冬だからこそ行きたい富山県・魚津市の旅!一泊二日の観光&旅行プラン

冬だからこそ行きたい富山県・魚津市の旅!一泊二日の観光&旅行プラン
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今回は、「蜃気楼の見える街」で有名な富山県魚津市をご紹介します。

名古屋から車・電車どちらでもアクセスのしやすい富山県は、週末のおでかけにもぴったり!中でも、魚津市は、新鮮な海の幸、種類の多い農産物、良質な「水」、季節ごとのイベントがあるなど、ここでしか味わえない魅力が満載です!

今回は、そんな魚津市をたっぷり楽しめる「一泊二日の観光&旅行プラン」をお届けします。この冬は、魚津市に行きたくなるはず!

蜃気楼の見える街「魚津市」

はじめに、魚津市についてご紹介します。

魚津市は、富山県の東部、日本のほぼ真ん中にあり能登半島の付け根あたりに位置します。「蜃気楼」「埋没林」「ホタルイカ」は魚津の三大奇観(※)。魚津埋没林とホタルイカ群遊海面は、国の特別天然記念物に指定されています。

※奇観とは、珍しい眺め、ほかではみられないような風景のこと

細長い地形は海から山までの距離が短く、富山湾に面した平野部から2,000m級の山岳地帯まで一気に標高が上がる独特の地形です。その地形が生み出す清涼な水や自然の恵みによって、新鮮な魚介類の宝庫!市内にはお寿司屋さんや飲食店も多数あり、新鮮な魚をお値打ちにおいしくいただけます。

さらに、豊富な自然とその水の恵みのおかげで野菜やお米はどれも絶品。まさに魚津全体が、食の宝船です。

魚津市へのアクセスは?

蜃気楼の様子

富山県・魚津市へのアクセスは、車か電車がおすすめです。名古屋市内からは車で3時間半、電車で4時間ほどです。

海沿いのドライブスポット「蜃気楼ロード」は、経田漁港からミラージュランドまでの約8㎞の湾岸道路で、蜃気楼を目撃しやすいポイントとしても人気です。

公共交通機関を利用する場合は、JR&レンタカーの併用がおすすめです。

▼詳細はこちらから
https://www.city.uozu.toyama.jp/contents/access/access.html

ダムで有名な黒部市や氷見市・富山市内へもそれぞれ車で30分ほどなので、周辺エリアと合わせて訪れてもいいですよね。

<1泊2日プラン スケジュール>
⚫️1日目
11:00  「魚津駅前」にある「魚津のうまい水」が飲める水飲み場へ!
11:30 海の駅「蜃気楼」でランチ
13:00 「魚津埋没林博物館」を見学
15:30  併設カフェ「KININAL」で休憩タイム
17:00 柿の木割り(駅前飲食店街)で夕食
20:00 呑んだあとは、小政寿しでシメ
21:30 <宿泊>魚津マンテンホテル駅前

⚫️2日目
9:00  「魚津水族館」へ!
11:30 魚津丸食堂でランチ
13:00 水だんご 藤吉で一休み
14:30  お土産をゲット
15:30 旅の終わりは金太郎温泉でサッパリ!

魚津市のおすすめモデルコース1日目

まずは1日目のプラン。

今回富山市内でレンタカーを借りて魚津市へ向かいました。電車とレンタカーを使い、名古屋市内から4時間ほどで魚津市に到着です。

「日本一おいしい」魚津の水

まずは、「日本一おいしい」と言われる、魚津の水を体感すべく、魚津駅前にある水飲み場へ行ってみましょう。あいの風とやま鉄道「魚津」駅前に設けられた水飲み場は、豊富でおいしい魚津市のシンボル。

魚津市の片貝川の伏流水を利用したもの。過去には、国文学者であった故・池田彌三郎さんが「日本一おいしい」と語った歴史があります。

水飲み場には、コップも設置されているので、試飲やペットボトルにくむことも。

そんな「魚津のうまい水」は、ペットボトルでも市販もされています。ぜひ魚津に着いたら、まずはその水のおいしさを体感してみましょう。

ちなみに魚津市イメージキャラクターの名前は「ミラたん」です。

【魚津駅前のうまい水】
住所:富山県魚津市釈迦堂魚津駅前広場

魚津駅前観光案内所で魚津の情報ゲット!

