見て・触れて・学べる!あいち航空ミュージアム
目次
充実した体験プログラム!
あいち航空ミュージアムでは、工作や実験、オープンラボなど、お子さまから大人まで楽しく飛行機を学べる体験プログラムも充実しています。
パイロット体験では、パイロットとしてフライトプランをつくることからスタートして、フライトシミュレーターを操縦します。
実際にやってみた方からは、まさかこんなにも本格的に体験できるとは思わなかった!との声をいただくのだとか。
パイロットだけでなく、整備士体験ができてしまうのが、このミュージアムのすごいところ。実機で点検を行い、工具を使って整備体験ができてしまうんです!
かなり本格的!
子どもたちの夢が広がるすばらしいプログラムですよね。
“飛行”の解剖図鑑
飛行の仕組みを深く知っていただきたいという思いから、ヘリコプターの実機をいくつかのパーツに分解して展示されています。
部品の精密さを見て、触って確認することができます!
エンジン部分や、ヘリコプターの羽、座席なども展示されています。
大迫力!実機の展示ゾーン
最大の見どころは、愛知県ゆかりの航空機など実機7機を間近で見られることではないでしょうか。実際に使用されていた実機を、近くで見られます
いくつかピックアップしてご紹介していきます!
戦後初の国産旅客機「YS-11」
第二次世界大戦後、日本航空機製造が開発した「戦後初の国産旅客機」です。日本航空機製造が設計開発・生産管理・品質管理・販売・プロダクトサポートを行い、生産は機体メーカー各社が分担、最終組立は三菱重工業が行いました。
昭和37年8月30日、ここ名古屋空港から初飛行し、成功を収めたあとは、海外にも多く輸出されました。
この機体は、昭和40年に航空自衛隊に納入され、VIPの輸送機として使用。昭和天皇も搭乗されています。展示機は、鳥取県の航空自衛隊美保基地から小牧基地までファイナルフライトを行ったのちに、ここで展示機として親しまれています。
土日祝は機内公開をしているので、ぜひ行ってみてくださいね!
三菱重工のビジネスジェット機「MU-300」
三菱重工業と米国現地法人三菱アメリカ・インダストリー社が製造した双発のビジネスジェット機です。大企業のトップたちが乗る飛行機であるため、私たち一般人は見かけることも、乗ることもできない、大変貴重なジェット機なんです。
平日のみボランティアのよるスポットガイドがあり、機内をご覧いただけます。
※ボランティアスタッフの都合で実施できない日もあります。
さすが、VIP用のジェット機。椅子はすべて、革張りでふかふか。テーブルやドリンクホルダー、灰皿も完備されていました。ほんのちょっぴり、VIP気分を満喫させていただきました。
零戦(実物大模型)
旧日本海軍の「零式艦上戦闘機(ゼロ戦)」の実物大模型。模型はジュラルミン製で全長9.1メートル、全幅11メートル、高さ3.6メートル。佐賀県神埼市の板金塗装、馬場ボディーの馬場憲治代表が詳細な図面に基づいて製作されたものです。
エンジン後部は排ガスで黒くすすけた様子を塗装で表すなど見た目にもこだわっています。映画「永遠の0」の撮影にも使われたのだそう。
今回ご紹介した機体以外も、ぜひチェックしてみてくださいね!
展望デッキへ行こう!
屋上階は「展望デッキ」になっています。なんとこちらの展望デッキ、滑走路までの距離は約300m。ここまで至近距離で、飛び立つ機体が見れられる展望デッキはないのではないでしょうか。
展望デッキにはハンモックも設置されているので、くつろぎながら、離着陸する飛行機やヘリコプターを眺めてみてくださいね。
展望デッキから見ることができる航空機を、どの事業者がどのような目的で運航しているのか、パネルで紹介しています!