熱田神宮だけじゃない。熱田区を散策してみよう!

愛知
掲載日:2019.07.12
熱田神宮だけじゃない。熱田区を散策してみよう!

熱田区は、名古屋市の中央南部に位置し、交通の便も非常にいい場所です。また、熱田神宮をはじめ、白鳥庭園や堀川、断夫山古墳があるなど歴史と文化のまちでもあります。今回は、熱田区の中でも熱田神宮を中心に”徒歩圏内で周ることができるおすすめスポット”をご紹介していきます。

まずは熱田神宮へ

まずは熱田神宮からスタートです。熱田神宮は、名古屋市熱田区、「熱田の杜(もり)」と呼ばれる森の中にあります。1900年以上続く古社であり、地元の人々からは「熱田さん」の名で親しまれています。3種の神器の一つである草薙剣(くさなぎのつるぎ)が、御神体としてまつられていることから、パワースポットも知られています。

年間700万人以上の人で賑わい、地元はもとより、全国の人々から「心のふるさと」として崇敬、信仰をあつめています。

境内にはさまざまな木が生い茂っていますが、中でも有名なのが「大楠(七楠)」です。場所は、手水舎のすぐ北側。樹齢は1000年を超えており、空海が手植えしたとも言われています。熱田神宮の御神木として大切にされています。

本宮には、三種の神器の1つ「草薙剣(くさなぎのつるぎ、天叢雲剣)」を熱田大神として祀られています。

この剣は、素戔嗚尊(すさのお)が出雲で八岐大蛇(やまたのおろち)を退治したときに、その尾から出た神剣との言い伝えが残されています。

星型の絵馬はとってもかわいいです。

お守りの中でも特に人気があるのが「白鳥守」です。祭神の一人である日本武尊は、亡くなられた際、白鳥と化して空へ飛び立ったといわれます。この伝説にちなんで、かわいらしい白鳥をかたどったのが「白鳥守」です。「愛まもり」ともいわれ、開運招福、縁結び、安産などのご利益があるのだとか。

参拝のあとは、宮きしめんがおすすめです。種類は赤つゆのオーソドックスな「宮きしめん」と、白醤油を使った「おすましきしめん」の2種類。今回はオーソドックスな宮きしめんをいただきました。醤油ベースのきしめんは、一口食べると、カツオの風味が口の中に広がります。麺ももちもちでとってもおいしいですよ!

【宮きしめん 神宮店】
営業時間:9:00~16:30

熱田神宮にはたくさんの魅力がたくさんあるので、行ったことある方もない方も、ぜひ参拝へ行ってみてくださいね。

熱田神宮の記事はこちらから

【熱田神宮】
住所:456-8585 愛知県名古屋市熱田区神宮1丁目1-1
宝物館の入館は、9:00~16:30(入館時間16:10まで)
https://www.atsutajingu.or.jp/jingu/

参拝のあとには絶対にはずせない!
名古屋名物ひつまぶし「あつた蓬莱軒」

蓬莱軒

熱田神宮の参拝のあとは、並んでもやっぱり食べたいのが「あつた蓬莱軒」のひつまぶしです。1873(明治6)年の創業以来、ひつまぶし発祥の店として地元民、観光客に不動の人気を誇っています。

表面はパリッと、中はふわっと焼かれた香ばしいうなぎは、創業当時から継ぎ足しで使っている秘伝のタレをつけ、備長炭でじっくり焼きあげています。中でも自慢は、細かく刻んだうなぎをおひつのごはんの上にのせた”ひつまぶし”。ごはんには秘伝のタレが染み込み、何度でも食べたくなるおいしさです!

蓬莱軒 ひつまぶし

ひつまぶしの食べ方は、1杯目はそのまま、2杯目は薬味をのせて、3杯目はお茶漬け、4杯目は好きな食べ方でいただきます。

そのまま食べても、最高においしいですが、薬味を入れることでより素材が引き立ちます。そして、出汁をそそいでいただく、お茶漬けもまた別格!どんな風に食べてもおいしいので、筆者は毎度倒れそうになります。

うまき 肝吸い

蓬莱軒は、ひつまぶしだけじゃありません。鰻肝焼きやうまきなどのうなぎ料理も絶品です。

ぜひ、熱田神宮参拝のあとはぜひ、あつた蓬莱軒へ行ってみてくださいね!

