梅雨の季節が近づくと、愛知県内のあじさいスポットが見頃を迎えます。雨に濡れてしっとりと咲くカラフルなあじさいは、梅雨の憂鬱な気分を和らげ、心に癒しと清涼感をもたらしてくれます。
一人でのんびりと、友だち同士でワイワイと、デートのおでかけにあじさいを見にいくのもいいですよね。雨の中でもお散歩したくなるような、愛知県内のあじさいスポットをご紹介します。
目次
5万株のアジサイが咲き乱れる、形原温泉 「あじさいの里」|愛知県・蒲郡市
愛知県蒲郡市の「形原温泉・あじさいの里」では、毎年6月の1カ月間にわたり「形原温泉あじさい祭り」が開催され、約5万株のあじさいが園内を彩ります。この祭りは、東海エリアを代表するあじさいの名所として知られ、毎年約10万人の来場者で賑わいます。
祭り期間中は蒲郡駅から会場までの直行バス「あじさい号」が運行され、アクセスも便利です。夜間運行は土曜・休日のみとなりますので、詳細は名鉄バスの公式情報をご確認ください。
さらに、祭り期間中は「日本のあじさい展」や観光写真コンテストなどのイベントも開催。運が良ければ、園内でゲンジボタルの舞う姿を見ることもでき、昼夜を問わず多彩な魅力を堪能できるイベントです。
【形原温泉 あじさい祭り】
住所:愛知県蒲郡市金平町一ノ沢28−1MAP
http://www.katahara-spa.jp/
7万本のあじさいが咲く
「三ヶ根山スカイライン」|愛知県・蒲郡市
愛知県西尾市から蒲郡市にかけて延びる全長5.1kmの有料道路「三ヶ根山スカイライン」は、初夏になると「あじさいライン」として親しまれます。6月から7月初旬にかけて、道路沿いには約7万本のあじさいが咲き誇り、訪れる人々を鮮やかに迎えてくれます。
三河湾の大パノラマを望みながら、色とりどりのあじさいに囲まれて楽しむドライブは、まさにこの時期だけの特別な体験。特に山頂周辺には、あじさいと海の絶景を一緒に収められるフォトスポットが点在しており、写真好きにも人気のスポットです。
毎年6月には「三ヶ根山あじさいまつり」が開催され、2025年は6月1日(日)から6月30日(月)まで開催予定です。期間中の6月21日(土)には、山頂駐車場で「三ヶ根山あじさいフェスティバル」が行われ、地元の特産品販売や抽選会、先着1,000名限定であじさいの鉢植え無料配布など、多彩なイベントが楽しめます。
ドライブの後には、近隣にある形原温泉の「あじさいの里」や、三河の“あじさい寺”として知られる幸田町の本光寺にも立ち寄って、あじさいの美しさをさらに堪能してみてはいかがでしょうか。
【三ヶ根山】
住所:愛知県額田郡幸田町深溝小原 MAP
http://nishiokanko.com/list/special/ajisai
インスタグラムから火がついた「尾西あじさいまつり」|愛知県一宮市
「尾西あじさいまつり」は、御裳神社を会場に開催される人気のイベントです。毎年6月の開催期間の最初の2日間が祭りのメインで、ライトアップはおよそ1週間ほど続きます。
色とりどりのあじさいの花を水に浮かべる美しい演出がSNSで話題となり、特に若い女性を中心に多くの注目を集めています。
【尾西あじさいまつり】
住所:
名古屋市内であじさいを見るなら
「鶴舞公園のあじさい遊歩道」|名古屋市
名古屋市昭和区にある名古屋を代表する総合公園「鶴舞公園」。サクラ・バラ・ハナショウブなどの花の名所として、また緑豊かな憩いの場、スポーツやレクリエーションの場として市民に親しまれています。
そんな鶴舞公園は、意外と知られていませんが、名古屋市であじさいを楽しむとができるスポットでもあるんです。

※写真はイメージです。
鶴舞公園の南側にある「あじさい遊歩道」には、3,500株以上のあじさいが咲き誇ります。
5月下旬~7月初旬に見頃を迎えます。またあじさいだけではなく、ハナショウブの名所でもありますので、合わせて楽しむことができるのも鶴舞公園の魅力の一つです。
晴れた日は公園でピクニックをしながら、雨の日はお散歩がてら鶴舞公園へ訪れてみてはいかがでしょうか。
【鶴舞公園】
住所: 愛知県名古屋市昭和区鶴舞1MAP
https://tsurumapark.info/
真っ白に咲く200株のアナベル!「荒子川公園」
名古屋市中川区にある「荒子川公園」では、初夏になると約300株の西洋アジサイ「アナベル」が咲き誇ります。西洋アジサイ「アナベル」は咲始めの薄い緑から白く変化し、また薄い緑に色が変わるのが特徴で長く楽しめます。
6月に真っ白に咲く200株のアナベルは荒子川公園の人気スポットです。
【荒子川公園】
住所:愛知県名古屋市港区品川町2丁目1−1MAP
名古屋市内最大級のアジサイ園
「茶屋ヶ坂公園」|名古屋市

