青い車が目印!毎日飲みたくなる珈琲「MIROKU COFFEE」
目次
3RD CERAMICSと共同開発した
「コーヒードリッパー」
試作段階のサンプル
ここからはMIROKU COFFEEオリジナルのコーヒーアイテムをご紹介していきます。まずは、岐阜県多治見の陶器ブランド「3RD CERAMICS」と共同開発した「コーヒードリッパー」。
梅村さん:「3RD CERAMICSの土井くんと一緒にオリジナルのドリッパーをつくりました。土井くんもコーヒーが好きなので共通認識ができるかなということでお願いしました。コーヒー豆や淹れ方だけでなく、使う楽しさがある道具でもおいしくコーヒーを飲むことができると思うんです。
さっぱりとした飲み心地を目指して何度も試作を重ね、半年ほどかけてようやく完成しました。特にこだわったのは、ドリッパー内側のリブです。上部は少し削ってフィルターがくっつきやすいようになっています。下部は鋭角にして、空気が抜けるようにしています。コーヒーが落ちやすくなっているので、さっぱりとした飲み心地になるんです。」
MIROKU COFFEE別注
「コーヒーメジャースプーン」
こちらは、MIROKU COFFEE別注の「コーヒーメジャースプーン」。デザイン・製作を手がけているのは大須のインテリアショップHARVA LEHTOです。
梅村さん:「ずっとメジャースプーンを探していたんです。HARVA LEHTOのお店に伺ったときに、このメジャースプーンに出会い使いはじめたことがきっかけです。MIROKU COFFEE別注という形で、日本にある「二つの弥勒菩薩」に使用されている木材を使用して製作してもらっています。
左のものは、広隆寺の弥勒菩薩でも使用されている「赤松」です。当時日本にも赤松はありましたが彫刻用材として使われることはありませんでした。当初の研究では朝鮮半島で作られたものが輸入されたと考えられていましたが、研究が進み、後頭部・背中の内部・左腰の帯に日本の楠が使用されていることから朝鮮半島の赤松を使い、日本で製作された仏像と考えられています。
右のものは、中宮寺の弥勒菩薩でも使用されている「楠」です。一般的に楠は仏像で使われることが多く、経典では香木で仏像をつくるように記されているんです。糸の色は、仏教で一番えらいとされている色は紫を選びました。
アイテムを通じてこのように少しでも仏像に興味を持ってもらえたらなと思います。」