一つひとつに想いやストーリーがある、美しいガラクタたち。BROCANTE de GIGUE(ブロカント ジーグ)
目次
BROCANTE de GIGUEの美しいガラクタたち
ここからは、BROCANTE de GIGUEの商品をご紹介していきます。
獣の脚がモチーフのシュガートング
昔のヨーロッパでは、シルバーは高級品であったため、一般家庭ではピューター(すず)のカトラリーが多く使われていました。シルバーとは違ったくすみ方が特徴。繊細な装飾がうつくしいです。
ダストパン(パンくず取り)
こちらは「パンくず取り」。フランスではパンを食べる習慣があります。テーブルの上に溢れたパンくずを、このダストパンでさっと取るという風に壁にかけられるので、お部屋のインテリアにもなります。
木製の インク吸い取り器 ビューバー
手描きのパンジーのイラストが可愛いらしい「ビューバー」。ビューバーとは、紙につき過ぎてしまったスタンプや万年筆のインクを吸い取るものです。裏面のカーブになった部分に吸い取り紙が付いていて使ったらはがします。
フェーヴ 1個¥350
こちらの3㎝ほどのサイズの陶器人形は「フェーヴ」と呼ばれる物です。フランスでは毎年1月6日にガレットを食べます。ガレットを切り分けた際にフェーブが入っていた人は、みんなから祝福を受け幸福が1年続くと言われています。インテリアとしても◎
JAZの目覚まし時計
フランス映画『アメリ』で有名になり、コレクターも多いJAZの目覚まし時計。JAZの時計は「キレンジャク(鳥のマーク)」の違いでつくられた年代がわかります。こちらのものは、しっぽが下向きなので中期の1941〜1967年製のものです。
こちらはなんと100年以上も前の誓約書。こんなにもきれいな状態で残っているんですね。ペーパーアイテムは、額に入れポスターのように楽しむのがおすすめ。
ロザリオ、キリストオブジェ、聖水盤など教会関係のアイテムも豊富にそろいます。日本では、ロザリオをネックレスとして付けられる方が多いですが、本来は手首に巻いてお祈りするものなんですよと教えていただきました。こうして、一つひとつのブロカントのお話を聞けるのがBROCANTE de GIGUEの魅力。
こちらはガラスの花挿し。ガラスにたくさんの穴が空いていて、切り花をアレンジして飾ることができます。日本の剣山のようなものです。上の写真のものは、ガラスの部分が取り外しできるので、トレーとしても使えます。
食器類もとても状態がよいです。食器は割れやすいので、akiさんが一つひとつ梱包してリュックで持って帰ってくるのだそう。
ブロカントの特徴は、カトラリーや生活用品など、実用的なものでも装飾が豊かでうつくしいこと。使わないときも、そのまま飾っておきたくなります。
BROCANTE de GIGUEで開催される
さまざまな企画展
BROCANTE de GIGUEでは、さまざまな企画展が開催されています。その中でも特に知っていただきたいのが、年に2回開催される「ジーグ洋装店」名付けられたイベントです。全国から13〜14名ほどの、手作りでお洋服をつくられている作家さんのお洋服が集まります。その数なんと、300点以上。ブロカントに興味があるけれど、なかなかお店に行くのには勇気がいるなという方は、ぜひこの機会に訪れてみてくださいね。
<ジーグ洋装店 Vol.11>
会期:2019年3月14日(木)〜3月28日(木) ※20日、21日、22日はお休み
時間:10:00〜17:00
お店に飾っているドライフラワーのほとんどはお客様からのいただきものなのだそう。BROCANTE de GIGUEはたくさんの方に愛されているお店なのですね。
BROCANTE de GIGUEの一番の魅力は、すべてのブロカントのストーリーや想いを聞けること。こんな想いで使われていたんだ。こんな人が使っていたんだ。そう知ることで、より大切にしたい気持ちが膨らみます。ブロカントに興味が湧いた。ほかにはないブロカントに出会いたい。そんな方は、ぜひBROCANTE de GIGUEに足を運んでみてください。きっとすてきなブロカントに出会えるはずです。