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おうち時間が増えて、暮らしに花を取り入れる人が増えています。素敵に飾りたいけど、どのように取り入れたらいいのか、お悩みの方も多いはず。
今回ご紹介するのは、藤が丘の住宅街に佇む花と雑貨の店「アトリエトレフル」。ギフトのオーダーアレンジメントはもちろん、日々の暮らしに取り入れやすい草花をそろえ、花のある日常に寄り添ってくれるお店です。
場所は名古屋市営地下鉄「藤が丘」駅から徒歩14分ほどの県道59線沿いにあります。お店の前には駐車スペースがあります。
「好きなもの」がぎゅっと詰まった店内
2004年にオープンしたアトリエトレフルは、「花がもっと身近であってほしい」と森さん姉妹が営んでいます。
店内には、季節の草花やドライフラワーと共にアンティークの雑貨が、ところ狭しと並びます。
みずみずしい生花のコーナー。
店内で制作している無数のドライフラワー。
レッスンルームでもある奥の部屋は、ドライフラワーのコーナーになっています。素敵なインテリアと馴染み、まるで誰かのおうちに迷い込んだような気分に。(現在、レッスンは縮小中です。)
店主の森さんが、イギリスを中心にヨーロッパで買い付けた雑貨もディスプレイされています。かわいいものが好きで、ご自分の好きなものを集めたそう。
実用的なテーブルウェアやオブジェ。眺めているだけで楽しく、宝探しをしている感覚になります。
ワンちゃんとの入店OK!3匹の看板犬たちがお出迎えてしてくれます。
季節を楽しむフレッシュフラワー
お店で売られている植物は花だけではなく、枝ものや実ものまで多種多様。仕入れのコンセプトは、季節感を大切に。そして日常に取り入れやすいけど、ちょっと変わった花も選んでいます。取材に訪れた5月末は、涼しげな初夏の花を中心に珍しい花も並んでいました。
初夏の代表花といえば芍薬。丸い蕾から開花すると大輪の花を咲かせます。
釣鐘(つりがね)のような形から名付けられたカンパニュラ。こちらも初夏に出会える花です。
1年を通して購入できる定番のバラですが、初夏の5~6月が旬。この時期のバラは品質がよく、種類も豊富なんだとか。
ふわふわと煙のような見た目のスモークツリー。切り花として楽しめるのは初夏のわずかな期間だけです。ボリュームがあるので、無造作にポンと生けるだけで存在感を放ちます。
天井に乾燥中のスモークツリー。どのような風合いに変化するか楽しみです。
ユニークな形のカンガルーポー。カンガルーの足に似ていることから名付けられました。インテリアに合う落ち着いた色も選ぶようにしているそうです。
オーストラリアの花バンクシア。着色しているものや、自然の色のもありました。ドライになると茶色に変化するのだとか。
ドライにもなるハイブリッドスターチス。おうちに飾って長持ちする花も多く仕入れています。
そして早くも夏の花ヒマワリが入荷していました。