【インタビュー】シネマパーソナリティ松岡ひとみさん、東海地区の“映画伝道師”

インタビュー
2022.11.04
【インタビュー】シネマパーソナリティ松岡ひとみさん、東海地区の“映画伝道師”

東海エリアを中心に舞台挨拶や映画イベントのパーソナリティ・映画のコメンテーターとして活躍する松岡ひとみさん。

今回編集部は、松岡さんに映画パーソナリティをはじめたきっかけや映画への愛、主催するイベントについてなどたっぷりとお聞きしてきました。

撮影にご協力いただいたのは、名古屋PARCO東館8階にある「センチュリーシネマ」

<Profile>
松岡ひとみ。愛知県生まれ。レポーター、テレビタレントを経て、1993年から映画の試写会、完成披露試写会、記者会見の司会を担当。2000年から肩書きを映画パーソナリティとして活動をはじめ、 東海地区を中心に新作映画のみならず旧作、短編映画などテレビ・ラジオ・ウェブ・雑誌で紹介。

現在は、シネマインタビュアーとして年間100本以上の取材、 舞台挨拶の司会、映画祭の主催、PR、出演者のキャスティングとしても活動中。東海地区の“映画伝道師”として日々邁進されています。

▼詳しいプロフィールはこちらから
https://cinemarest.com/profile/

東海エリア初の映画パーソナリティーとして

松岡さんは、映画サイト「シネマピープルプレス」の運営や、配信番組「ドラマチック×シネマチック」、ミッドランドスクエアシネマで開催する「月イチトークライブ」、今年の12月には「おいしい映画祭」を主催するなど、さまざまな角度から映画の魅力を紹介されています。

− 映画パーソナリティーになったきっかけを教えてください。

松岡さん:「幼少期に子役をやっていたことがこの業界に入った最初のきっかけです。その後、レポーターやテレビタレントを経て映画の司会を担当するようになりました。当時、東海エリアには、映画を専門とした舞台挨拶の司会者がいなかったので、「やってみたら?」と声をかけていただきスタートしました。

最初は、乗り気じゃなかったんですよ。ただ、昔から真田広之さんが大好きだったので、この仕事をしていたら、いつかインタビューができるかも!?なんて淡い期待もありました。」

− 真田広之さんにはお会いされたんですか?

松岡さん:「自分でも驚くくらいあっさりとお会いできたんです。映画パーソナリティとして名乗りはじめたのが、2000年頃からです。映画を仕事にするならいつかは「東京国際映画祭」で司会をやりたい!と思っていたので、実際に、司会をする夢が叶ったときは、とても嬉しかったですね。

じゃあ次の目標はジョージクルーニーだ!と目標を掲げて、こちらはお会いするのに10年かかりましたが、インタビューをさせていただきました。やりたいこと、会いたい人は今まで全部口にだしてきたんです。口にだすと、やっぱり叶っていくので、積極的に伝えることは大事ですね。」

− 映画はもともとお好きだったんですか?

松岡さん:「それこそ、真田広之さんが好きだったので、彼の作品はほとんど観ていました。そこから深作欣二さんの作品が好きになり、気になる監督さんの作品を観たりはしていました。

もとを辿ると、父が映画好きだったこともあり、幼い頃、父親に連れて行かれた映画館の記憶が根底にあります。当時は今池に住んでいましたが、周辺には東映の映画館、東宝の映画館など、配給会社ごとに小さな劇場が名古屋にもたくさんありました。振り返ると、自然と映画の存在は常に身近にありましたね。」

映画の醍醐味は、劇場に足を運んで、その世界に没入すること

− 現在の活動について教えてください。

松岡さん:「運営する映画サイト「シネマピープルプレス」は、映画やドラマが好きという方に向けて、東海地区の映画情報を中心に、最旬のエンタメ情報を発信しています。また、東海エリアはロケ地として活用されやすく、実は、さまざまな場所で映画の撮影が行われているんです。東海三県の映画やドラマのロケ地も紹介してるので、ぜひチェックしてみてください。

監督さんや俳優さんも名古屋メシが好き!という方が多いので、映画のキャンペーンがはじまると、そろそろ名古屋メシを食べにきませんか?といって誘うこともありますよ(笑)。」

松岡さん:「ミッドランドスクエアシネマで開催する「月イチトークライブ松岡ひとみのシネマコネクション」は、トークイベント付上映会です。コロナ禍でキャストや監督さんに会える機会が減ってしまったことから、何かきっかけをつくろう!ということで、去年からスタートしました。

月イチといいながら、去年から数えて30回以上開催していて、全然月イチじゃないんです(笑)。上映中の映画はもちろんですが、35mmフィルム上映会という企画もあって、第1回に来てくれたのが、“貞子”を生みだした高橋洋さん。ホラー映画は35mフィルムで観ると、音割れや画面の荒さも相まってめちゃくちゃ怖いんです。

2000年ごろから徐々にフィルム撮影からデジタル撮影が主流になり、今ではフィルム撮影は、ほとんどなくなりました。35ミリフィルムってすごく高いので、当時のリハーサルは本当に入念にしていたんです。それもあって、作品はとてもよくつくり込まれているし、演出も細かい。

