COFFEE」
−コーヒースタンドをはじめられたきっかけはなんだったんですか。
坂さん:「コーヒーって、嗜好品だと思うんですよね。一緒に時間を過ごす人、状況や景色によっても大きく変化しますし、生産地や品種もたくさんの種類があります。
コーヒーがあれば、家族や仲間と過ごす大事な時間、仕事でミーティングを進めるための話題づくりやアイデアを話し合うときなども、リラックスしてコミュニケーションが取れます。そんなコミュニケーションづくりのきっかけになればと思い、10年ほど前から、コーヒーについて本格的に学びはじめたんです。
「DEARS COFFEE(ディアーズコーヒー)」の由来は、受け取る側も贈る側も喜んでいただけるようにと想いを込めて「DEAR」とつけました。最初は、僕が仕事で関わったお客さんに贈っていたのですが、次第にお客様から、このコーヒーはどこで買えるの?と言っていただける機会が増えて、オープンする際に、コーヒースタンドを併設したんです。
戸田川緑地公園が近くにあるのでBBQの合間に来られる方や、外のウッドデッキでお子さんが遊んでいたり、ご近所の方も気軽に来ていただいています。コーヒースタンドがあることで、お客様にふらっと寄っていただけるのでうれしいですね。」
坂さんに淹れていただいたコーヒーをいただきました。この日いただいたコーヒーは「ブラジルショコラ」という品種のコーヒー。
ブラジルコーヒーというと、シャープな苦味がある印象でしたが、ブラジルショコラは、コクとほどよい甘みがあり、とってもまろやかな味わい。香りもとてもよくとっても美味しかったです。
種類もたくさんあるので、どれにしようかな?と迷ってしまいそうです。そんなときは好みの味を伝えて、おすすめを聞いてみてくださいね!
ギフトにぴったりなドリップパックの詰め合わせても。1つからも、購入できます。コーヒー豆は100g600円ほど〜購入できるので、気になるものがあれば試してみてくださいね。