街全体にハイソな雰囲気が漂う本山エリアにある、ラグジュアリーな完全個室サウナ「MOTOYAMA SAUNA(モトヤマサウナ)」(事前予約制)。男女各3、合計6の個室サウナがあり、自分だけの癒やしの時間を得ることができます。
「美を追求」というコンセプトを掲げており、アメニティも厳選された上質なもののみを使用。女性からも絶大な支持を受けています。
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エントランスから特別感を演出
地下鉄本山駅の5番出口を出てすぐ。一点の曇もないブルーの扉をドキドキしながら開けると、エレガントなエントランスが広がっていました。
予約名を伝えると、スタッフがエッセンシャルオイル3種類をカウンターのテーブルに並べてくれます。
それぞれ「気持ちを前向きにしてくれる」「集中力を高める」「リラックス効果を高める」など、効能が異なります。香りを確かめた上で、その日の気分に合わせたエッセンシャルオイルをチョイスしましょう。
アメニティが入ったバスケットを持ち、いよいよ予約した部屋へ。
ヘアケア、ボディケア、スキンケアのアメニティは、すべて厳選されたオーガニック&ナチュラル成分を贅沢に使用した化粧品ブランド「John masters organics」の製品を採用しています。また、500mlのミネラルウォーターも1本(120分コースは2本)サービスされます。
今回はさらに、今治タオルを使用したオリジナルサウナハットを500円でレンタルしました。ふわふわの生地とナチュラルな肌触りは、サウナハットの理想形かも!?
着替えからサウナ浴、ととのいまで
個室空間ですべて完結できる
男性のエリアは受付からいったん外へ出てすぐの別室にあります。さらに「秘密基地感」が増して期待は高まる一方。
そして、今回予約した部屋の扉をオープン!リクライニングチェアやシャワー、そして最奥にはサウナ室があります。ゆったりと着替えることができる十分な広さ。
男性用の3部屋はすべて同じ広さで料金も均一です(80分コース5,500円、120分コース7,500円)。複数人での利用は不可で、まさに自分ひとりだけの贅沢な空間。
各部屋には日本タオルの三大ブランドのひとつに数えられる「泉州タオル」が備え付けられています。一から色を作り出し、「MOTOYAMA SAUNA」オリジナルカラーに染めた特注品とのこと。
肌触りや吸水性も抜群で、顔を埋めたくなるような心地よさ。すべてのアメニティに抜かりなしです。
さて、サウナ室に入りましょう!
まず愛でたいのはその広さ。同時に4人は入れそうな広いサウナ室を、周りの目を気にせず独占できるのは優雅な気分です(いつもの癖でついつい端っこに座ってしまうのは性)。
寝転んでもOKで、木製の枕も用意されています。背が高めの男性でも、余裕で横になることができる広さ。換気機能が優れているのか、息苦しさは皆無で比較的長く入っていられました。
サウナ室や休憩スペースには、スピーカーが設置されています。手持ちのスマートフォンや音楽プレーヤーとBluetoothで接続して、いつも聴いているお気に入りの音楽を流すことも可能。
サウナ室の温度は男性90℃、女性85℃前後に設定されています。自分のタイミングでセルフロウリュができ、湿度を調整しやすいのも個室サウナのメリット。
サウナストーンにアロマ水をかけると体感温度がグッと上昇すると同時に、アロマの香りが室内いっぱいに広がります。最初に自分で香りを確かめてチョイスしているだけに、リラックス効果が抜群でした。
水風呂はありませんが3方向から水を放出するシャワーが心地よく、すぐにクールダウンできます。
リクライニングチェアに身を委ね、好きな音楽をBGMにディープリラックス。まさに誰にも邪魔されない、至福の時間です。80分なんて、長いようで意外にあっという間。
ちなみに、3部屋ある女性用ルームのひとつはミニルームとなっており、80分4,400円と最もリーズナブルに利用できます。「ミニ」とはいっても、着替えやサウナ後の休憩には十分な広さ。
さらにサウナ室の広さはほかの部屋と同じとのこと(!)。リラックススペースが多少狭くても問題ないと感じるなら、入門としてかなりおすすめできます。
また、男性エリアの「1」と「3」の部屋、女性エリアの「1」と「2」(先程紹介したミニルーム)の部屋にはプロジェクターが設置されており、星空を映し出すことが可能。非日常を感じながら、「ととのう」のも素敵です。
女性エリアの共有部には、パウダールームが設置されています。こちらは個室の利用時間を終えた後でも利用できるとのこと。
そのほかにも「お客様ファースト」を感じさせる、細やかな心遣いを随所に感じることができます。個室サウナ故、スタッフと顔を合わせる時間は僅かなのですが、ひしひしとホスピタリティが伝わってくるのです。これはまさにラグジュアリーホテルを利用しているような感覚!
「自分と向き合える場所」「美を追求できる場所」として、サウナ好きにもそうでない人にもおすすめできる、良施設でした。