駅前には、観光案内所もあります。

中には案内カウンターや応接スペースがあり、魚津のことを何でも知りつくした観光コンシェルジュが常駐。また、Wi-Fiも完備しており、パソコンでのインターネット検索も可能です。

観光地のことだけでなく、魚津の細かいことでも教えていただけますよ。

【魚津駅前観光案内所】
住所  :富山県魚津市釈迦堂一丁目1-2
電話番号:0765-22-2244
https://uozu-kanko.jp/

魚津の海の幸を堪能しよう!海の駅「蜃気楼」でランチ

魚津駅から車で約6分。訪れたのは魚津の味覚を堪能できるスポット海の駅「蜃気楼」です。魚津港に隣接しており、富山県魚津港で水揚げされた鮮魚や、魚津の特産物などお土産からおいしいものまで、なんでもそろっています。

店内の鮮魚店では、早朝に魚津港に水揚げされたばかりの旬の魚が並びます。
また、宅配コーナーでご家庭への直送も可。

喜見城丼 3,000円(税込)

そして、ここでのお目当てが、海鮮食堂「喜見城」でいただく絶品ランチ。市場に近いからこそ味わえる新鮮な海の幸はたまりません。

こちらは、店舗の名前を冠した海鮮丼「喜見城丼」。魚津港で水揚げされたばかりの鮮魚が、これでもかと乗ったぜいたくな海鮮丼です。

※食材はその日の水揚げにより変わります。

かに三昧丼 2,000円(税込)

かに好きにぜひ食べていただきたいのが、「かに三昧丼」。都会では味わえない逸品です。
紅ズワイガニがたっぷりと乗っており、カニの旨みが詰まっています。

数量限定の「バイ飯」定食もおすすめ。バイ貝を炊き込みご飯にした逸品です。魚津の漁師さんたちは、バイ飯を古くからまかない飯として食べていたのだそう。

魚津市内の飲食店でもバイ飯料理がいただけるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

※数量限定メニューです。事前のご予約は承っておりません。

【海の駅「蜃気楼」】
住所  :富山県魚津市村木定坊割2500-2
電話番号:0765-24-4301
http://www.shinkirou.jp/index.cgi

ナショナルジオグラフィックでも取り上げられた、特別天然記念物「魚津埋没林博物館」を見学

魚津埋没林博物館は「埋没林」「蜃気楼」という自然の神秘に触れられる博物館です。

埋没林とは、文字通り“埋もれた林”のこと。博物館には、なんと直径約2m、樹齢500年以上の埋没林の樹根が水中保存されており、国の特別天然記念物に指定されています。

また、魚津蜃気楼についての情報も展示されており、300インチの大きなスクリーンに映しだされる蜃気楼は迫力満点。

文献や資料なども豊富にあり蜃気楼について詳しく学べます。さらに、館内の展望台からは、富山湾を見渡せられる絶景とともに海沿いから蜃気楼が見られることも。

館内の目玉である「水中展示館」では、縦8m × 横16m × 深さ2.5mのプールの中に埋没林が保存・展示されています。ナショナルジオグラフィックでも取り上げられたり、SNSで話題になっています。

このプールは、昭和27年に発掘された場所を利用して、その場で保存・展示しており、このような形で展示されるのは世界的にも、とてもめずらしいのだそう。

まるで不思議な空気が漂っているようで、とても神秘的な気持ちになります。

※有料エリア

「乾燥展示館」では、資料に手を触れて、約2000年前の木の感触を実際に確かめることも。

※有料エリア

半地下式の「ドーム館」では、発掘調査が行われた状態のまま展示されています。また、壁面には現在の海面のレベルが青いラインで表示されており、2000年前の地盤が現在の海面より下になっていることが実感できます。

※有料エリア

館内は無料エリアも充実しています。

埋没林のでき方、埋没林から出土したもの、全国の埋没林など、埋没林を学ぶスペース「埋没林コーナー」や、蜃気楼のメカニズムを学ぶ「蜃気楼コーナー」、木のぬくもりを感じながら親子で過ごせるスペース「木っずルーム」など、無料でもコンテンツが盛りだくさん!

