改めて知りたい!知られざる名古屋の8つのこと

愛知
掲載日:2020.03.25
改めて知りたい!知られざる名古屋の8つのこと

モーニングに味噌カツにひつまぶし、手羽先と独自の食文化のある名古屋。

中日ドラゴンズや名古屋グランパスなど地元スポーツ団も有しているし、トヨタをはじめとする優良企業が地元を支えているけれど、「名古屋ってなにがあるの?」と言われることもしばしば。長く名古屋に住む人でさえ、返答に困ってしまう……。加えて、2018年、2019年には2年連続で「魅力に欠ける都市ナンバー1」に選ばれてしまうなど、なにかにつけて不名誉な称号をもらってしまう都市でもあります。

しかし、住んでる人からしたらこんなにも居心地のいい場所はないと思っている方が多いのも事実。そこで今回は知られざる名古屋についてご紹介していきます。

なんで名古屋なのに台湾?


引用元画像:https://tabelog.com/aichi/A2301/A230103/23004315/

名古屋のB級グルメとしても人気なのが「台湾ラーメン」。

鶏ガラのスープをベースに、麺の上に炒めたひき肉とニラ、唐辛子がたっぷりのった台湾ラーメンは一度食べると病みつきになるおいしさがあります。「味仙」をはじめ、東海エリアのラーメン店では、台湾ラーメンの存在は欠かせません。

しかしながら、台湾に行ったところで台湾ラーメンは存在しないんです。じゃあなぜ、名古屋メシなのに「台湾」なのか?そのルーツは「味仙」にあります。1970年代、オーナーの郭明優さんが、故郷である台湾・台南名物の担仔麺に独自で香辛料を入れて考案し、まかないとして従業員に提供したことがはじまりです。

そして、80年代の激辛ブームを追い風にブレイクを果たし、一気に名古屋中のラーメン店に広まります。今では市内の7割近い店がメニューとして採用しているほど。台湾ラーメンは正真正銘、名古屋で広まった名古屋オリジナルのラーメンなのです。

名古屋城天守台石垣は3カ月で完成!

金の鯱で有名な「名古屋城」。

江戸と大阪の中間地点を守るために築かれた尾張徳川家の居城ですが、天守台の石垣がわずか3カ月で完成させたことはあまり知られていません。石垣づくりの名手とされた加藤清正が自ら申し出て、熊本(肥後)から約2万人を引き連れてやってくると、わずか3カ月足らずで工事を終えてしまったと伝えられています。

総延長8.2kmもある石垣をこの早さで仕上げたのは、現代で考えても驚異的なスピードです。

魅力に欠ける都市ナンバー1だけじゃない名古屋のナンバー1

「魅力に欠ける都市ナンバー1」という不名誉だけじゃなく、名古屋には全国に誇れるナンバー1もたくさんあります。

「名古屋城」は日本の国宝第一号に指定されていますし、「東山動植物園」は展示数日本一。「名古屋港」のイルカショーが行われるメインプールは、長さ60m・幅30m・最大水深12mと日本最大!

そのほかにも、「徳川美術館」は刀剣の保有数は日本一。「名古屋市科学館」のプラネタリウムは世界最大級としてギネスに認定!日本一遅くまで走る地下鉄は金曜・休前日限定の東山線が栄駅が翌1時1分発、終点の星ヶ丘駅到着は翌1時15分まで運行されています。

余談ですが、バナナの購入日本一も名古屋です(笑)。

「だがや」はあまり使わない!

河村市長の名古屋弁やテレビで耳にする名古屋弁を実際にも使うの?と東京の友人に聞かれたことがありますが、答えはNOです!

言葉の語尾につけるのは、「だがや」よりも「だがん」や「がね」のが方がよく使います。だがやの変化形ですね。

「これおいしいね!」「だがん!(だよね!)」といった感じで、軽い感じで使います。

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