【あつた蓬莱軒本店】
住所  :名古屋市熱田区神戸町503
営業時間:11:30~14:00(L.O) 16:30~20:30(L.O)
定休日 :水曜日・第2、第4木曜日(祝日は除く)

【 神宮店】
住所  :名古屋市熱田区神宮2-10-26
営業時間:11:30~14:30(L.O) 16:30~20:30(L.O)
定休日 :火曜日・第2、第4月曜日(祝日は除く)

http://www.houraiken.com/

昭和レトロな商店街「神宮前商店街」

参拝のあとは、神宮前商店街へ行ってみましょう!JR熱田駅と名鉄神宮前駅、2つの駅をつなぐ場所にあります。


神宮前商店街

年間約700万人が訪れる熱田神宮は目の前にも関わらず、なぜだかシャッター商店街と化してるのですが、なかなかすてきなお店があるので、いくつかピックアップしてご紹介いたします。

熱田名物の「きよめ餅」。こちらの店舗には、喫茶コーナーが併設され、店舗奥には「喜与女茶寮」という喫茶室も入っています。

喫茶室では、コーヒーや紅茶などの定番ドリンクから、きよめ餅とお抹茶のセットやあんみつ、ぜんざいなどが楽しめます。コーヒーにきよめ餅をセットで付けることもできるんです。

【喜与女茶寮(きよめさりょう)】
住所  :名古屋市熱田区神宮3-4-12
営業時間:売店8:00~18:30 喫茶室8:30~18:30(ラストオーダー18:00)
定休日 :月曜日

焼きたてパンの店「SUZUMEYA」。昔ながらのパン屋さんです。

こちらは、2018年6月にオープンしたコーヒースタンド「Bright Coffee Stand」。店内は注文カウンターだけの小さなお店ですが、スペシャルティコーヒーがいただける本格的なコーヒースタンドです。

コーヒー豆はエチオピアやメキシコなど時期に応じて変わる複数の産地から豆を選ぶことができます。焙煎度合いもLightからDarkまで幅広く対応。この日は、メキシコ・グアテマラ・コロンビア・ケニア・デカフェ・チョコプレッソの6種類でした。すべてのコーヒー豆は購入することも可能です。(100g / ¥600)

ハンドドリップかフレンチプレスか選んで淹れてもらえます。

ハンドドリップ(コロンビア) ¥430

一杯ずつていねいに淹れたれたスペシャリティコーヒーは、格別。しっかりとした風味と、さっぱりとした後味で、また飲みたくなるコーヒーです。

【Bright Coffee Stand】
住所   :愛知県名古屋市熱田区神宮3丁目1-1 MAP
営業時間 :7:30-18:00(Sat San 10:00-17:00)
定休日  :月曜日
https://www.instagram.com/bright_coffee_stand/

続いて、お隣の「POPO 名古屋1号店」へ。

テレビでもたびたび紹介されているメロンパン専門店。店名に「神戸元町」とありますが、名古屋発祥の地元で16年間愛され続けているお店です。移動販売で見かけたことがある方も、多いのではないでしょうか。

メニューは、「メロンパン(¥150)」と、「メロンパンラスク(¥100)」の2種類のみ。

表面のクッキー生地はサクサク食感のクリスピー仕上げで、中はふんわりやわらか。一般的なメロンパンは表面に砂糖がついていますが、POPOのメロンパンはホワイト練乳チョコチップがトッピングされています。優しい甘さがクセになるおいしさです。

【POPO(ポポ) 名古屋1号店】
住所   :愛知県名古屋市熱田区神宮3丁目1-1 MAP
営業時間 :10:00-17:00 ※なくなり次第終了
定休日  :日曜日、祝日

https://www.facebook.com/melonpanpopo/

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