ほっとため息が出る、自家焙煎のコーヒーが味わえるお店「喫茶クロカワ」
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「喫茶クロカワ」のコーヒー
ここからは、「喫茶クロカワ」のコーヒーについてお話を伺いました。
黒川さん:「季節にもよりますが、8種類ほどの豆を取り扱っています。基本はブレンドではなく、シングルですね。僕自身も、昔ながらの自家焙煎のコーヒーが好きなので、比較的焙煎は深めで、酸味のあるようなコーヒーは少ないです。
コーヒー豆は農作物のためメニューは時期によって変わります。なので、これが人気というのは難しいですが、ブラジルやエチオピアなどは頼みやすいかもしれないですね。パナマはすごく癖がありますが個人的には、すごく好きですね。お客さんの中にも、パナマばかり頼まれる方もいらっしゃいますよ。色々試しながら、お好みの豆を見つけていただけるとうれしいです。」
「喫茶クロカワ」では、豆の販売も。(100g 550円〜)※豆の仕入れ状況によって変動します
喫茶クロカワでは、「ナチュラル / パルプドナチュラル精製」の豆を多く仕入れています。
黒川さん:「ナチュラル / パルプドナチュラル精製とは、コーヒーチェリーからコーヒー豆を取り出す方法の呼び方です。コーヒーの木からチェリーを収穫した後、果肉を残したまま天日や乾燥機を用いて乾燥させてから豆を取り出します。果肉を除去してから水で洗い流してから乾燥させる方法(ウォッシュト)に比べ、果肉の持つ甘みや風味を感じやすいですね。」
ハンドドリップコーヒー ¥450〜(写真はパマナ ¥500)
クロカワさんおすすめの「パナマ」を淹れていただきました。豆のクセや風味を感じつつも、ほっとする味わいです。メニュー表や、コーヒー豆のプライスにも、ていねいに説明が記載されているので、味をイメージしながら選ぶことができます。もちろん黒川さんに相談しても◎
クレーム・ブリュレ ¥250
テリーヌ・ショコラ ¥300
コーヒーを飲んでいると、ちょっとした甘いものが欲しくなりますよね。喫茶クロカワでは、「フィナンシェ」「クレーム・ブリュレ」「テリーヌ・ショコラ」の3種類のコーヒーのお供が味わえます。どれも黒川さん手づくりの優しい味わいです。
6月終わり頃から9月終わり頃までは、自家製シロップを使ったかき氷も楽しめますよ。
「自分の身の丈でできる範囲というのを心がけています。焙煎もまだまだできることがありますし、いつかは軽食なんかもご提供できたらいいですね。」と今後の展望を教えてくださった黒川さん。
ゆったりとコーヒーを楽しみたいときには、ぜひ「喫茶クロカワ」を訪れてみてください。