東海最大級の弥生集落を体感!「あいち朝日遺跡ミュージアム」

清須市
掲載日:2021.02.01

弥生時代の生活空間を再現!
「体験弥生ムラ」

あいち朝日遺跡ミュージアム

体験弥生ムラ

屋外の「体験弥生ムラ」では、弥生時代の建物や水田、環濠(かんごう)などを復元しており、弥生時代の生活空間を体感できます。実際に稲も育てているというから驚きです。

高床倉庫(復元)

高床倉庫(復元)

穀物をたくわえる倉庫として弥生時代に広まった「高床倉庫」。弥生時代の高床建物には祭祀的な意味合いもあったと考えられ、神社につながっている説もあるのだとか。確かに似ていますね!

竪穴住居(復元)

竪穴住居(復元)

弥生時代の住まいといえば、竪穴住居。朝日遺跡でも、たくさんの竪穴住居跡が発見されています。

方形周溝墓

先ほど展示室のジオラマで登場したお墓「方形周溝墓」も復元されています。弥生時代について学んだ後だと、「これはお墓だ!」とすぐにわかりますね。

第1貝塚(貝殻山)

第1貝塚(貝殻山)

貝層断面表示

貝層断面表示

そして朝日遺跡の一部である「貝殻山貝塚」は、弥生文化が東海地方に定着していった様子を明らかにする重要な遺跡として、国の史跡に指定されています。

史跡貝殻山貝塚交流館

史跡貝殻山貝塚交流館

貝塚について詳しく知りたい!という方は、「史跡貝殻山貝塚交流館」にも足を運んでみましょう。(入場無料)

ミュージアムショップをチェック!

最後はミュージアムショップで、オリジナルグッズや弥生時代に関するアイテムをチェックしましょう!

まずは朝日遺跡のキャラクター「アカ」と「クロ」のオリジナルグッズ。

竪穴式住居と高床式倉の組み立てキット!すぐに完売してしまうほどの人気商品です。

こちらは朝日遺跡でも多く出土している「円窓付土器」をモチーフにしたキャンドルスタンド。ナチュラルなデザインなので、お部屋にすっと馴染みそうですね。

歴史好きにはたまらない?!石器ペンダントとひすいの勾玉も。

学芸員の原田幹さん

もっと弥生時代や朝日遺跡について知りたいという方は、こちらもチェック!学芸員の原田幹さんが執筆された『東西弥生文化の結節点・朝日遺跡』では、朝日遺跡についてより詳細に紹介されています。

今回は「あいち朝日遺跡ミュージアム」についてご紹介しました。愛知県にこんなにも巨大な弥生時代の遺跡があるとは知りませんでした。アニメーションやジオラマによって弥生時代の暮らしがわかりやすく紹介されているので、歴史は詳しくないという方も楽しく学べます。また屋外の建物の復元が圧巻!ぜひ、お子さんと一緒に訪れていただきたい施設です。

清洲城や体感!しだみ古墳群ミュージアムとの共通券もあるので、ぜひ合わせて足を運んでみてくださいね。

▼清洲城

▼体感!しだみ古墳群ミュージアム

スポット詳細

【あいち朝日遺跡ミュージアム】
住所   :愛知県清須市朝日貝塚1番地
電話番号 :052-409-1467
営業時間 :9:30~17:00
定休日  :月曜日(祝祭日の場合、翌平日) 年末年始(12月28日~1月3日)
駐車場  :普通車 / 15台(無料)

https://aichi-asahi.jp/

 

<観覧料>
【個人】一般300円/大学生・高校生200円
【団体】一般250円/大学生・高校生150円

【年間パスポート】
一般1,000円/大学生・高校生600円
【清洲城共通券】
一般500円
【体感!しだみ古墳群ミュージアム共通券】
一般400円 大学生・高校生300円

Life Designs (ライフデザインズ)は、”東海エリア(愛知・岐阜・三重)の暮らしをもっと楽しく”をテーマに、情報発信するライフスタイルメディアです。

おでかけやランチの参考など、読者のみなさんの日常に寄り添えるメディアでありたいと思っています。運営しているのは、食・おでかけ・趣味に日々全力な編集部員たち。自分たちが東海エリアで生活する中で、出会ったモノや場所、琴線に触れたことをメディアを通してお届けしていきます。

おすすめスポット