【愛知県の離島】癒やし&アートの島「佐久島」をまるっと楽しむ、日帰りおすすめプラン
目次
アート巡りもいよいよ終盤戦
自転車で島北エリアへ
徒歩の場合はこのまま北側に進むルートもありますが、舗装されていない道が続くので、自転車の場合は、島の外周道路を進むのがおすすめ!
西港まで戻り、時計回りにぐるっと海沿いを進みます。
南側に比べて、少し風も強く、道路も潮風で少しガタガタしています。全制覇まであと少し!気合いです!
1.5kmほど進むと、TABの作品「北のリボン」にたどり着きました。ハイキングロードと海岸コースが出会う場所に位置し、森と海と空をリボンのように軽やかに結ぶ彫刻作品のような展望台です。
頂上からは海がながめられます。冬の晴れた日には、富士山が見えることもあるのだとか!
再び自転車を漕いで、島の北東へ。
外周道路を進むと、道が行き止まりになっていました。
そこにあるのが、荒木由香里さんの作品「星を想う場所」。浜辺で集められたものを使ってつくられています。
宝石のようにカラフルな意匠は、太陽の光が反射して、とてもうつくしい。
かつて海に漂っていたものでつくられた作品が、海をながめる姿はどこか儚げでした。少し訪れにくい場所ですが、ぜひ立ち寄っていただきたいアート作品です。
▼現代美術家・荒木由香里さんのインタビューはこちら
いよいよ、スタンプも残り1つ!山道を進み、「ひだまり庵」を目指します。(山道は徒歩がおすすめ)
山道を10分ほど進むと、松岡徹さんの作品「ひだまり庵」に到着しました。森の中の公園全体がアート作品になっています。リノベーション&作品化は現在進行形で行われ、公園が少しずつ変わっていく様子が楽しめる作品です。
東屋は「佐久島アートピクニック2020」の冊子の表紙にもなっています。
おっと!ここにも「海神さま」の分身が。
さぁ、いよいよ最後のスタンプです。(ドキュメンタリーのようなクライマックス感)
ついにスタンプラリー完走です!島内の常設展示22作品を全制覇しました。(達成感がものすごい)
高速船の時間まで少しあるので、最後はカフェでひと休みすることに。
古民家カフェ「もんぺまるけ」
アート巡り中に見かけて気になっていたカフェ「もんぺまるけ」にやってきました。午前中に訪れた「大和屋観音」のすぐそばです。
オーナーさん自らがリノベーションされたという店内は、レトロであったかな雰囲気。看板ねこの「クロスケ」が出迎えてくれました。
「ドラ焼きセット」をいただいてみました。銅板で焼き上げたドラ焼きの皮に、餡子やバナーなど、好きな具材をはさんで、自分でドラ焼きをつくれるというセット。何をはさもうかな〜と考えるだけで楽しい。
「自家製スカッシュ(島柚子レモン)」もご一緒に。季節の島素材を使った、スカッシュです。柚子のほろ苦さが、疲れた身体にしみます。
ランチメニューやケーキなどもありました。のんび〜りとした島時間を詰め込んだような、癒される古民家カフェでした。
【もんぺまるけ】
住所 :愛知県西尾市一色町佐久島立岩47
自転車を返却して、佐久島島の旅はこれにて終了。心地よい海風を感じならが、一色港へ。ゆっくりと流れる島時間は、心も身体もスッとほぐしてくれました。
島外にあるアート作品もお忘れなく!
島外にあるアート作品もお忘れなく!
「一色さかな広場」に隣接する「佐久島ナビステーション」の中に、2つのアート作品があります。これにて本当に完全制覇です。
アートの島「佐久島」を訪れてみて
ざっくりと記された地図を片手に青空の下でアートを探す「アートピクニック」は、美術館では体験できないアートの楽しみ方です。今回はスタンプラリー全制覇をテーマにお送りしましたが、島のゆったりとした時間を味わいながら、何度かに分けて挑戦するのもおすすめです。
佐久島では、アートピクニックの他にも、「佐久島弘法巡り」、荒木由香里「昼間の星巡り」と、合計3つの島巡りを開催しています。
名古屋から日帰りで行ける、癒やしとアートの島「佐久島」。ぜひ今週末は島旅で癒やされてみませんか?
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