約450種の動物たちに出会える。「東山動植物園」の楽しみ方を徹底レポート!
目次
動物園ならではのグルメを堪能!
フードコート「ZOOASIS(ゾアシス)」
そろそろお腹が空いたな〜ということで、ランチタイムです。
園内には5つの飲食施設があります。今回は中央休憩所近くにある「ZOOASIS(ゾアシス)」にやってきました。7店舗からなるフードコートです。
せっかくなので、動物園ならではのメニューをいただいてみました。
まずは「ライオンピザ」。黒豆の目と鼻に、パスタの蝶ネクタイ。ボリュームたっぷりなので、みんなでシェアもおすすめですよ!
こちらは「ゴリラチーズドッグ」。モッツァレラチーズがたっぷり入っています。テイクアウトにも!
食べるのがもったいないくらいキュートな「コアラアイス」。ボリューム満点のチョコレートアイスは、これからの暑い季節にぴったりですね!
他にも動物園ならではのグルメがたくさん!
北園にあるカフェ「ノースガーデン」では、大人気の「コアラカレー」がいただけます。甘口なのでお子さんにもぴったり。
正門のすぐそばにある「ズーボゲート」で要チェックなのは「シャバーニアイス」。溶けにくいアイスとして、SNSでも話題沸騰の商品です。
店内で焼き上げている「どうぶつパン」も見逃せません。トラ・カメ・クマ・ゴリラなど、かわいい動物のパンが日替わりで登場。どのパンに出会えるかは、当日のお楽しみ!売り切れになってしまうこともあるので、気になる方はお早めに。
イケメンゴリラ「シャバーニ」に出会える北園へ!
後半戦は、北園へ行ってみましょう!
シャバーニが暮らす「ゴリラ・チンパンジー舎」
イケメンゴリラ・シャバーニが暮らす「ゴリラ・チンパンジー舎」にやってきました!
2018年9月にオープンしたゴリラ・チンパンジー舎では、ゴリラとチンパンジーの故郷である「アフリカの森」を体感できます。屋外の運動場には、8~15メートルのタワーが設置されており、野生と同様の樹上での生活が再現できるように工夫がされています。
こちらはチンパンジー。チンパンジーは20〜100頭のグループで暮らし、縄張り意識が強いのだそう。
残念ながらこの日は会うことができませんでしたが、こちらがイメケンゴリラの「シャバーニ」。こどもゴリラたちに優しい、シルバーバッグのリーダーです。
ちなみに日本の動物園でゴリラを群れで飼育しているのは珍しく、年の近いこどもたちが群れにいるのは東山動植物園だけ。シャバーニだけでなく、ゴリラの群れでの暮らしにも注目してみてくださいね!
エスカレーターでスカイタワーへ
続いてスカイタワーの方へ行ってみましょう!
スカイタワー・自然動物館・世界のメダカ館の方面へは、エスカレーターが便利。
名古屋市政100周年を記念して、丘の上に建てらた地上134mの展望タワー「東山スカイタワー」。5階にある展望室からは、名古屋市内を一望できます。最上階にあるスカイレストランでは、夜には本格フルコース料理が味わえますよ。
【東山スカイタワー】
住所 :愛知県名古屋市千種区田代町瓶杁1-8
電話番号 :052-781-5586 <レストランTEL 052-788-7288>
入園時間 :9:00~21:30(入館21:00まで)
定休日 :毎週月曜日(国民の祝日または振替休日の場合はその翌日)及び年末年始<観覧料>
大人(高校生以上):300円<動植物園・タワー共通券>
大人(高校生以上):640円※最新情報は公式WEBサイトにてご確認ください
夜行性動物に出会える「自然動物館」
スカイタワーの目の前にある「自然動物館」の1階では夜行性動物、2階では爬虫類や両生類が飼育されています。
夜行性動物のエリアは、開園時間中は展示スペースの照明を暗くして昼夜逆転させることで、夜に活動する動物の姿が見られます。
暗くて動物が見えづらいという方は、開園直後がおすすめ!昼から夜に変わる1時間ほど、明るい中で観察ができますよ。
スタッフさんのおすすめはミナミコアリクイとのことだったのですが、動きが早く写真が撮れなかったため、代わりに筆者が大好きなナマケモノをご紹介。
ナマケモノは南アメリカに住んでいる夜行性動物。1日に15時間以上も眠っているのだそう。ゆ〜っくりのんびりとした姿はなんとも癒されます。歩くのは苦手なナマケモノですが、実は泳ぐのは得意なんですよ!
