ロンドンスタイルの花文化を繋ぐフラワーショップ「VIBURNUM(ビバーナム)」
目次
VIBURNUMのレッスン
イギリスの花文化を伝えることを大切に、定期開催しているフラワーアレンジメントの教室も好評です。中には20年近く通っている生徒さんもいるとか。
毎回テーマを設けて、お店で花を選び感性にまかせて自由にアレンジメントしていきます。
棚瀬さん:「与えられた花材よりも、花選びはまた違う難しさがあります。自分で花を買って、思い通りに生けられるのが理想ですね。」
例えば、6月は夏のリースでした。サンキライなどの指定花材を使ったリースは、同じ花材でも生徒さんの感性でそれぞれ違った作品に仕上がります。
定期レッスンのほか、年2回のワークショップも開催しています。
VIBURNUMのブライダルフラワー
ロンドンで多くのウェディングワークに携わった棚瀬さん。ブライダルブーケをはじめリストレット・髪飾りなどのコーディネートはもちろん、式場の装花も手がけ、一人ひとりのプランに合わせて相談できます。
3種類の桜を束ねたブーケ。花の特性があり繊細な桜ですが、結婚式本番に最もうつくしい状態になるよう計算してつくられています。そんな難しく思われるブーケも、花嫁さんの気持ちに寄り添って棚瀬さんの知識と技術で生み出されます。
VIBURNUMのガーデニング
ビバーナムでは、ガーデニング用の苗や鉢をたくさん揃えています。特に、おうち時間が増えたことにより、庭・ベランダづくりの要望を頂くことが増えたそうです。
イギリスでガーデニングも学んだ棚瀬さんの庭づくりは、イングリッシュガーデンに近いナチュラルな雰囲気が特徴。名古屋の気候・風土に適したガーデニングを提案してくれます。
日本と海外を花でつなぐ架け橋に
今年の6月に開業20周年を迎えて、21年目に入ったばかりのビバーナム。今後の展望を伺いました。
棚瀬さん:「日本にイギリスの花を紹介するのも大事だし、日本にいる外国人向けのサービスを提供できるよう考えています。今後、花屋も変わっていくと思うので、時代に合わせて、それをかたちにしたいですね。」
と海外で仕事を経験してきた棚瀬さんだからこそ、受け皿になりたいと話してくださいました。
ロンドンスタイルを軸にしながらも、お客様のニーズに寄り添い、変化し続けているからこそ、20年間支持を得ているのだと感じました。ビバーナムでは日常から特別な日まで、寄り添った提案をしてくれます。是非足を運んでみてくださいね。