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今回は愛知県の「おすすめの美術館20選」をご紹介します。
有名建築家が設計した建物やうつくしい日本庭園や茶室があるなど、愛知県には魅力的な美術館が多くあります。アート好きな方はもちろん、アート初心者の方も参考にしてみてくださいね!
【お知らせ】新型コロナウイルスの影響により、営業時間の変更や臨時休業をされている場合もございます。ご利用の際には、各施設・各店舗の最新情報をご確認ください。
日本最大規模の大名家伝来家宝のコレクション
「徳川美術館」(名古屋市)
徳川美術館は、御三家筆頭の尾張徳川家に受け継がれてきた宝物の数々を所蔵し公開している美術館です。19代当主徳川義親が大名文化を後世に伝えることを目的として、1935年(昭和10年)に名古屋に開館されました。
徳川家康の遺品をはじめ、尾張徳川家に伝わる武具・刀剣・茶の湯道具・室礼などの大名道具類を中心に収蔵。また国宝は源氏物語絵巻ほか9件、重要文化財57件、重要美術品46件を収蔵しています。
大名家伝来家宝のコレクションとして日本最大の規模を誇ります。
【徳川美術館】
住所 :愛知県名古屋市東区徳川町1017
開館時間:10:00~17:00 (入館は16:30まで)
休館日 :月曜日(祝日の場合は直後の平日)、年末年始、臨時休館あり
入場料 :一般1,400円、大・高生 700円、中学生以下 500円
https://www.tokugawa-art-museum.jp/
黒川紀章が設計した「名古屋市美術館」(名古屋市)
名古屋市美術館は、1988年4月22日に開館した白川公園内にある美術館です。建物を手掛けたのは、名古屋出身の建築家・黒川紀章。
常設展示では、名古屋文化圏にゆかりの作家である、北川民次、三岸節子、荒川修作、河原温、桑山忠明などの作品を中心に展示。「エコール・ド・パリ」「メキシコ・ルネサンス」「現代美術」も多く所蔵しています。市民に親しまれる美術館をめざし、金曜の夜間開館、講演会やコンサートなどの開催、常設展や特別展のガイドツアーの実施、また子どものためのプログラムなども開催されています。
【名古屋市美術館】
住所 :愛知県名古屋市中区栄2-17-25 (芸術と科学の杜・白川公園内)
開館時間:9:30~17:00(入場は16:30まで)
毎週金曜日は~20:00まで(入場は19:30まで、祝日の場合は除く)
休館日 :月曜日(祝日の場合は直後の平日)、年末年始、臨時休館あり
入場料 :[常設展]一般 300円、大・高生 200円、中学生以下無料
http://www.art-museum.city.nagoya.jp/
クリムトの作品も所蔵!「愛知県美術館」(名古屋市)
愛知県美術館はオアシスに隣接する「愛知芸術文化センター」8階、10階にある美術館です。コレクションで特に充実しているのは、国内外の20世紀美術。ピカソ、マティス、などの海外の作家の絵画、彫刻、版画など多岐に渡る作品を展示。日本では数少ない、19世紀末装飾性豊かな作品を描いたクリムトの作品も。
また、欧米の美術の影響を独自に咀嚼した日本近代の画家・梅原龍三郎、岸田劉生などの日本の作家たちから、現代の日本を代表する作家たちの作品まで、さまざまな美術動向を辿るにふさわしい優品を所蔵しています。
コレクションは、企画展の会期に合わせたコレクション展のなかで、会期ごとに入れ替えながら公開されています。
【愛知県美術館】
住所 :愛知県名古屋市東区東桜一丁目13番2号(愛知芸術文化センター10階・8階)
開館時間:10:00~18:00
毎週金曜日は~20:00まで(入場は19:30まで、祝日の場合は除く)
休館日 :月曜日(祝日にあたる場合はその翌日)
入場料 :[常設展]一般 500円、大・高生 300円、中学生以下無料
https://www-art.aac.pref.aichi.jp/index.html
陶磁器メーカー「ノリタケ」の歴史が息吹く
「ノリタケミュージアム」(愛知県・名古屋市)
2001年10月「ノリタケの森」内の施設としてリニューアルオープンした「ノリタケミュージアム」。1800年代末〜1900年代初頭にかけ製造され、ノリタケ初期の陶磁器を中心に展示しています。
当時アメリカへ輸出され陶磁器は、現在では「オールドノリタケ」と呼ばれるコレクターズアイテムとしても愛好家が多くいます。
【ノリタケミュージアム】
住所 :愛知県名古屋市西区則武新町3-1-36
開館時間:10:00~17:00
休館日 :毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始
入場料 :大人及び学生500円、高校生300円、中学生以下無料
(クラフトセンターと共通のチケットです)
https://www.noritake.co.jp/mori/
やきものの歴史を学んで、体験できる
「愛知県陶磁美術館」(愛知県・瀬戸市)
日本有数の窯業地域として知られている愛知県瀬戸市にある「愛知県陶磁美術館」。国内最大規模のコレクション数は7,000点以上。古代・猿投窯で焼かれた仏器、中世・瀬戸窯で焼かれた酒器、愛知の生んだ、日本の現代陶芸の巨匠唐九郎の代表作品「黄瀬戸輪花鉢」の優品まで、やきものの歴史や作品を展示。
やきものづくりや絵付けの体験ができる「陶芸館」、好きな作家の器でお茶が楽しめる茶室「陶翠庵」など、やきものを学んで、つくって、使える体験型の美術館です。
【愛知陶芸美術館】
住所 : 愛知県瀬戸市南山口町234番地
開館時間 : 9:30〜16:30(入館は16:00まで)7/1から9/30:〜17:00(入館は16:30まで)
休館日 :毎週月曜日(祝日の場合は翌平日) 年末年始
入場料 :[常設展]一般 400円、大・高生 300円、中学生以下無料
https://www.pref.aichi.jp/touji/index.html
ギネス認定された巨大万華鏡は必見!
