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※情報は取材時のものです。
ご利用の際には、各施設・各店舗の最新情報をご確認ください。
みなさんこんにちは!
少しずつ夏に近づいている今日この頃。先日ライフデザインズ編集部は、愛知県西尾市にある「東はず海岸」へ潮干狩りに行ってきました。
春から初夏にかけて開催される「潮干狩り」は、これからの季節のアウトドア・レジャーにぴったりです!
初心者必見!潮干狩りの持ち物は?
まずは潮干狩りに必要な持ち物から見ていきましょう!
【潮干狩りの持ち物リスト】
・熊手(有料で貸し出しをしている場合もあり)
・バケツ
・サンダル(マリンシューズもしくはベルトのついたサンダル、ショートレインブーツ)
・着替え(上下)
・熱中症対策のための帽子
・ラッシュガード
・日焼け止め
・ペットボトル(砂抜きに使用する海水用)
・クーラーボックス
・軍手(ゴム手袋が便利)
・レジャーシート
・カゴ(もしくはザル)
潮干狩りに適した服装
<日焼け対策を忘れずに>
日差しの照りつける砂浜は太陽をさえぎるものがありません。日焼け対策としての帽子は必須です!できれば紐付きのものを選ぶようにすると風で飛ばされる心配もありません。気温や風の強さで寒くなったり、水に濡れて寒くなることが考えられますので、長袖やジャンパーも持っていきましょう!日焼け対策にもなります。日焼けが気になる方は、長ズボンがおすすめです。
<靴選びのポイント>
思わぬ怪我を防ぐために、ビーチサンダルなど素足の出る靴は避けましょう。長靴またはマリンシューズが◎。砂浜では、プラスチックやガラスの破片などが落ちていることがあります。また、アサリの貝殻も足の裏を傷つけます。そのため、足をしっかりと固定できるものを選びましょう。<着替えは必須>
濡れた後の着替えは必須です。タオルも余分に持っていくと安心ですよ。<ゴム手袋が便利>
軍手でもいいのですが、個人的にはゴム手袋の方が水を通さないのでおすすめです。素手で 砂浜の泥の中に手を入れると、割れた貝殻や水中生物によって手を怪我してしまう可能性があるので、注意です。<カゴがおすすめ>
カゴがあると、貝の選別に便利です。熊手で掘った砂を丸ごとカゴに入れて、カゴで振るうと砂も落ちて手際良くすすめられますよ。
採った貝はどうするの?
採ってから3時間ほど海水につけておけば、砂抜き完了です!貝と貝をこすり合わせて、真水できれいに洗ったら色々な料理に使えますよ。
そのため、クーラーボックスを用意しておくと便利です。直接、貝と海水を入れ、底に網状の物を敷いておくと、貝が吐いた砂が底に溜まってくれますよ。また、アサリは暑さに弱いので、保冷剤も入れておきましょう。
ぺットボトルに水道水を入れ持参するれば潮干狩り後に、手足の汚れを洗い流せます。 きれいな海水をペットボトルに入れて汲み持ち帰れば、砂出しのときに使えるので、2本くらいあると便利です。
潮干狩りの時期や時間帯は?
早いところでは3月からはじまる潮干狩り。通年体験できるスポットもあるので、事前に公式サイトでチェックしてから出かけましょう。
潮干狩りは、干潮の約2時間前から干潮時までがベストタイミングです。 潮位表(潮見表)をチェックして、時間を確認しましょう。 潮が引くのを追いながら波打ち際を掘っていき、潮止まりで終了すれば効率的です。
潮干狩りにいざ挑戦!
私たちが今回選んだのは、愛知県西尾市にある「東はず海岸」です。毎年春から夏にかけて潮干狩りスポットとして開放され、 無人島「前島」は三河湾にあります。
三河湾は波が静かで、アサリのえさになるプランクトンが比較的多いそう。特に東幡豆は海岸から前島にかけて干潟が形成され、潮の流れが2方向からやってきます。そのため、プランクトンが豊富に集まるので、おいしいアサリをとることができると言われています。
まずは、受付で1,200円(2kgまで)を支払って入漁袋をゲットします。(紛失しないように注意!)
この日は干潮が12:30頃だったので、午前10時に現地に到着しました!
到着した頃には、しっかりと潮が引いていました。
さっそく掘っていきたいと思います。
この日は平日ということもあって、ほぼ貸切状態。
まずは、貝の穴を見つけます。穴を見つけたらとにかく掘ってみましょう。5cm~10cm掘っても何も出でこなかったら次の場所を探してみるのがいいと思います。
アサリはまとまって居ることが多いので、いくつか連続で出てきたらその周りを探すのが
ベストです!
なかなかできてきません……。人が多く掘る場所では採りつくされてしまっていることもあるそうなので、ちょっと沖の方へ移動してみることに。
アサリがたくさん採れる場所は、少し固くて掘るのに少し力がいる場所らしいので、歩きながら砂が固そうなところを探します!
なんだか良さげなポイントを見つけました!
ちなみに岩陰もあさりがいる可能性が高いそうです。
どれどれ。今度はどうかな〜〜〜。
じゃ〜ん!
かなり大きなアサリをゲットしました。
太ももが浸かるぐらいの水位で採ると、高確率でアサリがゲットできることがわかりました。
かなり立派ですよね!
アサリは一度採れると近くにいるので、一つみつければその後もどんどん採れますよ。
ちなみに、採ったあさりを持って歩くのは大変なので、カゴに浮きを付けて浮かしておくと、快適です。
約4時間かけて採った貝たちがこちらです!
かなり採れました〜〜!
採ったあとは真水で良く洗って、砂をおとして貝たちを引き締めます。
最後は汲んできた海水に浸して終了です!
体中バキバキですが、大満足です。
今回、収穫した貝
アサリ
今回は5種類の貝を収穫しました。まずは、お目当てのアサリ!
サイズも大きく、身もぎゅっと詰まったアサリです。実際に、お味噌汁にしていただきましたが、もう絶品でした。
他にも、アサリはさまざな調理法で大活躍してくれます。
万十貝(まんじゅうがい)
潮干狩りでとれる貝の中ではもっとも大型と言われている「万十貝(まんじゅうがい)」。この日は、アサリに次いでよく採れました。
市場に出回ることはほとんどなく、バター焼き・カレー・酒蒸し・クラムチャウダーにしてもおいしいです。
シオフキガイ
バカガイの一種「シオフキガイ」。大きさは3~5cm程で全体にふっくらと丸みのある形をしています。
砂抜きに手間がかかりますが、シオフキガイからは非常に良い出汁が取れます。炊き込みご飯や味噌汁、酒蒸し、刺身も◎
バカガイ
ネーミングがとても残念な「バカガイ」。むき身は「青柳(あおやぎ)」、貝柱は「小柱」または「あられ」と呼ばれています。江戸前の寿司種や天ぷらに欠かせない食材で、高級食材の一つです。
殻は丸みのあるハマグリ形で、薄くて壊れやすいのが特徴です。こちらも、砂抜きに手間がかかりますが食べるととってもおいしい貝です。
ハマグリ
今回は残念な結果に終わってしまいました。最後は「ハマグリ」です。必ずしも取れるとは限らない貝ですが、採れたときにはラッキなー気持ちになります。
次回はハマグリを狙いたいと思います。
▼砂出しのコツはこちらから
https://www.gamagori.jp/special/activity/clamming
今回は潮干狩りの様子をお届けしました。まだ潮干狩りに行ったことのない方は、今年ぜひデビューをご検討ください。宝さがし気分で、大人の方が夢中になりますよ。
そして、何より自分で獲った貝の味は格別です!