【東海】今時期しか見られない!冬の絶景スポット 9選

掲載日:2024.02.16
【東海】今時期しか見られない!冬の絶景スポット 9選

今回は、東海エリアで見られる冬の絶景スポットを集めました!

寒い冬は空気が澄んでいて、いつもの景色がより一層綺麗に見える素敵な季節です。白銀世界の幻想的な景色に、ついうっとりしてしまうことまちがいなし。雪や氷、イルミネーションなど、冬限定の絶景スポットをチェックしてみてくださいね!

【愛知県 豊田市】湧水広場の氷瀑(ひょうばく)

愛知県豊田市稲武町にある大井平公園付近の湧水広場に毎年つくられる、巨大な氷柱「氷瀑(ひょうばく)」。

なんとこの氷瀑、稲武町在住の水道屋さんご一家の手間と自然がつくりあげているのだとか。毎年この時期になると、この氷瀑を一目見ようと多くの観光客で賑わいます。

気温が下がる12月頃から、柱を建てそこに山から流れる水をかけて巨大な氷柱へと仕上げていきます。氷瀑が立派に出来上がるまで、この作業をほぼ毎日おこなっているそうです。

自然の力と人の努力で生み出された氷瀑は、日々形も変化していくので、訪れたそのときにしか見ることのできない貴重な氷瀑の姿を堪能できます。

夜にはライトアップが実施され、さらに幻想的な雰囲気に!さまざまな色に染まる氷瀑は、見応えも抜群です。

人と自然の力が織りなすアートを味わいに、冬の稲武町へ遊びにいってみてはいかがでしょうか。

【湧水広場の氷瀑(ひょうばく)】
住 所  :〒441-2513 豊田市稲武町六郎木
駐車場  :あり(大井平公園駐車場)
電 話  :0565-83-3200(いなぶ観光協会案内所)
web             :https://www.inabu-kankou.com/inabuarticle/389(いなぶ観光協会)

【岐阜県 大野郡】白川郷

世界遺産に登録されていることでも有名な、岐阜県大野郡白川村の「白川郷」。

荻町地区には大小合わせて100棟余りもの合掌造りが残されており、日本の原風景である農村文化・生活・暮らしを感じることができる、人気の観光スポットです。

白川郷では12月下旬から3月上旬頃まで雪が降り、村全体が白く染まります。

標高約50mほどの高さにある「城山天守閣」に設置されている展望台からは、合掌集落のパノラマを一望することができます。白川郷へ観光で訪れる人は、必ず立ち寄る定番のスポットです。

限られた日だけですが、夜にはライトアップも開催しています。(ライトアップは、完全予約制)

合掌造りの窓からこぼれる暖かな灯りがノスタルジックな雰囲気を演出。思わず息をのんでしまうほどに美しい夜の白川郷は、昼間とはまた違う幻想的な顔を見せてくれます。

日本国内のみに留まらず、海外からの観光客をも惹きつける、魅力あふれる冬の「白川郷」。ぜひみなさんも、日本の昔ながらの美しい冬を感じに白川郷へ訪れてみてくださいね。

【白川郷(しらかわごう)】
住 所  :〒501-5627 岐阜県大野郡白川村荻町
駐車場  :有料駐車場あり(村営せせらぎ公園駐車場)
電 話  :05769-6-1311(白川村役場)
web             :https://www.vill.shirakawa.lg.jp/

【岐阜県 高山市】新穂高ロープウェイ

岐阜県高山市の奥飛騨温泉郷にある「新穂高ロープウェイ」。日本で唯一の2階建てロープウェイで、標高2,000メートルを超える雲上の絶景を楽しめる人気のスポットです。

山頂までは、2つのゴンドラを乗り継いで向かいます。山頂からの景色はもちろんですが、ゴンドラから見る景色も格別です。山々が白い雪を身にまとった姿は、なんとも神秘的で美しい!

ロープウェイを使えば小さなお子さんからお年寄りまで簡単に山頂までいけるので、温泉旅行のついでにドライブがてら立ち寄るのもおすすめです。

四季を彩るさまざまなイベントも開催!

ロープウェイに乗って標高2,156mの山頂までいくと、北アルプスの景色を360度大パノラマで堪能できる展望台があります。山頂の透き通った綺麗な空気を思いっきり吸えば、自然と心も体もリフレッシュできますよ。

「新穂高ロープウェイ」に乗って、大自然が生み出す壮大な絶景を全身で感じましょう!