「三河工芸ガラス美術館」(西尾市)
体感ミュージアムをテーマにした愛知県西尾市にある「三河工芸ガラス美術館」。地元西尾市出身のガラス工芸家・神谷一彦氏が2000年に設立した、ガラス専門の美術館です。
世界最大級の巨大万華鏡や、全面鏡張りの彫刻鏡の部屋さらに独創的なガラスアートが60点ほど展示されています。ガラス体験やステンドグラス教室も開催。
【三河工芸ガラス美術館】
住所 :愛知県西尾市富山町東郷5
開館時間 :10:00〜17:30(最終入館は17:00)
休館日 :月曜、第1火曜定休
入場料 :[常設展]一般 720円、小人(小学生)460円 幼児(3歳以上)310円
※ 料金は変更になる可能性がございますので公式サイト等でご確認ください
http://mikawakougei.com/
近現代美術の作品を数多く所蔵。
自然と現代アートが融合した「豊田市美術館」(豊田市)
豊田市美術館は、1995年に開館した愛知県豊田市にある公立美術館です。かつて挙母城のあった高台の一角に建設され、設計は建築家・谷口吉生。庭園はアメリカのランドスケープ・アーキテクト、ピーター・ウォーカーによるもの。国内外の現代美術を積極的に紹介する企画展によって、全国的に知られています。
また漆芸で高名な作家・髙橋節郎の作品を収蔵する髙橋節郎館を併設。展示方法等に工夫を凝らし、現代アート作品を展示する上品な雰囲気の美術館です。茶室とレストランもあります。
【豊田市美術館】
住所 :愛知県豊田市小坂本町8丁目5-1
開館時間 :10:00~17:30 (入場は17:00まで)
休館日 :毎週月曜日(祝日は除く)、年末・年始
入場料 :[常設展]一般 300円、高校・大学生 200円 中学生以下 無料
https://www.museum.toyota.aichi.jp/
民芸美を鑑賞できる柳宗悦ゆかりの施設「豊田市民芸館」
「豊田市民芸館」は、猿投山を仰ぐ矢作川のほとり、自然豊かな平戸橋公園の一角にあります。「民藝運動の父」と呼ばれる柳宗悦(やなぎ むねよし)ゆかりの日本民藝館(東京・駒場)が改築されるのに伴い、その一部を譲り受け1983年(昭和58年)に開館されました。
柳宗悦が唱えた「民藝運動」に共感し、豊田市民芸館の設立をはじめとした民藝の普及や猿投古窯の研究に尽力された本多静雄氏ゆかりの民芸品を展示しています。
第三民芸館では、コーヒーも100円でいただけますので、ゆったりとコーヒーをいただきながら、民芸を堪能するのもおすすめです。
【豊田市民芸館】
住所 : 愛知県豊田市平戸橋町波岩86-100
時間 :9:00〜17:00(最終入館16:30推奨)
休館日:月曜日(祝日の場合は開館)、年末年始
入館料:無料(ただし、特別展は有料)
※ 料金は変更になる可能性がございますので公式サイト等でご確認ください
http://www.mingeikan.toyota.aichi.jp
古川美術館・爲三郎記念館(名古屋市)
出典:https://www.aichi-now.jp/spots/detail/2224/
愛知県名古屋市にある古川美術館。初代館長 故古川爲三郎が長年にわたって収集し大切にしてきた美術品を、「私蔵することなく広く皆様に楽しんでいただきたい」との思いから開館。
所蔵品は、初代館長古川爲三郎が長年に渡り収集した近代日本画を中心に、油彩画・陶磁器・工芸品、また西洋中世の装飾写本など多岐に渡っています。徒歩3分の離れには分館の爲三郎記念館があります。昭和9年に茶事を目的として建てられた日本の伝統的な数寄屋建築で、初代館長の古川爲三郎の終の棲家となった和の魅力あふれた空間です。中ではお茶も楽しめます。
【古川美術館・爲三郎記念館】
住所 : 愛知県名古屋市千種区池下町2-50
時間 :10:00~17:00(最終入館16:30)
休館日:月曜日(祝日の場合は開館)、年末年始
入館料:
【古川美術館、分館爲三郎記念館2館入館券】
一般1,000円 高大学生500円 中学生以下無料
【古川美術館のみ入館券(一般のみ有効)】
一般800円
【爲三郎記念館のみ入館券(呈茶付)】
すべての方800円
https://www.furukawa-museum.or.jp/
ショッピングついでに立ち寄れる「松坂屋美術館」(名古屋)
松坂屋美術館は1991年松坂屋名古屋店の南館オープンとともに開館。松坂屋名古屋店の南館7階にあります。国内外の絵画や博物、工芸、アニメーションなど幅広いジャンルの展覧会を数多く開催されています。
【松坂屋美術館】
住所 :名古屋市中区栄三丁目16番1号
開館時間:10:00〜19:30
https://www.matsuzakaya.co.jp/nagoya/museum/