魚津市を訪れた際はぜひ立ち寄ってみてくださいね。

【埋没林博物館】
住所  :富山県魚津市釈迦堂814
電話番号:0765-22-1049
https://www.city.uozu.toyama.jp/nekkolnd/

博物館のあとは併設カフェ「KININAL」で休憩タイム

館内に併設するスイーツやドリンクのテイクアウト専門店「KININAL」。「木になる」と「気になる」の2つの意味が込められており、木からなるフルーツを使用したスイーツがいただけます。

商品は、埋没林博物館の世界観を感じられる「自然科学」をモチーフにしているのだそう。

イートインスペースでは、天気の良い日は北アルプスを眺めることも。

こちらは定番ケーキの「キウイ」。中には、チョコレートカスタードが入っています。甘酸っぱい完熟キウイと口どけの良いチョコレートがたまりません。土台部分はさくさくのココアサブレ。

そのほかにも、ハンドドリップコーヒーや魚津市で50年近く愛されているソフトクリーム、魚津産「加積りんご」のみで作られたりんごジュースも楽しめます。

【KININAL(キニナル)】
住所  :富山県 富山県魚津市釈迦堂814
電話番号:0765-24-4014
https://www.instagram.com/kininal_official/

魚津のおいしいに出会える「柿の木割り(駅前飲食店街)」

夜ごはんは、魚津駅前に広がる飲食店街「柿の木割り」へ行ってみましょう!

魚津は一昔前、遠洋漁業が盛んな漁師町で、陸に上がった漁師たちが大金をもって飲み歩き、当時はたくさんの飲食店が街をにぎわせていたそうです。

200店以上のお店が軒を連ねており、人口比率に対する飲食店の数は日本トップクラスと言われています。

魚津港水揚げの鮮魚とおばんざいの店「源助」

せっかく来たなら、魚津のおいしいお魚が食べたい!ということで今回訪れたのは「源助」。魚津港で水揚げされた、新鮮な鮮魚とおばんざいがいただけるお店です。

魚津にきたら食べたい「ホタルイカ沖漬け」。タレが染みこんだ旨味たっぷりの味わいが魅力的で、お酒のお供にもぴったりです。

ホタルイカは、魚津では三大奇観の一つとされていて、「富山県のさかな」にも選定されています。

富山湾の王様と呼ばれる冬の味覚「カワハギ」!魚津港の朝獲れの魚をつかったお刺身では、旬の味覚から、その日のおすすめの鮮魚までそろっています。

単品、盛り合わせどちらでもいただけますよ。
​​

「富山湾の宝石」「海の貴婦人」とも呼ばれている「白えびの素揚げ」。シンプルに、塩とレモンのみでいただきます。

サクサクの食感​と海老の風味が広がり、箸が止まりません。

冬の美食を求めるなら「ゲンゲ」と呼ばれる深海魚もハズせません。めったに出会えない幻の魚=「幻魚(げんげ)」と呼ばれています。

ゲンゲは、干物・煮物・天ぷら・鍋など、何にしても絶品。今回は、から揚げでいただきました。柔らかなフワフワした食感とうまみが絶品です。

ほかにも、白子の天ぷらや1品110円からいただけるおでんなど、地産地消の食材をつかったお料理が堪能できます。

富山のおいしいお酒とお魚を食べに訪れてみてくださいね。

【源助】
住所  :富山県魚津市駅前新町10-1
電話番号:050-5485-0356
https://gensukeuozu.gorp.jp/

呑んだあとは、「小政寿し」でシメ

最後は、リーズナブルでおいしいお寿司がいただけると評判の「小政寿し」へ。魚津港で揚がった旬の地魚を中心にそろえられています。ブリ大根をはじめとする一品料理も豊富で、お酒の種類も充実しています。

平日〜土曜は朝3時まで営業しているので、シメやちょい飲みにもおすすめです。

柿の木割りの飲食店は人気店も多いため、事前に予約をしておきましょう!

【小政寿し】
住所  :富山県魚津市上村木1丁目6-9
電話番号:0765-22-5383
https://www.info-toyama.com/attractions/90041

【柿の木割り】
https://uozu-kanko.jp/library/kakinokiwari/

魚津マンテンホテル駅前へ宿泊

おなかも心も満たされて1日目の終了です。

ホテルは柿の木割りへのアクセスも抜群!魚津駅から徒歩わずか1分の「魚津マンテンホテル駅前」へ宿泊しました。

ホテル内には無料のコーヒー&ワークスペース、さらに露天風呂・サウナ付の大浴場も完備されています。アクセスの良さだけでなく、体もしっかりと休めるホテルです。

【魚津マンテンホテル駅前】
住所  :富山県魚津市釈迦堂1-14-8
電話番号;0765-25-0100
https://www.manten-hotel.com/uozu/

スポット詳細

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