写真はイメージです。
最後にご紹介するのが、名古屋市内で最大級のあじさい園「茶屋ヶ坂公園」。茶屋ヶ坂公園のある千種区は、アジサイが区の花に制定されていることもあり、千種区内では、あじさいの植栽が進められています。
中でも、もっとも多く植栽されているのが、ここ茶屋ヶ坂公園です。その数は5,000株以上。公園の北と南を結ぶ歩道橋は、「あじさい橋」と名付けられています。
あじさい園のほか、池や散策路、展望台もあるので、ちょっとしたおでかけに行ってみてくださいね!
【茶屋ヶ坂公園】
住所:愛知県名古屋市千種区鍋屋上野町汁谷MAP
https://parkful.net/2017/08/chayagasaka-park/
約90種、1万株のあじさいが楽しめる
「大塚性海寺歴史公園」|愛知県・稲沢市

写真はイメージです。
愛知県稲沢市にある. 大塚山 性海寺、通称「あじさい寺」。豊富な文化財を楽しみながら、花と緑が楽しめる公園として、人々に親しまれており、初夏を彩る「あじさい」の名所としても有名です。。毎年6月の上旬から中旬にかけて、歴史公園内一帯に、約90種、1万株のあじさいが咲き誇ります。
公園には、「紅」「花火」「城ヶ崎」「甘茶」などの日本のアジサイと「アナベル」「八重咲カシワバアジサイ」などの酉洋のアジサイが植栽されています。
【大塚山 性海寺】
住所:愛知県稲沢市大塚南1丁目33MAP
https://www.inazawa-kankou.jp/archives/57
名古屋市内でアジサイをみるなら!
「神宮東あじさい公園」|名古屋市

写真はイメージです。
愛知県名古屋市にあ都市公園「神宮東あじさい公園」。さまざま品種のお花が植えられており、色や形の変化も楽しめます。
公園内のいたるところに様々なあじさいが咲いているので、散策にもぴったり。
カメラを片手に撮影する人の姿も多くみかけます。
【神宮東あじさい公園】
住所:愛知県名古屋市熱田区三本松町23−6MAP
https://goo.gl/maps/qVktYhvd9AnjJSAW8
33種・約1,200株の色とりどりのあじさいを。
「琴聲山音楽寺」|愛知県江南市

写真はイメージです。
愛知県江南市の「琴聲山音楽寺」の境内では、地元の方たちが丹精込めて育てた33種・約1,200株の色とりどりのあじさいが植栽されています。本堂東側の庭園には、朝咲いて夕方には散ってしまうという特徴を持つ「沙羅の木」が5本あり、あじさいと同様に見頃を迎えます。
【琴聲山音楽寺】
住所:愛知県江南市村久野町寺町73MAP
https://www.city.konan.lg.jp/kurashi/kankou/1004828/1004102.html
訪れる人を癒す『三河のあじさい寺』|愛知県幸田町

写真はイメージです。
深溝松平家の菩提寺で「三河のあじさい寺」としても知られる幸田町にある「本光寺」。約1万本の紫陽花が植栽されており、参道をあがってお寺の門をくぐると、一面にあじさいがあたりを埋め尽くします。境内では他にウメ、ツバキ、紅葉など四季を通じて花を楽しむことができます。
【三河のあじさい寺】
住所:愛知県額田郡幸田町深溝内山17 MAP
https://www.honkouji.com/
バラとアジサイが楽しめる
「小牧市総合公園 市民四季の森」|愛知県小牧市

写真はイメージです。
愛知県小牧市にある「小牧市総合公園 市民四季の森」では、アジサイやバラをはじめとする多彩な植物が見頃を迎えています。園内には動物と触れ合える施設やスポーツ施設も充実しており、子どもから大人まで家族みんなで楽しめる公園です。
【小牧市総合公園 市民四季の森】
住所:愛知県小牧市大草5786−1MAP
http://www.city.komaki.aichi.jp/admin/event_1/midokoro/shiminshikinomori/16809.html
豊田市にあるアジサイの名所
「松平郷園地 」|愛知県豊田市

写真はイメージです。
市街地から東へ離れた山村に位置し、豊かな自然に包まれている松平郷は、江戸時代を治めた徳川家のルーツである松平家発祥の地。一帯は「松平氏遺跡」として国の史跡に指定されています。初夏になると、平郷園地では2,000株のハナショウブと2,000株のアジサイが咲き誇ります。また、松平郷では四季折々の自然の風景を楽しむことができますよ。
【松平城跡】
住所:愛知県豊田市松平町三斗蒔15MAP
http://www.matsudairagou.jp/about/
今回は東海エリアのおすすめあじさいスポットをご紹介しました。これから梅雨の季節がやってきて、なんとなく気分が沈みがちだったり、おでかけが億劫になることもありますよね。そんな時こそ、美しいあじさいを眺めて、憂鬱な梅雨の気分を晴らしてみるものおすすめです。
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