フルーツをテーマにした農業公園「東谷山フルーツパーク」。収穫体験〜グルメまで、親子で楽しめる魅力が満載!

名古屋 守山区
掲載日:2020.10.07
フルーツをテーマにした農業公園「東谷山フルーツパーク」。収穫体験〜グルメまで、親子で楽しめる魅力が満載!

愛知県名古屋市守山区にある「東谷山(とうごくさん)フルーツパーク」。

モモ・ブドウ・リンゴなど17種類の果樹園や世界の熱帯果樹温室などがあり、さまざまなフルーツや植物を身近に観賞して学ぶことができる、果物をテーマにした農業公園です。園内にあるレストハウスでは、旬のフルーツを使ったスイーツを味わうことも。果物の収穫体験や果物の販売もあり、四季を通して自然の恵みが楽しめます。

今回は東谷山フルーツパークの魅力をたっぷりとお届けします。

40周年を迎えた農業公園
「東谷山フルーツパーク」とは

フルーツ

東谷山フルーツパーク

名古屋市最高峰の山「東谷山(標高 198.3m)」

桜並木

東谷山フルーツパークは東谷山の山麓に位置し、豊かな自然環境のなかにあります。都市における自然とのふれあいの場、植物観察や散策を楽しむ場、 果樹栽培技術の指導・研究など、多目的な農業公園として1980年4月に開園。今年で40周年を迎えました。果物をテーマにしたユニークな農業公園として親しまれています。

春には、シダレサクラをはじめ約1,000本のサクラが咲き、お花見スポットもしても大人気!

季節ごとにいろいろな果実が実る
17種類の果樹園

果樹園

ぶどう

まずは果樹園へ行ってみましょう!

約22,000平方メートルを誇る広大な土地にある果樹園では、ナシ・ブルーベリー・リンゴなど、季節ごとに色々な果実が実ります。普段私たちが食べている果物がどんな風になっているのか、なかなか知れる機会は少ないですよね。子どもたちの食育としても人気なのだとか。

果樹園を担当している、小川さんと野口さんに案内していただきました。

ミカン園

ミカン園

まずはミカン園へ。取材時は、これから間引きをして果実をより大きくする段階でした。

東谷山フルーツパークでは「温州(うんしゅう)ミカン」をはじめ、多種多様なカンキツ類を23品種で約150本栽培しています。10月中旬の収量の見込める週末には、収穫体験が行われます。

クリ園

クリ園

続いてはクリ園へ。大きなクリがたくさんなっていますね!

東谷山フルーツパークでは、「トゲなし栗」「ぽろたん」「森早生」など、11品種で約25本を栽培しています。

リンゴ園

リンゴ園

最後はリンゴ園。東谷山フルーツパークではリンゴの代表品種である「ふじ」や「王林」をはじめ、26品種で約120本を栽培しています。身近な果物もこうして木になっている姿は、なかなかめずらしいですよね。

季節の果物が収穫できる!収穫体験

収穫体験

収穫体験は、収穫量の見込める週末を中心に開催。収穫した分を量り売りしています。収穫体験の予定は、東谷山フルーツパークのtwitterやInstagramなどをチェック!

ウメ    :6月
ブルーベリー:7〜8月
ナシ    :8月〜9月
リンゴ   :9〜11月
ミカン   :10月
カキ    :11月

▼詳しくはこちら
https://www.fruitpark.org/event-information/harvest-experience.html

2018年12月オープン!レモン果樹園「ふるさとナゴヤレモン園」

ふるさとナゴヤレモン園

ふるさとナゴヤレモン園

2018年12月にオープンした、レモン果樹園「ふるさとナゴヤレモン園」。ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社と、公益財団法人名古屋市みどりの協会の共同運営による施設です。レモンの苗木が育つ数年後には、これまでなかった冬期の収穫体験や栽培体験などが楽しめるのだとか。今から楽しみです!

めずらしい果樹を観察することができる
「世界の熱帯果樹温室」

世界の熱帯果樹温室

大小二つのドーム型をした温室は東谷山周辺に多数存在する古墳群のひとつ、前方後円墳をモデルにデザイン

世界の熱帯果樹温室

続いては、「世界の熱帯果樹温室」へ行ってみましょう!

温室内にはバナナ・パパイア・ココヤシ・レイシ・パラミツなど104品種、282本の熱帯果樹・亜熱帯果樹が植えられています。世界中のめずらしい果物を観察することができます。

<温室観覧料>
大人300円(中学生以下無料)
・名古屋市内在住65才以上の方100円
・30名以上の団体は2割引
・年間パスポート 大人900円

世界の熱帯果樹温室

世界の熱帯果樹温室

世界の熱帯果樹温室

中へ入ってみると……まるでジャングルのよう!見たことのない果樹がたくさんです。

温室担当の中島さん

温室担当の中島さんに案内していただきました。

突然ですが、バナナは木でしょうか?

バナナ

正解は……「バナナの木」とよく言いますが、実はバナナは「草」なんです。木に見えるのは、葉っぱの根元が何枚も重なりあったもの。イメージとしては、玉ねぎの皮の部分です。

バナナ

バナナ

花が咲いたあと、実が成長します。日常的に食べているバナナが、こんな風に成長するなんて知りませんでした。ちなみに、世界で1番バナナをつくっているのはインドなのだそう。

コパラミツ

コパラミツ

こちらは「コパラミツ」。

世界最大のフルーツ「パラミツ」に似ていますが、果実が小さく香りが高いことが大きな違い。熟した果実は、種の周りを生で食べることができ、ナシのようにジューシーなのだとか。

ヒョウタンノキ

ヒョウタンノキ

続いては「ヒョウタンノキ」。木の幹に果実がなっています。これは驚きです!!日本のヒョウタンとは無関係ですが、容器など同じような用途で使われています。

今回ご紹介した果樹はほんの一部。実がなっているところには、このようにプレートがあるので見つけやすいです。季節ごとに見られる果実も異なるので、ぜひ違いを楽しんでくださいね!

スポット詳細

【東谷山フルーツパーク】
住所   :愛知県名古屋市守山区大字上志段味字東谷2110
電話番号 :(052)736-3344
営業時間 :午前9時~午後4時30分
休園日  :毎週月曜(休日と重なった場合はその直後の平日)
      年末年始(12月29日~1月3日)
駐車場  :840台(無料)
入園料  :無料

https://www.fruitpark.org/

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