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「あいぼく」の愛称で親しまれている愛知県日進市にある「愛知牧場」。名古屋からもアクセスがよく、観光牧場として広く知られています。
牛をはじめ、馬やヒツジ、ヤギやモルモットなどたくさんの動物たちが飼育されており、餌やりなどかわいらしい動物たちとのふれあいが大人気。週末にはファミリーやカップルでにぎわい、平日も小さなお子さん連れや園児の遠足など多くの人々が訪れます。
季節のお花が楽しめる広大なお花畑や、野菜の収穫体験、バーベキューなどのグルメも充実。1日たっぷり遊べる「愛知牧場」の魅力をお伝えします!
愛知牧場の歴史は長く、食糧難に悩まされていた戦後、1946年に開墾されたのがはじまりだそう。当初は果樹園が中心でしたが、試行錯誤の末に乳牛を飼育することとなり、現在の牧場の礎が築かれました。
近年は観光牧場として親しまれている愛知牧場ですが、本業は乳業。約130頭の牛を飼育し、牛乳やアイスクリームなど乳製品の製造販売をされています。
動物たちとふれあい、癒しの時間をすごそう!
愛知牧場でまずおすすめしたいのは、エサやり!
大迫力の馬やポニー、人なつっこいヒツジやヤギ、何とも愛らしいウサギやモルモットなど色々な動物にエサやりができます。引き馬や牛の乳搾りなど、本格的な体験もできるんですよ。
牧場に着いたら、馬やポニーに餌をあげてみよう!
牧場のオープンは9時ですが、どうぶつ広場や引き馬体験は10時からなので、早く着いたらまずは馬やポニーにエサやりをして楽しむのがおすすめ。
こちらでは、ちょっと変わった方法でエサやりができます。子どもたちの「やりたい!」気持ちが上がります。手で直接あげるのが苦手な方も、これならできそうですね。
ふれあえる癒しの「どうぶつ広場」にぜひ行ってみて!
こちらでは、ヒツジやヤギ、ウサギやモルモットなど色々な動物に、エサやりを通してふれあうことができます。
2種類のエサの販売がありました。お目当ての動物に合うエサを購入します。
早速エサをあげます。みんな愛嬌たっぷりにもらいにきてくれるのがかわいい。
写真の奥に見えるのは、エサを持ち込まずに入るエリアです。
小動物のエリアでは、うさぎがぴょんぴょんと自由に動きまわっていました。
奥の建物の中にはモルモットがたくさん。とってもかわいくて、子どもたちにも大人気です。
馬に乗ってみよう!「引き馬体験」
チケットが購入できる、引き馬乗り場前の小屋。身長に応じて、ポニーがサラブレッドを選びます。
ポニーは、120cm未満、3歳以上。サラブレッドは、身長120cm以上、体重70kg未満で乗ることができます。
馬に乗るのはきっと特別な体験ですよね。ドキドキしてしまうかもしれませんが、係の方が手綱を引いてくれるので、安心です。
5才の息子はポニーに乗らせてもらいました。
特別な体験に、お兄ちゃんになったような気分だったそう。「ぼくだってできるもん!」という自信につながりました。
小学2年生の娘はサラブレッドに乗らせてもらいます。
動物のあたたかさに触れることができた、いい機会でした。
もっとふれあえる「乗馬レッスン」
馬ともっとふれあいたい方や趣味やお稽古としてやってみたいという方には、5歳から小学3年生までが対象の「キッズポニークラブ」や、小学4年生以上から大人までが対象の「乗馬レッスン」もあるのだとか。1回コースや3回コース、検定コースまであって、状況に合わせて受講できます。
未経験者も大歓迎だそうで、子どもたちの頭と心の成長であったり、大人もチャレンジする楽しみが期待できますね。何より癒されそうだなと、筆者もとてもあこがれます。
食育にもおすすめ!「乳搾り体験」(土日祝のみ)
乳搾り体験は大人気!取材日は三連休の中日ということもあり長蛇の列ができていました。
並んでいる間は、牛舎でエサを食べたりブラッシングされる牛たちの様子をゆっくり見学。牛にまつわる色々な展示もあり、勉強になります!
並んでいる間にも、牛について「もの知り」になれますよ。
いよいよ順番が近づいてきました!
今日お世話になるのは、ぽんぽこちゃんです。
ぽんぽこちゃん、よろしくお願いします!
スタッフさんがレクチャーしてくれます。親指と人差し指で丸をつくって、指を上から順にしめてていきます。
「わあ、できた〜!」
5才の息子は苦戦しながらも、できました!
子どもたちにとって、「あったかかった」「やわらかかった」と生命に触れるよい機会となりました。こちらでも、「できた!」という自信につながったようです。
給食に出てきたり、スーパーの棚に当たり前のように並んでいる牛乳も、乳搾り体験では「命の恵み」であることが実感できることと思います。