今は撮り直しが簡単にできる分、リハーサルにもそこまで力をいれなくなったので、40代くらいまでの俳優さんは当時のリハーサルが懐かしかったと言う方も多いですね。そんな側面を知ると映画がまた面白く感じられると思います。

配信番組「ドラマチック×シネマチック」をはじめたきっかけも、コロナ禍がきっかけです。現地まで来てもらうのが難しくなった分、オンラインでのアポがとりやすくなりました。今までなら絶対に出演してくれなかった監督さんも、気軽に出演して話をしてくれたり、映画がすき!って人もすごく増えましたよ。

ただ、みなさんリアルを知らない人が圧倒的に多いんです。映画の醍醐味は、劇場に足を運んで、その世界に没入すること。それを体感してほしいという想いもあって、さまざまなイベントを主催しています。」

未来のクリエイターのきっかけを与える場所をつくる

– 12月に開催される「おいしい映画祭」について教えてください。

松岡さん:「きっかけは2つあります。一つは「ch FILES」という高校生向けのフリーペーパーの中で「おいしい映画」と題して映画にでてくるレシピを紹介しています。学生さんだから、ワンコインでできるようなレシピを考えては寄稿していて、それをいつか形にできるイベントをしたいと思っていたんです。

もう一つは、若手のクリエイターの登竜門になるような場所をつくりたかったんです。今まで2回出待ちをされたことがあるんです。ひとりは女の子で、”私、女優になりたいんです!どうしたらいいですか?”って声をかけられました。

「どんな俳優さんが好きなの?」ってところから、じゃあとりあえず私の仕事手伝ってみる?ということになり、お手伝いをしてもらうことになったんです。そこから、彼女は映画界で注目されている京都芸術大学に進学しました。

もうひとりは、男の子。”僕、映画監督になりたいんです!”って。知り合いの監督さんを紹介して、職場体験をさせてあげました。

今みたいに情報もない時代でしたので、監督さんたちもどうしたら映画を撮れるんだろう?と迷っていた時代、鬱屈していた時代があったんですよね。だからこそ映画業界を志願してる学生さんたちの存在は嬉しいし、少しでもきっかけを与えてあげたいと思っている監督さんたちは多いですよ。

そんな彼らのきっかけになることがしたいと思って、はじめたのが今回の「おいしい映画祭」です。おいしいをテーマにさまざまな作品が上映されます。また募集して選ばれた短編作品もスクリーンで上映されるので、ぜひ観に来てくださいね。」

2022年12月2日(金)・3日(土)・4日(日)の3日間に渡り、ミッドランドスクエアシネマ2で開催されるのでぜひチェックしてみてくださいね。

Life Designs(ライフデザインズ )

1970.01.01

▼おいしい映画祭の詳細はこちらから
https://oiceiga.com/

松岡ひとみさんおすすめ映画

映画は観るたびに人生が変わっていくものだから常にアップデートし続けている。と語る松岡さん。そんな松岡さんおすすめの映画をご紹介します。

空前の大ヒットを記録した「少年の君」

中国におけるいじめや受験戦争、ストリートチルドレンといった社会問題を背景に、優等生の女子高生と不良少年の交流を描いた青春ドラマです。

孤独な優等生の少女と街の不良少年が次第に心を通じ合わせていく様子を、繊細かつ痛切なタッチで描かれています。

新感覚のサスペンス映画「ディナーラッシュ」

新感覚のサスペンス映画「ディナーラッシュ」。NY、トライベッカのレストランを舞台に、思いがけない一夜のてん末を描く犯罪ドラマ映画です。

キッチン風景を絶妙なカメラワークで捉えるボブ・ジラルディ監督の手腕にも注目してみてください。

さらに落ち込んだとき、疲れたときこそにおすすめなのが「ゾンビ映画」。ゾンビ映画をみると生きる力が湧いてくるそうなので、最近なんだか元気がでないな〜と言う方は、ゾンビ映画を観て元気になりましょう!

松岡さんの主催しているイベント情報はこちらからチェックしてみてくださいね。

【松岡ひとみ】
愛知県生まれ。レポーター、テレビタレントを経て、1993年から映画の試写会、完成披露試写会、記者会見の司会を担当。2000年から肩書きを映画パーソナリティとして活動をはじめ、 東海地区を中心に新作映画のみならず旧作、短編映画などテレビ・ラジオ・ウェブ・雑誌で紹介。

現在は、シネマインタビュアーとして年間100本以上の取材、 舞台挨拶の司会、映画祭の主催、PR、出演者のキャスティングとしても活動中。

https://cinemarest.com/

▼ブログ
https://ameblo.jp/hm11031206/

▼シネマピープルプレス
https://cinemarest.info/

▼ドラマチック×シネマチック
https://www.youtube.com/channel/UChtr1Aw7fGdt-ym19YzklHQ/featured

<Instagram>
https://www.instagram.com/hitomimatsuoka1103/?hl=ja

<Twitter>
https://twitter.com/m1103

 

【撮影協力】
センチュリーシネマ
https://eiga.starcat.co.jp/

 

スポット詳細

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