岐阜県養老町では今、密かに新たなローカルフードが話題になっています。その名も「養老飯(ヨ―ローハン)」!
養老飯は、養老町の観光拠点整備プロジェクト「YOROラボプロジェクト」の取り組みの中から誕生した、新たな“ご当地グルメ”です。
今回は養老飯が楽しめる6店舗をご紹介します。
目次
「養老飯(ヨーローハン)」とは?
「養老飯(ヨ―ローハン)」は、ミシュランガイド東京2020から4年連続1つ星掲載店sioのオーナーシェフが開発アドバイザーとして参画した、養老町の新たなご当地グルメです。
養老飯の定義は「ご飯の上に養老町の名物であるタレ焼き肉、フライドエッグを乗せ、瓢箪型のものを添えた丼ぶり飯」であること。シェフがベースレシピを考案し、地元の飲食店がレシピをもとに、それぞれのアレンジを加えて提供しています。
今回は新たなご当地グルメ「養老飯」がいただけるお店をご紹介します。
プロ野球選手も訪れる名店「自由軒」
岐阜県養老町にある「自由軒」は、地元の人からプロ野球選手まで愛される洋食店です。「養老の滝」や「養老天命反転地」から10分ほどの場所にあります。
野球のバットを製造するミズノの工場が近くにあるため、店内には至るところに自由軒を訪れた野球選手たちのサインが飾られています。

養老丼 1,200円(税込)
鉄板養老 1,400円(税込)
そんな老舗洋食店が考案した「養老飯」が「鉄板養老」。
熱々の鉄板に敷かれた玉子・白飯の上には生姜醤油味の豚の角切り・目玉焼きが乗っており、ボリューム満点。さらに、しば漬けになった食用の赤いヒョウタンが添えられています。
ブラックペッパーやコチュジャンで、味変ができるのもポイント。
どんぶりがお好きな方は「養老丼」もありますよ。

牛スジ丼 1,200円(税込)
牛スジ単品 1,100円(税込)

牡蠣ステーキ丼 1,200円(税込)
牡蠣ステーキ定食 1,750円(税込)
牡蠣ステーキ単品 1,450円(税込)
そのほかにも、牛スジや牡蠣ステーキもおすすめです。赤味噌でじっくり煮込んだ牛スジは希少な部位のみを使用しており、ほろほろ。季節限定の牡蠣ステーキは牡蠣が苦手な奥様のためにオーナーシェフが開発したもの。今では冬の人気メニューに。
どちらも単品でも丼や定食としてもいただけますよ。
自由軒のメニューは何を食べても絶品です!ぜひ足を運んでみてくださいね。
【自由軒】
住所 :岐阜県養老郡養老町高田967-1
営業時間:11:00~14:00 17:00~19:00 水・金のみランチ営業のみ
電話番号:0584-32-0302
定休日 :毎週月曜日・火曜日
※詳しくは公式サイトをご確認ください。
https://yoro-jiyuuken.business.site/
https://www.instagram.com/yorojiyuuken/
地元民に大人気の居酒屋「居酒屋しゅんちゃん」
「居酒屋しゅんちゃん」は、養老町の一番北寄りにある居酒屋です。リーズナブルなメニューを多く取りそろえています。北海道出身の店主がつくるこだわりのメニューも大人気。
地元密着型で席料・お通し代もなく、昼飲みから夜飲みまで気軽に立ち寄れるお店です。
「居酒屋しゅんちゃん」が提供する「養老飯」は2種類。中でも、「養老飯肉まつりバージョン」の人気が高く、多くの年齢層から支持されています。
牛肉は飛騨牛を使用しており、バターのような芳醇な香りの脂が全体を包んでご飯との相性が抜群。そこに、きざみショウガと子持ちキクラゲをのせています。焼き肉のタレを意識した甘辛ダレで炒めているので、ご飯と良く合います。
上に乗ったフライドエッグの黄身を崩して、絡めて食べると至福の時が訪れますよ。
養老飯 :1,045円(税込)
ランチのみ:1,100円(税込)養老飯肉まつりver.:1,045円(税込)
ランチのみ:1,100円(税込)

からあげ :946円(税込)
ランチのみ:1,000円(税込)
北海道出身の店主がつくる北海道グルメもお店の人気メニュー。中でも、「塩ザンギ(メニューでは“からあげ”)」はシンプルな味わいながら、一度食べればやみつきになる味わいです。
夜の晩酌のお供にもぴったり。

ぶた丼 :858円(税込)
ランチのみ:960円(税込)
帯広名物「ぶた丼」は、昼夜問わず大人気。
ジューシーで肉厚なお肉に、甘辛いタレがかかっており、ごはんがどんどんすすみます。噛めば噛むほど味が染み出す豚肉とタレの相性が最高な逸品です。
居酒屋しゅんちゃんは、ランチから夜までリーズナブルに楽しめる地元密着型の居酒屋です。店主さんがつくる自慢の料理をぜひ、ご堪能ください。
【居酒屋しゅんちゃん】
住所 :岐阜県養老郡養老町大坪96-1
営業時間:
ランチ11:00~14:00(ラストオーダー13:45)
ディナー17:00~24:00(ラストオーダー23:15)
電話番号:0584-84-3431
定休 :水曜日
地元民の憩いの場所
「養老温泉 ゆせんの里」
養老の美しい山々を背景に広がる「養老温泉ゆせんの里」。
敷地内には、掛け流し日帰り温泉「養老温泉ゆせんの里」、広大な芝生のグラウンドゴルフ場、日本では珍しい汗蒸幕がある「ホテルなでしこ」。トレッキングやロードバイク、トレイルランニング、バス釣りなどさまざまなアクティビティが楽しめる温浴施設です。

