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【スウェーデンの暮らし】秋の味覚、りんごの祭典 Äpple Dagar

海外

スウェーデン
2020.10.31
新谷 友海

新谷 友海

スウェーデン在住

【スウェーデンの暮らし】秋の味覚、りんごの祭典 Äpple Dagar

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先日街でとても可愛らしい名前のイベントの張り紙を見つけました。その名も「Äpple Dagar」(りんごの日)。はじめて聞くイベントでしたので、なんだろう?と気になり、さっそく開催日に足を運んできました。

もう日中の気温は15度前後、夜は10度ほどとなった秋まっさかりのスウェーデン。だいぶ紅葉も深まってきました。今は丁度リンゴの時期。一軒家の庭にもリンゴを植えているお宅が大変多いので、秋は庭にたくさんの赤く熟れたリンゴが落ちているのがスウェーデンの風物詩。

Äpple Dagar(りんごの日)

「りんごの日」の会場のある野外博物館へ到着すると、ありました広場の前に「Äpple Dagarあちら」のサイン!緑と赤のリンゴが沢山刺さっています。では「あちら」の方向へ進んでみましょう。

Äpple Dagar(りんごの日)

ちなみにこの日はとても良い天気だったので、このサインのある広場では多くのご年配グループや、子連れの家族が外のテーブルでピクニックやお茶をしていました。大きな鶏も自由に歩き回っています。

Äpple Dagar(りんごの日)

サインの方向へ進んでいくと、ありました!リンゴとカラスが飾られている「INGÅNG(入口)」と「UTGÅNG(出口)」のサイン。どうやらこの建物の前でÄpple Dagarは開催されているようです。

Äpple Dagar(りんごの日)

Äpple Dagar(りんごの日)

こちらが会場です。人はまばらですが、屋根付きのテーブルに沢山の籠に入ったさまざまな品種のリンゴが展示されています。すべてスウェーデン国内で採れるリンゴです。中にはご当地リンゴもたくさん。こんなにも多くの種類があるんですね。

Äpple Dagar(りんごの日)

こちらはCox’s promnaという種類。赤いもの、緑のもの、黄色のもの、沢山のリンゴが産地別に並びます。

Äpple Dagar(りんごの日)

こちらは「Lokala sorter(ローカルの品種)」という事で、すべて地元で採れるリンゴです。

Äpple Dagar(りんごの日)

例えばこの手前の籠はSävstaholmという品種。名前の下には収穫時期スウェーデンのどのエリアで育てられるか収穫可能時期おすすめの食べ方その他、とインフォメーションが書かれています。

本当に沢山の品種が会場の籠に並べられているのですが、大きいもの小さいもの、色も見た目もさまざまで、こんなに種類によって違うんだなぁととても勉強になりました。

会場に並べられているのは実はリンゴだけではありません。こちらのテーブルにはBär(ベリー)が。ベリーもスウェーデンの食生活には無くてはならないもの。

ブドウにラズベリーにブルーベリーにコケモモにブラックベリーにストロベリーに……と自然に近いスウェーデンの暮らしではよく採れる身近なベリー類をよく食べます。

こちらがベリーのテーブル。開催される4日間のうち最終日に行ったのでちょっとくたびれているものもありますが、それもご愛敬。ジャムに適したものやワインに適したものさまざまです。

Päron(洋ナシ)

そしてこちらはPäron(洋ナシ)のテーブル。洋ナシもリンゴやベリーのように、スウェーデン人の生活に馴染みの深いもの。家庭や職場でも、テーブルの上の籠に入れておいておやつやランチに洋ナシを食べるのもとてもポピュラー。スーパーにもたくさん並びます。

Päron(洋ナシ)

洋ナシは皆ほぼ色味は同じですが大きさや形が色々。洋ナシも国内で採れるだけでこんなに種類があるんですね。

他にもリンゴについて学べます。右側はスウェーデン国内で採れるリンゴの一覧。そして左側は「寒い春」「寒くて雨の多い春と夏」の場合リンゴの成長はどうなるかが書かれています。

寒い春」の場合、花が霜でおおわれてしまい花粉を運ぶ蜂が巣から出てこないので、その年のリンゴは期待できない。そして「寒くて雨の多い春と夏」の場合は収穫は出来るが小さい実、病気の実、すぐに地面に落ちるものばかり……などとこちらも残念な結果になってしまうそう。やはり花粉を蜂が仲介していく春の気候がとても大事なのですね。

アップルパイのレシピ

では最後に会場い置いてあったスウェーデン風アップルパイHerrarnas favorit(紳士たちのお気に入り)と名前のついているこちらのレシピをご紹介しましょう。

Herrarnas favorit(紳士たちのお気に入り)

【材料】
卵1個
砂糖 2dl
常温のバターあるいはマーガリン 1dl
小麦粉 2dl
ベーキングパウダー 1ティースプーン
リンゴ 3個

【作り方】
卵と砂糖をよくかき混ぜてバターを加える。ベーキングパウダーを混ぜた小麦粉に流し入れてよく混ぜる。型へ入れたらスライスしたリンゴを飾り付ける。175度に温めたオーブンで45~50分で出来上がり。

日本でも手に入る材料で簡単に出来ますので、是非作ってみて下さい!スウェーデンではバニラソースやアイスクリームと一緒に食べるのが定番です。

以上、スウェーデン秋の風物詩のリンゴが沢山集まったリンゴの祭典、Äpple Dagarでした。

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新谷 友海

新谷 友海

スウェーデン在住

愛知県稲沢市出身。2007年1月よりスウェーデン在住。日本でプロボーカリストとして音楽活動に励んだのち、現在はフリーランスデザイナー、ライターとして活動中。スウェーデンから、リアルな北欧の暮らしを季節の写真とともにお届けします。

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