10年間NYでスタイリストとして活躍したオーナーが営む、美容室「STATEROOM」
目次
赤ちゃんから
90歳のおばあちゃんまで通う美容室
ー やはり外国人のお客様も多いですか?
森田さん:「それもよく聞かれますね。日本人のお客さんに外国人の方しかいないんですかって言われますけど、意外と外国人の方は3割くらいです(笑)
生後6カ月くらいの赤ちゃんから、90歳のおばあちゃんまで、さまざまな方が来てくださってます。最近はお子さんもめちゃめちゃ増えましたね。
こないだ、もう6回くらい来店してくれている2歳半くらいの子が来てくれたんですけど、とてもうれしいことがありました。最初のうちは、カット中もお母さんの膝の上じゃないとだめだったんです。でも、ようやく僕やこの場所にも慣れて、ずっと1人で座っててくれたんですよね。言葉じゃない信頼関係。大人でもそうじゃないですか。信頼関係があってこそ、カットやスタイリングを任せてもらえると思うんです。お子さんであっても、僕も信頼して任せてくれるっていうのは、とてもうれしかったですね。」
ー 今後はどんなお店にしていきたいですか?
森田さん:「僕が子どもの頃は、床屋や美容室って情報交換の場所って言われていたんですよね。僕の父や母も、すごい近所の情報を知ってますもんね。僕もこの場所をそんな場所にしていきたいですね。ここを通じていろいろと情報交換をしたり、街が盛り上がってくれるとうれしいですね。将来的にはお酒とかも出して、もっと気軽に人が集まれる場所にしていきたいです。」
「カットはほとんどの方にとって欠かせないもの。髪形は毎日付き合うものですからね。」という森田さんの言葉が印象的でした。これまでライフデザインズでは、暮らしにまつわる記事をお届けしてきましたが、住まいや食と同じくらい、美容室は私たちの生活に欠かせないものですよね。STATEROOMで、自分だけのスタイルを見つけてみませんか?