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5月22日より名古屋PARCO 西館6階の「PARCO GALLERY」で、浅野忠信による展覧会『TADANOBU ASANO EXHIBITION “FREAK”』が開催されています。
今回は一足先に展覧会へ行ってきましたので、みどころをお伝えしていきます。
展覧会のテーマは“FREAK”
本展は、今年4月に渋谷PARCO「PARCO MUSEUM TOKYO」で開催された展覧会の巡回展です。
俳優としての活動はもちろん、音楽家、画家としての活動も精力的に行っている浅野さん。これまでアクリル絵具・鉛筆・ボールペンなどによるドローイング、ペインティング・コラージュとさまざまな作品を制作されてきました。
会場には浅野さんが画家デビュー当時に制作したという巨大なキャンバス画をはじめ、絵画やオブジェがところ狭しと並んでいます。
さらに、東京会場に毎日足を運んでその場で制作した最新の絵画作品が名古屋会場でも見ることができます。デビュー時から現在に至るまでの作品の変遷を楽しめるのも本展のみどころの一つです。
会場の様子をレポート!
会場へ入ると浅野さんのオリジナルキャラクター「DIGMAN」がお出迎え。会場にて即興で描きあげたものなのだとか。
会場内には映像作品も流れています。
毎日のように訪れていたという、東京会場の作業場が名古屋会場でも再現されていました。壁に画鋲で止められている絵は在廊制作で描かれたもの。
会期中に、どんどん絵が増えていくので、最初の頃と最後ではかなり作品数も変わったそうです。そんな東京で描かれた作品が名古屋会場でもたっぷりと見ることができます。
正面の三毛猫の作品は、二子玉川に「ねこたま」というネコのテーマパークがあった頃に描いたもの。
今回新たに制作されたネコの絵もあるので、会場でチェックしてみてくださいね。
牛の絵にもぜひ注目してみてください。
丑年生まれの浅野さんが2021年の正月にインスタグラムにアップしたあと、再度描きなおしたものがこちらの作品です。
最近制作をはじめたという彫刻作品も見ることができます。
会場に置かれている椅子も作品の一つ。実は座って撮影してもOKなフォトスポットにもなっているんです。
ぜひ、こんな感じで記念撮影をしてみてくださいね。
ネオシルク版画も要チェック!
本展覧会を記念して浅野さんの作品の中から厳選した全13種をネオシルク版画として展示販売しています。
ネオシルク版画とは、360°GRAPHICS が独自に開発した版画技法です。スクリーンプリントを主体にジークレー(超高密度インクジェットプリントの技法)を組み合わせることで、鮮やかな発色と版画作品ならではの高品位な風合いを実現しています。
会場にある原画との違いを見比べてみるのも面白いですよ!
魅力的なオリジナルグッズ
展覧会では、Tシャツやトートバッグ、ステッカーなどのオリジナルグッズもそろっています。東京会場で描かれた絵のトートバッグは名古屋会場からのスタートです。
中でも目を引くのがサイン入りボール。浅野さん自身は野球経験はないそうです(笑)。
SODA!のグッズも購入できますよ。
会場限定のオリジナルアクリルキーホルダー(100種)もおすすめです。どれが出るかは、ガチャガチャを回してからのお楽しみ!
それぞれ技法の異なる浅野さんの作品は、どれも心惹かれる魅力的なものばかり。会期も6月20日(日)までと長いので、ぜひこの機会に足を運んでみてくださいね。