世界屈指の貴重な水族館「世界のメダカ館」
取材日は残念ながら臨時閉館中でしたが、「世界のメダカ館」もスタッフさんおすすめの施設。
あまり目立った存在ではありませんが、実は世界屈指の設備や実績をほこる施設なんです。世界中から集められた約200種類3,000匹のメダカや淡水魚が飼育されています。メダカ科魚類の種類数はなんと世界一!
バイソンやオオカミなどアメリカの動物が大集合「アメリカゾーン」
続いては、「アメリカゾーン」へ。
ここでは、アメリカバイソン、ハクトウワシ、トナカイ、カナダヤマアラシなどアメリカに生息している動物を観察できます。
「アメリカバイソン舎」は、広々とした運動場が特徴。
日本の動物園ではアメリカバイソンは1〜2頭で飼育されることが多いので、東山動植物園のように群れで暮らしているアメリカバイソンを見られるのは、とても珍しいんです。角をつきあわせる姿、お互いに挨拶をする姿など、群れ飼育ならではの光景を観察して見てくださいね。
「かわいい〜」とたくさんの方が見とれていたのは、オグロプレーリードッグ。北アメリカの草原地帯に住むリス科の動物です。イヌのような鳴き声を出して仲間に危険を知らせることから、「プレーリードッグ」という名前になったのだとか。
キリっとした佇まいがうつくしいのは「シンリンオオカミ」。
2012年にオープンした「シンリンオオカミ舎」では、群れで走り回るオオカミの息づかいを間近で感じることができます。お堀部分はプール越しに柵なし、ガラス部分は顔と顔がつくほどの距離と、大迫力!
東山動植物園の魅力は動物園だけではありません。続いて、遊園地と植物園にも行ってみましょ〜う!
大人も子どもも楽しめる!遊園地
東山動植物園には、遊園地まであるんです!
入場料は無料。16種類のアトラクションが楽しめます。料金は1枚120円の「のりもの券」を購入し、それぞれのアトラクションごとに必要な枚数が決まっています。1番高い物でも3枚(360円)なので、気軽に楽しめますね。
子どもたちに大人気な「くるくるキリン」は、のっぽのキリンさんにぶら下がるゴンドラのブランコ。キリンさんの首が伸びたり縮んだりしますよ。
ぐるぐる回る部屋を体験できる「ビックリハウス」も!
お次は植物園に行ってみましょう!本園からの移動には、スカイビュートレインがおすすめですよ。
都会の中で自然を感じられる、癒しのスポット
「植物園」
東山動植物園は動物園に注目しがちですが、その名の通り、植物園もあります。植物園には温室や丘陵地の自然林を利用し約7,000種の植物が展示されています。
2021年4月23日には、2014年から保存修理工事をしていた重要文化財の「温室前館」がリニューアルオープン。温室が水面に映る池も整備されました。
温室の中に入ってみると、その広さと植物の種類の多さに驚きました。温室でも何時間も過ごせるくらい、魅力的な施設です。植物がお好きという方は、動物園とは別日で訪れることをおすすめします。
桜の回廊では約100種1,000本の桜が春を彩ります。秋には奥池や日本庭園を中心に約500本の樹木が色づき、市内屈指の紅葉スポットとなっています。
その他にも、椿園・バラ園・お花畑など、四季折々の風景を楽しめますよ。
最後はおみやげショップでお土産をGET!
園内には、「ズーボゲート」「ショップ ノースガーデン」「ズー・デ・ガッテン」と3つのお土産ショップがあります。
ショップの限定商品がありそれぞれ品揃えも異なるので、ぜひ巡ってみてくださいね。
もっともっと東山動植物園を楽しもう!
フォトスポットで記念撮影
フォトスポットが豊富なのも、東山動植物園の魅力のひとつ!
「第二回全国顔はめパネル選手権」で優勝した逸品も。ぜひ来場の記念に撮影してみてくださいね!
応援募金をしてオリジナルピンバッチをGETしよう!
東山動植物園が大好き!というそこのあなた。
東山動植物園や園内でくらす動物たちを寄付という形で応援してみませんか?(1口500円〜)
寄付をすると、オリジナルのピンバッチと応援カードがいただけます。ピンバッチやカードはどんどん更新されるそうなので、ぜひ集めてみてくださいね。
今回は東山動植物園をまるっとご紹介しました。
約450種の動物たちは訪れるたびに、さまざまな姿を見せてくれます。年間パスポートをGETして、お散歩気分で通うのもおすすめ。家族みんなで足を運んでみてくださいね!