【新穂高ロープウェイ】
住 所  :〒506-1421 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷新穂高温泉
駐車場  :有料駐車場あり
電 話  :0578-89-2252
web             :https://shinhotaka-ropeway.jp/

【岐阜県 高山市】飛騨大鍾乳洞

岐阜県高山市の飛騨高山と奥飛騨温泉郷の中間にある「飛騨大鍾乳洞」。

全長800mにも及ぶ国内屈指の鍾乳洞として有名で、冬はもちろん、夏は洞内の通年平均気温が約12℃になるため避暑地としても人気の観光スポットです。

1月上旬〜3月上旬にかけて冬の期間は「氷の渓谷」を見ることができます。

高さ最大30m、幅200mもの氷柱が連なった様はまさに圧巻の迫力!澄んだ氷でできた蒼白な「氷の渓谷」は、自然の力が作り出す芸術作品といっても過言ではありません。

2月の土曜日にはライトアップも開催され、昼間とは違う幻想的な姿に変身します。「氷の渓谷」はもちろん、飛騨大鍾乳洞の中も見どころ満載なので、たっぷりと楽しめますよ!

ペットを連れての観覧も可能なので、家族みんなで冬の思い出づくりに訪れるのもおすすめです。

【飛騨大鍾乳洞】
住 所  :〒506-2256 岐阜県高山市丹生川町日面1147
駐車場  :無料
電 話  :0577-79-2211(飛騨大鍾乳洞観光株式会社)
web             :https://www.syonyudo.com/

【岐阜県 高山市】平湯大滝

岐阜県高山市にある「平湯大滝」。飛騨三大名瀑のひとつで、日本の滝百選・岐阜の名水50選にも選ばれる、由緒正しい歴史を持つ滝です。

落差64m、幅6mの迫力満点な「平湯大滝」は、2月の寒い時期が訪れると巨大な氷柱へと姿を変えます。豪快に流れる滝が凍てつく様は、美しさと強さを兼ね備えた芸術作品のよう。

毎年2月になると、滝の氷瀑と合わせて「平湯大滝結氷まつり」が開催されます。

2024年の開催日は、2月15日~25日を予定。この時期には夜になるとライトアップも施されます。普段とは違う「平湯大滝」を見ることができますよ。

平湯大滝バザー会場では、温かい飲みものなどを提供する「ぬくとまりバザー」をまつりの期間中毎日実施しています。また20:30ごろには、打ち上げ花火が上がるイベントも!

冬の絶景とともに澄んだ空気の中で見る打ち上げ花火は、色鮮やかで特別な美しさを放っています。

【平湯大滝】
住 所  :〒506-1433 岐阜県高山市 奥飛騨 温泉郷平湯温泉
駐車場  :あり(御食事処あんき屋 駐車場を利用)
電 話  :0578-89-2614(奥飛騨温泉郷観光協会)
web             :https://www.okuhida-fuyumonogatari.com/hirayu.php

【岐阜県 高山市】タルマの滝・親水公園

岐阜県高山市にある新平湯温泉では、新平湯の名所であるタルマの滝・親水公園一帯で「タルマかねこおりライトアップ」を開催しています。今期の開催日時は、2023年12月28日~2024年2月29日 (17:00~21:30)。

寒さで凍てついた「たるまの滝」はライトアップされ、幻想的な雰囲気に。その手前には、水を吹きかけてつくられた氷のオブジェや可愛らしいハートのオブジェもあるので、滝をバッグにした記念写真もばっちり撮れますよ!

数万個のLED電球を装飾した光の砂防ダムトンネルは、写真映えもする人気のフォトスポット。滝のライトアップとはまた違った、イルミネーションの魅力も楽しめちゃいます。

奥飛騨の厳しい寒さの中で光り輝く滝の氷結、さまざまな色にライトアップされた氷のオブジェ、そしてLED電球が装飾された光のトンネルなど、見どころたっぷりの「タルマの滝・親水公園」。

冬にしか味わえないスペシャルなイベントを、ぜひ体験しにいってみてください!

【タルマの滝・親水公園】
住 所  :〒506-1432 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷一重ヶ根1041
駐車場  :あり(会場入口もしくは公民館の駐車場)
電 話  :0578-89-2614(奥飛騨温泉郷観光協会)
web             :https://okuhida-fuyumonogatari.com/taruma.php

