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2019年夏にオープンした、名古屋市天白区のインテリアショップ『source store』。名古屋市・大須に本社を構える家具メーカー「吉桂」のオリジナルブランド「source (ソース)」のコンセプトショップです。
sourceとは、「家具を考えることは、家族を想うこと」をテーマに、TOCCO(トッコ)・BIS(ビス)・SALA(サラ)・Y HOPE(ワイホープ)・PURO(プーロ)の全5シリーズから成り立つ吉桂の主力ブランドのこと。
今回はsource storeのみどころや、sourceの各シリーズについてもご紹介していきます。
店内のスタイリングは、蔵前のデザイン会社&セレクトショップ「SyuRo」の宇南山加代子さんが手掛けました。
店内は、各シリーズごとに構成。全5シリーズだけでなく、食器やタオル、クッションカバーなどの雑貨や、1点ものの国内作家の作品も展示しています。
sourceの全5シリーズ
はじめに、sourceの全5シリーズをご紹介していきます。
sourceの特徴は、日本の住まいの基準寸法の一つである「江戸間」をモジュールとして設計されていること。限られた日本の住空間でもすっきりと家具が収まります。
また、家族の成長やライフスタイルの変化に合わせて買い足せるよう、基本的に廃盤をせず、なるべく価格を維持しているというのもポイント。その背景には「家族の笑顔をつくる、暮らしの源(source)となりたい」という想いが込められています。
1番のロングセラー「TOCCO(トッコ)」
sourceのなかで1番最初に誕生したシリーズ「TOCCO(トッコ)」。
TOCCOとは、イタリア語で「タッチ」や「ノック」という、ものに触れるという意味があります。木のぬくもりを感じて欲しいという想いが込めらえています。主材にはサイアムマホガニー無垢材を使用。シンプルながら、他にはない可愛らしいデザインが魅力です。
TOCCOの弟分「BIS(ビス)」
TOCCOの弟分として発表されたシリーズ「BIS(ビス)」。
BISとは、イタリア語でアンコールを意味します。生活の道具として常に身近にあり、いつも利用したくなる家具を目指して開発されました。TOCCOよりもお値打ち感があり、突き板仕様にすることで価格を抑えています。どんな雰囲気のお部屋にもすっと馴染む、シンプルなデザインが特徴。
北欧風のナチュラルテイスト「SALA」
北欧風のナチュラルテイストなシリーズ「SALA(サラ)」。
SALAとは、イタリア語で広間を意味し、英国ではサロンと呼ばれています。サロンのようにくつろげる空間に仕上げてくれるシリーズです。
主材には「ホワイトオーク」を使用。どんなインテリアにも馴染みやすいナチュラルな雰囲気が人気の理由です。すべてのアイテムの脚部にみられる丸棒が特徴。
ウォルナット材をふんだんに使った「Y HOPE(ワイホープ)」
ワンランク上の家具をお探しの方におすすめなのが「Y HOPE(ワイホープ)」。
sourceシリーズの高級グレード家具として、北米産のウォルナット無垢材を主材に、木のうつくしさを求めてデザインされたシリーズです。オイルフィニッシュなので、素材そのものがもつ手触り感を残した仕上がりとなっています。
今一番人気のシリーズ「PURO(プーロ)」
今一番人気のシリーズ「PURO(プーロ)」。
主材は「ベリーゼ」という独特の目を持つ、美しい木材。天板にはもちろん、脚部や前板にもふんだんにベリーゼの無垢材を使用しています。無垢材の美しさを感じるためのシンプルでダイナミックなデザインが魅力。Y HOPEと並び、sourceブランドの最上級シリーズです。
セミオーダーも可能。「source plus」
sourceブランドの家具は基本的にタイの協力工場で製造しています。大手ハウスメーカーの建築資材もつくっている工場なので、価格だけでなく品質も安心。ですが、海外生産だと商品サイズが限られてしまいます。
そこで、国内の職人によってオーダーメイドが可能なシリーズが誕生しました。それが「source plus」です。オーク・ウォルナット・チェリーなど材種が選べ、サイズも1cm単位でオーダーできます。