スタイリッシュな空間と、本格コーヒーを心ゆくまで楽しむ「tokiiro coffee(トキイロコーヒー)」
目次
会話を大切にした、
五感に響くコーヒーを楽しむ
素敵な雰囲気と一緒に楽しんで欲しいのが、こだわりのコーヒー。一見、赤ワインのように見えるこちらは「アイスドリップコーヒー(480円)」です。厳選したコーヒー豆を使用して1杯ずつ丁寧に淹れたコーヒーを、ワイングラスで味わうのがtokiiro coffeeならではの楽しみ方です。
沓名さん:「お客様との会話の中から、その方の好みに合わせたコーヒーを提案しています。いろんな方にコーヒーの味わい、香りなど、五感を大切にしたコーヒーを楽しんでほしいです。」
tokiiro coffeeでは、スペシャリティコーヒーを提案しています。
写真上は、スペシャリティコーヒーロースターの名店で、2014年東京に誕生した「SINGL O JAPAN(シングルオージャパン)」。そして写真下は、高浜市にある老舗コーヒー「SUGI COFFEE ROASTING(スギ コーヒー ロースティング)」。好みに合わせてコーヒー豆をチョイスすることができます。
最大の特徴でもあるのが、味わいやコーヒー豆との相性を考えながら、コーヒー器具を変えてコーヒーを淹れる点です。
沓名さん:「コーヒー豆本来の味わいを楽しみたいという方にはこの器具、すっきりとした味わいながらも香りが楽しみたいという方にはこの器具。という風に、お客様と話をしながら、どのような味がお好みなのか“会話”を大切にしながら、コーヒーを淹れるようにしています。」
今回私がチョイスしたのは、シングルオージャパンのコーヒー豆と、こちらの「ORIGAMI(オリガミ)」のドリッパー。このギザギザの形が印象的です。20ほどのヒダがドリッパーとペーパーの間に空間をつくることにより、お湯の抜け方がスムーズに。豆本来の味を引き出すことができます。
コーヒー豆にお湯を淹れてかき混ぜるのがtokiiro coffeeならでは。かき混ぜることで、コーヒーのコクや力強さを感じることができます。
ドリップしたコーヒーを氷を張ったボウルの中へ。温度を下げながら丁寧にかき混ぜてつくります。
沓名さん:「アイスコーヒーというと、温かいコーヒーをそのままカップの中に入れて氷で冷やして飲むという印象もありますが、それでは味が薄くなってしまうのではと思い、当店ではこのように全体的に冷やしてからアイスコーヒーを提供しています。時間は少しかかりますが、その間、お客様とコーヒーのお話をしたり、おいしいコーヒーの淹れ方などもお伝えしているので、私にとってはすごく良い時間です。」
冷やし終わったらワイングラスへ注ぎます。コーヒーの良い香りがふんわりと広がります。
普段から毎日朝は必ずコーヒーを淹れて飲んでいる、自称コーヒー好きな私ですが、ワイングラスで飲んだのは初めての経験。実際に飲んでみたところ、コーヒーの口当たり、香りが一気に広がり、まるで赤ワインを味わうような感覚になりました。
いつも以上にコーヒー本来の風味を楽しむことができ、五感に響くコーヒーだと確信しました。コーヒー好きは、ぜひtokiiro coffeeのアイスコーヒーを味わっていただきたいです。