「しげんカフェ」を中心に、地域の”あったらいいな”を集めた複合施設。パンとみんなとしげんカフェ「ソーネŌZONE(おおぞね)」
目次
地産地消がコンセプト「ソーネショップ」
「ソーネショップ」では、地元愛知県で生産された食材やお酒など、地産地消をコンセプトにした商品を展開しています。食品や日用品などを扱うミニスーパーのような役割も担っています。その中でも「焼きたてパン」「みんなのわ」の2つをピックアップしてご紹介します。
店内で焼き上げた「焼きたてパン」
ソーネショップの目玉商品は、店内で焼き上げるパンです。種類も豊富で、お値段もリーズナブル。
斎藤さん:「わっぱの会では1984年から、国産小麦・無添加の「わっぱん」を販売してきました。その技術を生かし、ソーネおおぞねでも、焼きたてパンをご提供しています。北区にあるわっぱん工場で生地をつくり、店内で発酵・焼き上げています。
今後は自社の農場でつくった小麦「ゆめあかり」を使ったパンを増やしていきたいなと思っています。実はこれは長年の夢だったんです。これまで愛知県ではパン用の小麦が採れなかったのですが、長年の研究の結果「ゆめあかり」というパン用の小麦が2016年に開発されました。愛知県で小麦の栽培ができるようになったため、自社の農場で無農薬栽培した小麦を使い、パンに焼き上げるという、栽培から販売まで一貫してできるようになりました。」
アンテナショップ「みんなのわ」
「みんなのわ」は、愛知県にある障害者事業所でつくった商品を販売しているコーナーです。
斎藤さん:「愛知県には障害者事業所が何百箇所とありますが、なかなか商品を販売する場所や流通ルートがないんです。もっと売り先を展開していかなければと、このアンテナショップをつくりました。約40の事業所の商品を販売しています。120以上の事業所から「うちの商品を置いて欲しい」とご依頼をいただいているので、順次交代して置いていく予定です。」
SNSで話題の豊橋市発「久遠チョコレート」。
「みんなのわ」をいろいろな場所で展開する取り組みもスタートしています。地域のスーパーや銀行の一角でブース販売をさせてもらっています。星ヶ丘テラスのスーパーには、常設で売り場をつくってもらっています。少しずつ「みんなのわ」の取り組みを広げていきたいですね。」
【ソーネショップ】
営業時間:8:00〜19:00
定休日 :火曜日