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【スウェーデンの暮らし】午前0時でも明るいスウェーデンの夏至祭 「MIDSOMMAR 」

海外

スウェーデン
2018.10.30
新谷 友海

新谷 友海

スウェーデン在住

【スウェーデンの暮らし】午前0時でも明るいスウェーデンの夏至祭 「MIDSOMMAR 」

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緑豊かな大自然、おしゃれなインテリア、ゆったりと流れる時間。北欧の暮らしって憧れますよね。特集「スウェーデンの暮らし」では、現地からリアルな北欧の暮らしをお届けします。紹介してくれるのは、スウェーデン在住のライター新谷 友海さんです。今回は、夏至祭 「MIDSOMMAR 」をご紹介します。

スウェーデンで年を通して大切なイベントといえば、12月のクリスマスと並んで6月のMidsommar(ミッドソンマル)、夏至祭です。

毎年6月19日から26日の間の夏至に最も近い土曜日Midsommardagen(ミッドソンマルダーゲン)とその前日Midsommarafton(ミッドソンマルアフトン)と合わせて2日間が祝日になります。Midsommaraftonに間に合うように、皆電車や車に飛び乗り、家族の元へと帰省します。そして家族や親戚とともに、ゆっくりと過ごします。日本のお正月のようですね。

こちらの1枚目の写真、スウェーデン北部の町でMidsommarの深夜0時位に海辺で撮影したものです。深夜でも日が沈み切る事なく、また昇ってきます。1年で1番日が長くなる夏至の日。冬が寒くとても長いスウェーデンに住む人たちにとって、Midsommarは本当に大切な日です。

今回ご紹介するのは、サマーハウスのある小さな小さな集落のMidsommar。大きな街ですととても大きなポール(草木で出来ており、皆でその周りを歌って踊ります。)の周りで、沢山の人たちが輪になるのですが、この時は小さなポールに3家族ほど。小さな……といっても、大人の背丈よりもだいぶ高いですが。

Midsommarの昔ながらの定番の歌とダンスがあるので、皆で歌いながら踊ります。大人から子どもまで、毎年歌うので皆知っています。

ちなみに、この草木で出来たポールの事をMidsommarstång(ミッドソンマルシュトング)と言います。Midsommarの前日には、スウェーデン各地で見られることでしょう。

この時はワンちゃんも参加していますね!

歌とダンスが終わったらゲームの時間です。こちらの写真ですと、Midsommarstångがよく見えます。クロスに輪が2つついたような形をしています。他の街ではこの2~3倍程のものが登場しますので、こちらはとても可愛いサイズです。

長靴を誰が一番遠くに飛ばせるか競ったり、綱引きをしたり、時間がゆっくりと過ぎていきます。自然の多いのんびりしたスウェーデン人の、楽しいMidsommarの過ごし方です。

場所によっては、楽器の生演奏や民族衣装をまとった人たちが参加するところもあります。

恒例の歌やダンスが終わると、待ちに待った食事の時間。Midsommarには花冠をつくって被るのもお約束です。今年のサッカーワールドカップのスウェーデン戦はちょうどMidsommarの時期でもあったので、会場で写ったスウェーデン人女性が花冠をしていたのが印象的でした。

花といえば、Midsommarの夜に、7種類の花をあつめて枕の下に入れて寝ると、夢に将来の結婚相手が出てくるという言い伝えがあります。毎年きっと年頃の女の子たちが、ドキドキしながら7種類の花を探している事でしょう。

写真で子どもたちが手に持っているのは、歌の歌詞カード。食事中に「〇〇を歌うよ!」と言われたら皆でその歌の歌詞を見ながら合唱します。

夏ですのでグリルが中心。またMidsommarのお料理については別の機会にご紹介したいと思います。大人はビールで乾杯、子どもはサフト(果物から作られたシロップを薄めたジュース)で乾杯。

Midsommarを過ごす北部の小さな小さな集落。海を前に、こちらの写真のようなサマーハウス(別荘)がポツポツと並びます。冬は雪で真っ白となるこの場所も、夏だとこんなに再度が高くカラフルです。

冬になると、海も完全に凍ります。

そしてこのエリアには馬も沢山います。こちらはヴィクトル。

サマーハウスの庭(とても広いです!)には黒猫も訪ねてきました。

こちらの庭には、鹿の親子やヘラジカの子どもも訪ねてくる時があります。

庭では、スウェーデン人のお母さんの育てているストロベリーが赤くなっています。

スウェーデンでは海や川でよく釣りをしている人を見かけますが、こちらでも海で釣りをしています。果たして釣れたのでしょうか?

小さな魚が釣れました!スウェーデンではAbborre(ヨーロピアンパーチ)がよく釣れるのですが、この魚はなんでしょう?

Abborre

こちらがAbborreです。体の模様が特徴的で、大きいものですと50㎝程になります。こちらはまだまだ小さいですね。

ちなみ大きな街などの川などでは、釣りをする為のライセンスを購入することが出来、ライセンスを持っていればいつでも好きなだけ釣りが出来ます。勿論、ライセンスを持っていない場合は、決められた場所以外での釣りならOKです。

夏には多くの人が釣りを楽しむ姿を見ることができます。ストックホルムの観光地でも釣りをしている人をみかける事があり、結構大きな魚を釣っているのを見たことがあるのですが、どんな魚が釣れるのでしょうか?

こちらの写真も夜の0時頃。北極圏の方まで行くと、深夜でも完全に日が沈むことはありません。勿論逆の冬には、1日中真っ暗です。

冬が暗いスウェーデンで1年で一番日が長くなる日、Midsommar。スウェーデン人にとって、太陽の日を沢山浴び活動的になれ、そして家族みんなで過ごす事の出来る大切な大切な日がMidsommarです。

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新谷 友海

新谷 友海

スウェーデン在住

愛知県稲沢市出身。2007年1月よりスウェーデン在住。日本でプロボーカリストとして音楽活動に励んだのち、現在はフリーランスデザイナー、ライターとして活動中。スウェーデンから、リアルな北欧の暮らしを季節の写真とともにお届けします。

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