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創業80年、名古屋のお米屋さん伊藤米穀のECブランド「MUSUBI千代松」から有機玄米100%のせんべい「KOMETE(コメテ)」が誕生しました。
KOMETEは、栄養価の高い玄米をおいしく手軽に食べられ方法はないかと試行錯誤し、3年の月日をかけ開発された新感覚の米菓です。
そこで今回は、KOMETEの魅力、開発秘話についてお聞きしてきました。
2種類の商品が楽しめる「KOMETE」
KOMETEでは、「玄米と白米のディップせんべい」と「さしすせそ玄米せんべい」お2種類があります。
ディップしていただく新感覚の「玄米と白米のディップせんべい」
ディップせんべいは、クラッカーのように楽しめるおせんべいになっており、お米と相性のいい発酵食品を使用しています。ギフトに入っているのは「レッドチェダーチーズといぶりがっこ」と「米麹あんバター」の2種類が楽しめます。
「レッドチェダーチーズといぶりがっこ」は、数種類のレッドチェダーチーズをブレンドして深みを出し、コリコリッとした歯ざわりの刻みいぶりがっこをミックス。燻製の香りが心地よく、ついついお酒がすすみます。
「米麹あんバター」は、最初のひとくちで、麹の香りがふわり。次にあんこのおだやかな甘さ、最後にバターの風味が広がります。ほどよく粒感があり、なめらかな口当たりのディップです。
おせんべいは味付けなしの素焼きにこだわり、パリッと軽い食感の極薄タイプに仕上げられています。
素材の味を活かした「さしすせそ玄米せんべい」。和食の基本となる調味料「さそすせそ」の調味料を使用してつくられた「さしすせそ玄米せんべい」。調味料は、日本全国から厳選。おいしさはもちろん、体へのやさしさも追求したこだわりの逸品です。
KOMETE誕生のきっかけ
店主の伊藤保社長とブランド統括マネージャー伊藤久実代さん。夫婦二人三脚で手がけられています。
KOMETEをつくられたきっかけを伊藤ご夫妻にお伺いしました。
伊藤社長:「伊藤米穀は創業80年、私たちで3代目になる米屋です。店頭での販売をはじめ、自社サイトにも力を入れて、お米の魅力を発信してきました。その中で、栄養価の高い玄米を食べていただきたいとの想いから、玄米も扱っていたのですが、独特の食感から「ちょっと苦手」という方も多かったんです。
ちょうど、昨年のことです。玄米でつくったお団子を期間限定でEC展開したところ、お客さまの反応がとても好評でした。食べやすくておいしい玄米の商品をつくれば、もっとみなさんに親しんでいただけると思い、新感覚のせんべいをつくりました。」
久実代さん:「玄米は、愛知県西尾市・咲こう農場の尾崎さんがつくった有機玄米(コシヒカリ)を使用しています。農薬や化学肥料は使わず、おたまじゃくしが泳ぐ自然のままの田んぼの中で栽培されているんです。
玄米は、完全栄養食と言われるほど、ビタミンや食物繊維もたっぷり、免疫ビタミン「LPS」も含まれていますよ。
おせんべい自体も、添加物、化学調味料、保存料不使用です。(※一部、植物由来色素を使用しています。)そのため、おいしく健康に食べていただけます。」
環境に配慮したパッケージ
鳥の絵は、おにぎりを握る手を表しています。
伊藤社長:「パッケージのデザインと素材にもこだわっています。環境への負荷を少しでも減らすために、梱包や包装は極力シンプルにして、パッケージには食べられなくなったお米でつくった「kome-kami」という紙素材を使っています。
デザインは、贈られる方のハレの日にご利用いただきたい想いから、縁起物を表す鶴亀など和ものをモダンにデザインし、日本の伝統色である朱色でまとめていただきました。
名古屋のブランドということで、シャチも入っているんです。また、それぞれを対にすることで、夫婦二人三脚のブランドであり、人と人とのご縁を結んでいくという想いを込めています。
大切な人へ贈るギフトとして、さまざまなシチュエーションで使っていただけると嬉しいです。」