若き職人が丹精こめて手づくりする、新感覚な和菓子のお店「ひと月 築く」
目次
若き職人が丹精こめて
手づくりする、創作和菓子。
季節が感じられる和菓子と、心踊る楽しいお店を、ひと月ひと月ていねいに築く。そんな和菓子屋の店主のおすすめ、定番から季節の和菓子までご紹介します。
風味豊かな「蕎麦つゆ団子」
人気蕎麦屋さんの辛汁が使われているお団子。辛汁(からじる)とは、ざる蕎麦などのつけ汁に使う蕎麦つゆのこと。風味が豊かで味わい深い一品です。
季節のあんを堪能したい「あん団子」
定番である二層のあんに加え、取材時は秋の味覚、栗や安納芋など季節のあんも登場していました。
上品な甘みのあん、口に入れた瞬間に季節の香りが広がります。よく伸びる団子はふわっともちもち、やみつきになりそうな食感です。
存在感ある食べ応え「もっちり仕立てのどら焼き」
もっちり仕立ての粒餡どら焼き「望月(もちづき)」は、山芋や餅粉が練り込まれたもっちりとした生地が特徴。やわらかく炊かれた餡も絶品です。
もっちり仕立ての蓬(よもぎ)餡どら焼き「羊雲」は、よもぎ香る餡と、生地をコーティングしている白味噌羊かんの相性が絶妙にマッチしています。ちょっと意外な組み合わせがおもしろい、手の込んだお品です。
11月限定だった和菓子「焚火」は、黒糖生地のどら焼き。林檎と黒糖あんを焚火に見立てています。早い時期に完売となったそう。
毎月の限定和菓子は売り切れになることが多いので、ご予約やお取置きがおすすめです。
目でも味わう「季節の上生菓子」
上生菓子「秋桜」
上生菓子「クリスマス」
とってもかわいいクリスマス限定セットは、販売開始前に予約で完売になったほどの人気ぶり。
「お正月の和菓子」案
お正月には、干支のモチーフの和菓子や、鏡餅の予約販売もあるのだとか。電話での予約も受け付けているそうですよ。
ひとつひとつ丁寧に手づくりされる和菓子は、どれもおすすめしたいものばかり。
オープンして数ヶ月。この先に挑戦したいことはたくさんあるけれど、1年間はこのままここで頑張って、落ち着いたら、ネット販売や移動販売などもやってみたい。地域ともっと関わって活動していきたいと、高橋さん。今後の展開もますます楽しみです。
お味はもちろん、見た目にもおいしい和菓子は、きっと誰もが笑顔に。みなさんも、見て食べて楽しめる新感覚の「ひと月 築く」の和菓子を、ぜひ味わってくださいね。