養老飯1,300円(税込)
施設内のお食事処「和風ダイニング MINORI」でも「養老飯」がいただけるんです。アツアツの鉄板の上にのせられた牛肉が食欲をそそります。
添えられているピリ辛ソースをつければ、さらにおいしく、味変を楽しめます。サウナ後のサ飯としてもおすすめですよ。

とん汁 675円(税込)
「和風ダイニング MINORI」では他にも、自然素材にこだわったさまざまな料理が提供されています。
中でも人気なのは、オープン時から愛される特大の「豚汁」。具沢山で食べ応えがあり、いろいろな食材が一度に摂れる栄養満点の一品です。
サイズも大きいので、友達や家族と分け合って食べるのもおすすめです。

唐揚げ 単品 600円(税込)
定番の「唐揚げ定食」は不動の人気を誇る、名物料理。衣はカリッと、中はジューシー。生姜とにんにくを効かせたしっかり目の醤油味が食欲をそそります。
ゆせんの里は、サウナや岩盤浴などここだけで1日遊べる施設です。お風呂のあとはおいしい食事を食べて、身も心も癒されてくださいね。
【養老温泉 ゆせんの里】
住所 :岐阜県養老郡養老町押越1522-1
営業時間:
本館 8:00~22:00(最終入館21:30)/温熱療法館 10:00~22:00(最終入館21:00)
電話番号:0584-34-1313
定休日 :不定休(メンテナス休館有り)
◯和風ダイニング MINORI
営業時間:
平日
11:30~14:30 (L.O 14:00)
17:00~20:30 (L.O 20:00)
土曜
11:30~21:00 (L.O 20:30)
日、祝日
11:30~20:30 (L.O 20:00)
※土日祝14:00〜17:00一部メニュー販売のみです。
https://yusennosato.com/
養老公園内にある老舗の食事処「清水」
養老公園内にある、お食事とお土産のお店「清水」。養老の滝までの道沿いにあり、名物は「養老焼きだんご」「養老雑穀豚うどん」「流しそうめん」「活魚鮎の塩焼き」など。地元の食材にこだわった素材を中心に、オリジナルメニューを楽しめます。
お土産として名産品「ひょうたん」「養老のお酒」なども取り扱っています。

養老飯 1,080円(税込)
「清水」の養老飯はキャンプ飯をイメージしたスキレットタイプ。鉄板なので、最後まで熱いまま召し上がっていただけます。
豚肉は「養老山麓豚」というブランド豚を、ホイコーローベースの味噌ダレで味付け。そこに、自家製のピクルスをひょうたん型に切って添えています。

養老焼きだんご 1本380円(税込)
養老の滝へ訪れる人の足がつい止まってしまう炭火で焼く「養老焼きだんご」。
タレはクルミみそ・しょうゆ・こしあんのせの3種類。よもぎのお団子もありますよ。自然の中で食べるお団子は絶品です。
【養老公園 清水】
住所 :岐阜県養老郡養老町養老公園1274
営業時間:平日11:30〜16:00 土日祝10:30〜17:00
電話番号:0584-32-0602
定休日 :火曜日・木曜日
※詳しくは公式サイトをご確認ください。
https://yoro-shimizu.favy.jp/
SAでも養老飯が食べられる!
養老SA上り線&養老SA下り線どちらのレストランでも養老飯が提供されています。それぞれ特徴も違うので、ぜひドライブのついでにチェックしてみてくださいね。
レストラン寄路地(養老SA下り線)

養老飯 1,380円(税込)
養老SA下り線で養老飯を提供しているのは、SA内のレストラン「寄路地(よろじ)」。たれに漬け込んだ焼き肉・目玉焼き・ひょうたんの形をした漬物がのる、食べ応え抜群な養老飯です。
さらに牛肉には、岐阜県が誇るブランド牛”飛騨牛”を贅沢に使用した極上の牛丼です。
【レストラン寄路地】
住所 :岐阜県養老郡養老町橋爪1477-18
営業時間:7:00~22:00
電話番号:0584-32-0879
定休日 :年中無休
https://sapa.c-nexco.co.jp/sapa?sapainfoid=55#panel
HIDAMINO食堂(養老SA上り線)
ひょうたん弁当 1,250円(税込)

ひょうたん弁当 1,250円(税込)
養老SA上り線内のレストラン「HIDAMINO食堂」では、ひょうたん型のお弁当に入った養老飯がいただけます。
お肉はトンテキになっており、3種類のナムル目玉焼きを混ぜてビビンパのようにいただきます。肉のコクとナムルが絶妙に絡み合い絶品!
スープの代わりにうどんも付いてくるので、ボリュームも満点です。
【HIDAMINO食堂】
住所 :岐阜県養老郡養老町橋爪南川原1475-1
営業時間:24時間
電話番号:0584-32-3152
定休日 :年中無休
https://sapa.c-nexco.co.jp/sapa/shop/detail?sapashopid=748
今回は養老飯がいただける6店舗をご紹介しました。店舗ごとに魅力が異なるので、ぜひ全店舗を巡って養老飯を食べ比べてみてくださいね。