家族で行こう。陶磁器の産地・愛知県瀬戸市にある「愛知県陶磁美術館」で、やきものを学ぶ!つくる!使う!
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敷地内から発掘された古窯
「愛知県陶磁美術館」では、実際に使われていた昔の窯をみることができます。
こちらは、敷地内から発掘された平安時代〜鎌倉時代(12〜13世紀)の古窯である「南山9号窯」。A〜Dの4基からなる掘抜きのあな窯(地中をトンネルのように掘った窯)。近くで見るとすごい迫力です。
こちらは「南山8号窯」。平安時代末期・12世紀はじめの窯で、一度に6,000個ほどの製品を焼いていたと考えられています。
古窯は駐車場の横のこちらの建物の中にあります。見落としがちなポイントですが、ぜひ見学してみてくださいね。
古窯から少し歩いたところにあるこちらは、瀬戸や美濃で使われていた室町時代(16 世紀)の大窯と、江戸時代の登窯(19 世紀)を復元して展示しています。