【三重県 名張市】赤目四十八滝

三重県名張市にある「赤目四十八滝」。

「平成の名水百選」「日本の滝100選」「森林浴の森100選」「遊歩100選」に認定されており、大自然の中で優雅に流れる神秘的な滝を望むことができます。

そんな「赤目四十八滝」では、真冬の寒波が続くと滝が凍りつく「氷瀑」が出現。

滝全体が氷柱へと変身します。厳しい冬の寒さがあるからこそ誕生する滝の氷瀑は、迫力満点!この時期だけにしか見ることのできない、特別な体験ができます。

冬の「赤目四十八滝」は、氷瀑だけが見どころではありません。

滝が奏でる音を聴きながら真っ白に染まった雪景色を眺めることができます。マイナスイオンもたっぷりなので、ヒーリング効果も◎。大きく深呼吸をして、癒しの時間を満喫しましょう。

渓流沿いを散策しながら、大小異なるさまざまな滝を楽しめる「赤目四十八滝」。冬×滝が見せる美しい景色に見惚れること間違いなし。

滝が演出する自然の素晴らしさを満喫しに、冬の「赤目四十八滝」へ訪れてみてくださいね。

【赤目四十八滝】
住 所  :〒518-0469三重県名張市赤目町長坂671-1
駐車場  :なし(周辺に有料駐車場あり)
電 話  :0595-41-1180
web             :https://www.akame48taki.com/
※氷瀑は寒気が集中した時にのみ発生するため、渓谷の状況はお問い合わせください。        

【三重県 菰野町】御在所ロープウェイ

三重県三重郡菰野町にある「御在所岳ロープウェイ」。ふもとにある湯の山温泉街から標高1,212ⅿの御在所岳山頂を結ぶ、全長約2㎞のロープウェイです。

片道約15分のゴンドラからは、自然豊かな風景や御在所岳にある奇岩・珍岩を望めます。冬には、雪化粧を纏った御在所岳の姿を見れますよ!

御在所岳の頂上へのアクセスに便利な1人乗り用の「観光リフト」。

1人乗り用の「観光リフト」を使うと、簡単に御在所岳の山頂まで行くことができます。山頂には展望台が5か所もあり、さまざまな角度から絶景を楽しめます。

12月下旬から3月上旬頃には、「樹氷」を見ることもできるんです。樹氷とは、0℃以下の水の粒が樹木にぶつかってくっつき凍り付いたもの。条件が揃わないとなかなか見ることができない、自然が作り出す造形美です。

白銀世界でひと際輝く、冬の御在所岳を一目見に足を運んでみるのはいかがでしょうか。

【御在所ロープウェイ】
住 所  :〒510-1233 三重県三重郡菰野町湯の山温泉
駐車場  :あり
電 話  :059-392-2261
web             :https://www.gozaisho.co.jp/

【静岡県 静岡市】三保松原

静岡県静岡市清水区にある三保半島。ここには海岸に沿って約5kmにわたり続く約3万本もの松林があり、その松林を「三保松原」と呼んでいます。

平成25年には富士山世界文化遺産の構成資産に登録され、青く広がる海、そして松原越しに見える富士山の景色は、まさに絶景。特に冬は空気が澄んでいるので、より一層美しい景色を望むことができます。

この時期には、雪を被った富士山をお目にかかることができるんです!ほんのりと白く雪化粧された富士山は、いつも以上に雄大で神秘的な美しさを放っています。

約500mの松並木「神の道」

天女と地元の漁師の出会いを描いた「羽衣伝説」の舞台として有名な「羽衣の松」も見応え抜群!約500mも続く松並木「神の道」を歩けば、心が浄化されるような心地良い気持ちに。

日本が誇る富士山の絶景を堪能できる「三保松原」。冬に見る景色はまた格別です。ぜひ静岡県清水エリアへお越しの際は「三保松原」へ立ち寄ってみてくださいね。

【三保松原】
住 所  :〒424-0901 静岡県静岡市清水区三保1338-45
駐車場  :あり
電 話  :054-340-2100(静岡市三保松原文化創造センター)
web             :https://miho-no-matsubara.jp/

今回は、東海エリアで見られる冬の絶景スポットを9選ご紹介しました。

冬の寒い時期にしか出会うことのできない景色が東海エリアにはたくさんあります。季節ごとで違った魅力を見せてくれる絶景は、四季を味わえる日本ならではの楽しみ。

今回ご紹介したスポットの中には寒さが厳しい場所がたくさんあるので、それぞれの土地に合った防寒対策をしっかりと取って遊びに出かけてくださいね!

名古屋生まれ、名古屋育ち。大学ではメディアプロデュースを専攻しデザインや広告について学びました。グルメやアート、ファッションに敏感で、趣味はイラストを描くこと・花束を作ること・映画を見ること。喫茶店やカフェめぐりが好きで、毎日1杯以上コーヒーを飲むのが日課です。グルメを中心に隠れた東海地方の魅力を発信していきます。

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