【はじめてのジブリパークQ&A】ジブリパークへ行く前に知っておきたいポイントまとめ

【はじめてのジブリパークQ&A】ジブリパークへ行く前に知っておきたいポイントまとめ

2022年に愛知県・長久手市に誕生した「ジブリパーク」。
「千と千尋の神隠し」「となりのトトロ」など、スタジオジブリの世界観を細部まで再現した空間は、ファンはもちろん、家族連れやデートでも人気を集めています。

しかし、はじめて訪れる人にとっては、「チケットの取り方は?」「全部まわれるの?」「アクセスは便利?」など、不安や疑問も多いはず。

この記事では、ジブリパークをはじめて訪れる方に向けて準備から当日の楽しみ方まで分かりやすく解説します。

Q1.ジブリパークってどんな場所?

A.ジブリパークは、愛知県長久手市の「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)」内にあるテーマパークです。大きなアトラクションや派手な乗り物はなく、作品の舞台やジブリの世界観を“歩いて、感じて、発見する”場所です。

エリアは5つ

(1)ジブリの大倉庫(屋内展示・ショップ・カフェ)
(2)青春の丘(『耳をすませば』の地球屋)
(3)どんどこ森(『となりのトトロ』サツキとメイの家)
(4)もののけの里(『もののけ姫』のたたら場)
(5)魔女の谷(『魔女の宅急便』『ハウルの動く城』など)

それぞれの作品世界を丁寧に再現しているため、映画を観てから行くとより楽しめますよ。

>>ジブリパークおさんぽMAPはこちらから

Q2.チケットは必要?無料で楽しめる場所はある?

猫の城遊具

A.ジブリパークの有料エリア(ジブリの大倉庫・青春の丘・どんどこ森・もののけの里・魔女の谷)に入るには、事前予約制のチケットが必要です。

ただし!ジブリパークがあるモリコロパーク自体は入園無料。一部チケットがなくても無料で遊べるエリアもありますよ。

詳しくはリンクをご覧ください

Q3.営業時間と休園日(2025年8月時点)は?

A.
営業時間
 平日 10:00〜17:00
 土日祝 9:00〜17:00

休園日
 毎週火曜日(祝日の場合は翌平日)
 年末年始、指定のメンテナンス日
→訪れる前に必ず公式サイトで最新情報を確認しておきましょう。

Q4.入場時間のルールはある?

A.
・ジブリの大倉庫:時間指定入場(9:00〜15:00の1時間ごとに入場枠あり/退場は自由)
・魔女の谷(さんぽ券):指定入場あり
・その他のエリア:自由入場(最終入場は16:30)

→再入場できないエリアもあるので、効率よく回るには事前の計画立てが必須です。

Q5.ジブリパークへのアクセスは?

A.
名古屋駅から電車(約50分)
 地下鉄東山線→藤が丘駅→リニモ→愛・地球博記念公園駅

高速バス(直行40分/経由便1時間)
 名鉄バスセンター→愛・地球博記念公園
<アクセスの詳細はこちら>

→専用駐車場はなく、公共交通機関の利用がおすすめ。車の場合は愛・地球博記念公園の駐車場を利用しましょう。

車の場合はこちらから

Q.6チケットはどうやって買うの?

A.チケットはBoo-Wooチケット(ローソンチケット)での事前販売のみ。

・毎月10日に翌々月分が発売
・当日券の販売はなし
・「大さんぽ券プレミアム」があれば5つのエリアを一度に楽しめます

→はじめての方には「大さんぽ券プレミアム」がおすすめ。

※例:9月入場分は7月10日14時から販売開始
1回の手続きで最大6枚まで、代理による購入(ギフトを含む)ができないので要注意(チケット券面に購入者の氏名が記載され、入場時に本人確認があるため)。

また入場の際には不正防止のため、無作為で本人確認を行うので身分証明書(パスポート・運転免許証など)の準備もお忘れなく。

Q7.食事はどうする?持ち込みOK?

A.パーク内にはいくつかの飲食施設があります。以下がパーク内の飲食店です。

・大陸横断飛行(カフェ/ジブリの大倉庫)
『紅の豚』モチーフ、サンドイッチや軽食が楽しめる

・シベリ・あん(ジブリの大倉庫)
『風立ちぬ』に登場する「シベリア」と牛乳が名物

・魔女の谷レストラン棟
しっかり食事を取りたい方におすすめ

・グーチョキパン屋(魔女の谷)
パンを実際に購入可能

ただし人気で混雑するため、お弁当や軽食を持ち込み、モリコロパークの芝生でピクニック、混雑を避けて遅め・早めのランチタイムに利用が安心です。

Q8.どのくらい時間がかかる?

