美杉町の山奥で日常を離れた特別な時間を堪能できる “ここにしかないお店” 「素朴舎」&「3274」
目次
1日1組限定。ペアリングドリンクスタイルで
極上の創作料理を提供する「3274」
「素朴舎」と通路を隔てた隣り合わせの場所に今年3月、オープンしたのが「3274」。1日1組限定、5名までという、まさに“隠れ家”レストランです。カウンタースタイルの店内は古民家の外観からは想像のつかないスタイリッシュな空間。
提供する料理はイノベーティブ・フュージョンと呼ばれるジャンル。料理の国籍やジャンルにとらわれずに、自由な発想から生まれた創造性豊かな一皿を提供してくれるお店なのです。
メニューは「tasting course 」(10皿)、「middle course」(12皿)、「standard course」(15皿)の3種類。ホームページに記載されている「とある日の献立」には、
・︎マリーゴールド・ペチュニア
・ほうれん草・ムール貝
・鯛・茄子
・サーモン・アボカド
・馬・じゃがいも・金柑
・猪・きのこ・小麦
・鹿・フランボワーズ
といった具合に、食材の名前だけが並んでいます。
「どのような料理が提供されるかを楽しみにしていただければと思っています」と、オーナーシェフの東谷文明さん。美杉町ならではのジビエ料理や、自家栽培の野菜をふんだんに使った創作料理の数々を日替わりで提供してくれます。
「3274」の料理にはエディブルフラワーも存在感を放っています。
文明さん:「野生の動物たちは実は野菜よりも花の方が好きなんです。食材としての花の魅力に、ここで味わっていただく料理を通じて触れてもらえればと思っています。」
「3274」では1品1品の料理に合わせてドリンクを提供する「ペアリングドリンク」のスタイルも採用。1個のトマトから24時間かけて抽出した絶品の味わいの“トマトジュース”や、お茶をベースにハーブを合わせたりと、さまざまなオリジナルドリンクを料理とともに味わうことができます。
文明さん:「料理とドリンクの組み合わせは無限大にあります。1品ごとに厳選していますので、組み合わせの妙をぜひ味わっていただきたいです。」
ジビエや自家栽培の野菜、エディブルフラワーなど食材に徹底的にこだわった創作料理をオリジナルドリンクとともに味わう。他にはないオンリーワンの料理を提供してくれるレストラン「3274」。
料理を味わう楽しさをこれほど広げてくれるお店でしたら、美杉の山奥まで足を運ぶ価値があります。日々の喧騒から離れた場所で、極上の時間を過ごせることでしょう。
1日1組限定ということもあり、予約はほぼ1ヶ月先まで埋まっているとのこと。訪れてみたいと思った方は、1ヶ月程度の余裕をみてご予約されることをお勧めします。