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【スウェーデンの暮らし】氷点下の景色と極夜の季節

海外

スウェーデン
2019.02.18
新谷 友海

新谷 友海

スウェーデン在住

【スウェーデンの暮らし】氷点下の景色と極夜の季節

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緑豊かな大自然、おしゃれなインテリア、ゆったりと流れる時間。北欧の暮らしって憧れますよね。特集「スウェーデンの暮らし」では、現地からリアルな北欧の暮らしをお届けします。紹介してくれるのは、スウェーデン在住のライター新谷 友海さんです。今回は、スウェーデンの氷点下の景色と極夜の季節ついてご紹介していきます。

ここ最近でようやく冬らしい気候になってきたスウェーデン。

私はこちらに住んで12年が経ちますが、ここストックホルム近郊の街でも昔はもっと大雪が降ったり、気温も寒い時はマイナス30度近くまで下がったりしていたのですが、ここ5年位でしょうか?温暖化の影響か、雪もそこまで積もらず、気温もそこまで冷え込まず、という冬らしくない冬が続いています。

今年も例に漏れず、つい先日まで「冬じゃないみたいだね」なんて話していたところです。

冬のスウェーデン

昔はクリスマスシーズンには必ず白銀の冬景色が見れたものですが、ここ近年ではクリスマスに雪が積もっていない!なんていう年も少なからず。雪の無いクリスマスマーケットは、ちょっと寂しい感じがしてしまいます。

今年もついこの間まで、1月だというのにまるで春のような気候が続いていました。春といってもこちらの3~4月の気温は0~5度位のイメージですので、日本からみたら十分寒いかもしれませんね。

雪のスウェーデン

写真は全てここ2~3日の間に撮影したものです。

最近は、だいたいマイナス5~10度の間位の日が多いです。昔は今くらいの季節だとマイナス20度位は行く日も少なくなかったので、それに比べると寒いですが、まだまだ「穏やかな」寒さといえます。

ただ雪がまとまって降ってはいないので、地面は雪というより氷です。冬場は歩いていて転ばないよう、気を付けなければいけません!

除雪車

雪や氷がたくさん積もるととても危なく不便ですので、そんなときには除雪車が大活躍です。皆が朝になるとちゃんと外出出来るように、深夜でも除雪車の音が聞こえてくるほど。大きい道路や街の中心部はしっかり除雪してくれるので、快適です。

ただ、街から離れたりちょっと小さな道路に入るとツルツルと滑ったり雪が積もっているので注意が必要です。

真冬は雪雲に覆われ、灰色の空の日がずっと続き、私もスウェーデンに来たばかりの頃は冬の暗さも相まって気が滅入ってしまったりしたものですが、今年は幸いにも青空が顔を出し、太陽の光を浴びる事が出来る日が多いのでとても嬉しいです!

スウェーデンの冬は極夜で(白夜の反対)12~1月で日照時間6時間ほど。北部へ行くともっと短くなりますので、スウェーデンの子どもたちは太陽光に当たらないでいると不足するビタミンDのシロップを赤ちゃんの頃からとっています。

スウェーデンの電気屋さんへ行くと、太陽光ライトなども冬場には沢山売っています。

そんな太陽がよく出てくれるここ最近。今現在で日の出時刻は8時21分、日の入は15時49分です。日照時間が7時間半ほどになり、これでも「日が長くなってきて嬉しいな!」と感じる日の入時刻です。

日の長さはこれから徐々に、徐々に長くなって行き、MIDSOMMAR(夏至祭)には北部の北極圏では1日中日が沈まなくなります。

日の長さが1年の季節の移り変わりを教えてくれます。

一般的なスウェーデンの一軒家

さて、こちらは一般的なスウェーデンの一軒家。とても大きいですね!こちらのお宅に大きな煙突が見えますが、冬場は皆暖炉で暖を取り長い夜を過ごしますので、この季節は外を歩くと暖炉で燃えている薪のにおいがしてきます。

こちらのお家の庭にある木はリンゴの木。スウェーデンでは、リンゴの木を植えている一軒家の家庭がたくさん!秋には真っ赤なリンゴがなり、今ではこの通り。また来年、熟したかわいいリンゴを山ほど見ることができます。あちらの家でもこちらの家でも、秋になるとリンゴの香りが漂います。

リンゴが沢山生った家などは、玄関に採れたリンゴを置いて「ご自由にどうぞ」と家の前を通る人たちにおすそ分けしている家庭も見かけます。

スウェーデンでは、夏には海や湖で自家用ボートで遊んだりキャンピングカーに乗ってキャンプに出掛けたり……という家庭が多いのですが、冬は使わないキャンピングカーやボートを庭や家の前に置いている家をよく見かけます。

こちらの家の窓には星形のランプが。この星形のランプはあちらこちらの家の窓に飾られていてるので、キラキラと長い冬の夜を照らしてくれています。

イルミネーション

このように庭をシンプルなイルミネーションで飾っている家も多いです。スウェーデン人はカーテンをしないので、綺麗にデコレートされた部屋や、住んでいる人々の様子がうかがう事が出来ます。

スウェーデンの冬は暗くて長く、そして寒いので、皆春が来るのを心待ちにしています。

春が来るのはまだもう少し先。家でキャンドルを灯し心地よい暗い時間を過ごしながら、日がゆっくりと長くなっていくのを見守っています。

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新谷 友海

新谷 友海

スウェーデン在住

愛知県稲沢市出身。2007年1月よりスウェーデン在住。日本でプロボーカリストとして音楽活動に励んだのち、現在はフリーランスデザイナー、ライターとして活動中。スウェーデンから、リアルな北欧の暮らしを季節の写真とともにお届けします。

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