A.ジブリパークを回るのにかかる時間は、訪れるエリア数や体験内容によって大きく変わります。目安としては以下の通りです。

ジブリの大倉庫:3〜5時間|見どころが多く、観光時間を多めに確保
青春の丘:45分〜1時間30分|エレベーター塔は混雑する場合あり
どんどこ森:45分〜1時間30分|子ども連れの場合はさらに時間がかかる可能性
もののけの里:30分〜1時間|五平餅体験は+25分ほど
魔女の谷:3〜4時間|飲食やお土産の購入は混雑に注意

<注意>
所要時間目安:10時間前後
開園から閉園までフルに使っても、時間が足りないことがあります。
各エリアでの待ち時間や昼食時間、徒歩移動も考慮すると、1日ですべてを満喫するのは難しい可能性があります。
※エリア間の徒歩移動は約1時間、昼食・待ち時間・お土産選びも含めると余裕を持った計画が必要です。

Q9.効率的に回るコツはある?

広い公園内を巡るには、無料の園内バスが便利!

A.
開園直後に入場すると混雑を避けられ、じっくり楽しめます。
2〜3エリアに絞ると、無理なく満喫できます。
入場時間指定がある「ジブリの大倉庫」や「魔女の谷」は、事前に計画を立てておくことが重要です。

Q10.服装や持ち物で注意することは?

A.広い公園を歩くため歩きやすい靴が必須。

水分補給用ボトル
帽子・日焼け止め(夏)
防寒具(冬)
エコバッグ(グッズ購入用)を持参すると快適です。

Q11.それぞれのエリアの魅力(5つのゾーン)は何?

・ジブリの大倉庫

短編アニメ上映「オリヲン座」、ネコバスルーム、南街、ショップなどが集まるメインエリアです。はじめてジブリパークへ行く方は必ず訪れていただきたいエリアの一つです。

・青春の丘

『耳をすませば』の「地球屋」や『猫の恩返し』の「猫の事務所」が楽しめます。まるで映画の世界に入ったかのような気分になります。耳をすませばファンの方必見です。

・どんどこ森

「サツキとメイの家」「どんどこ堂」がある自然豊かなエリア。大きなトトロの遊具があるため、小さなお子さんにもおすすめです。

・もののけの里

五平餅作り体験、巨大な「タタリ神」「乙事主」オブジェが人気のエリア。もののけ姫好きの方は必見です。

・魔女の谷

『ハウルの動く城』『魔女の宅急便』の世界を再現。アトラクションやグーチョキパン屋も必見。ジブリといえば!の世界感を存分に楽しめるエリアです。

はじめての方におすすめ!モデルコース

〈ファミリー向け 半日コース〉

午前10:00 ジブリの大倉庫へ(展示・ショップ・カフェ)
午後12:00 芝生広場でお弁当ピクニック
午後13:30 どんどこ森(サツキとメイの家)へ
午後15:30 もののけの里を散策
午後16:30 公園の遊具で遊んでから帰路へ

 

〈デート向け 1日満喫コース〉

午前10:00 ジブリの大倉庫で展示&フォトスポット巡り
午後12:00 魔女の谷のレストランでランチ
午後13:30 青春の丘へ(「耳をすませば」の地球屋)
午後15:00 もののけの里で散策・写真撮影
午後16:30 大観覧車から公園全体を眺めて夕暮れを楽しむ

 

〈一人旅向け じっくり堪能コース〉

午前10:00 ジブリの大倉庫で展示をじっくり鑑賞
午後12:30 園内カフェでひと休み
午後14:30 魔女の谷をのんびり散策
午後16:30 ショップでおみやげ選び

※このコースは『大さんぽ券』または『大さんぽ券プレミアム』の利用を想定しています

Q12.ジブリパークを楽しむ7つのコツ

  • チケットは事前予約必須
  • 入場時間が決まっているエリアに注意
  • 歩きやすい靴で行く
  • 公園全体は広いので時間配分を意識
  • 映画を観返してから行くと数倍楽しい
  • 食事は混雑回避かピクニック利用
  • 無料エリアも活用して満喫


今回はジブリパークへはじめて行く方に向けて、気になる疑問をご紹介しました。ぜひジブリパークへ行く際の参考にしてみてくださいね。

各エリアのレポート記事

スポット詳細

【ジブリパーク】

https://ghibli-park.jp/

 

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