「淵ト瀬」を通じて知る、湯の山の歴史と新しい景色。

三重
掲載日:2019.11.27

ライフスタイルが反映された食べ物と空間

人気の「豆とたかきびのキーマカレーと鶏ひき肉キーマカレーのあいがけ」 ¥1,180。

甘さ控えめの「ガトーショコラ」 ¥480。

淵ト瀬さんのメニューは、スイーツやドリンクも豊富に用意されているので、軽くお茶をするのにもピッタリです。

テイクアウトも可能な「ホットコーヒー」 ¥450。

また、淵ト瀬さんは廃旅館をリノベーションした古き良き空間です。川を眺めるロケーションも合間って、格別の時間を過ごすことができる空間づくりになっています。

窓がたくさんあり、自然光が美しい。

置いてあるアイテムや壁など、味わい深い表情が楽しめます。

ちょっとした旅行感が楽しめるアクセス

淵ト瀬の最寄りのバス停「湯の山温泉 御在所ロープウェイ前」。

名古屋の方や三重県内の方でも、湯の山を遠く感じる方も多いかもしれませんが、淵ト瀬さんのアクセスは意外と良好です。

車の場合は、菰野ICから10分ほど。駐車場もあります。
公共交通機関の場合は、近鉄「湯の山温泉」駅からバスに乗り換えて5分ほどの「湯の山温泉 御在所ロープウェイ前」で下車。そこから湯の山の景色を眺めながら10分歩くと到着します。

ふらっとお茶をしに淵ト瀬へ行きつつ、湯の山の町歩きをするだけでも気持ちがよく、近くの旅館へ日帰り温泉に入浴することもできて、旅行気分を味わえます。

最後に、これからの展望は

涙坂ビール

最近、湯の山のオリジナルビール「涙坂ビール」というものが販売されはじめました。これは近藤さんがアートディレクションを担当して、淵ト瀬2階でアトリエ・ギャラリーを開催予定の地元の若手女流日本画家の方にイラストを描いてもらい作成したそうです。

この「涙坂ビール」という名前。「涙橋」という橋は湯の山に実在しますが「涙坂」という坂は存在しません。坂の多い湯の山の町にストーリーを付加していきたい、そんな気持ちを込めて商品名を決めたのだと言います。

名のない坂に名前をつけたり、湯の山に新たなテイストを吹き込んだり、近藤さんの活動はまだまだ続きます。そんな私も、近藤さんに惹かれて湯の山に興味を持ったひとり。長年の「思い」と「行動」で湯の山を魅力的にしていき、面白い人が集まる場所にしていきたいと湯の山の未来を思い描いているのだとか。

日帰り温泉でも、イベント参加でも、ふらっとお茶をしにでも、湯の山「淵ト瀬」さんへ遊びに行ってみてはいかがでしょうか。

【 淵ト瀬 】
住所:三重県三重郡菰野町大字菰野8621-2
電話番号:059-344-3606
営業時間:金・土 10:30~17:00、19:00~22:30
     日・祝 10:30~17:00
定休日:月曜日〜木曜日
駐車場:有
https://www.instagram.com/fuchi_to_se/

photo by Junki Fujita
https://www.instagram.com/junkii0419/

photo by ヤマダ アキヒロ
https://www.instagram.com/akihiro_yamada_/

スポット詳細

【 淵ト瀬 】
住所:三重県三重郡菰野町大字菰野8621-2
電話番号:059-344-3606
営業時間:金・土 10:30~17:00、19:00~22:30
     日・祝 10:30~17:00
定休日:月曜日〜木曜日
駐車場:有
https://www.instagram.com/fuchi_to_se/

 

photo by Junki Fujita
https://www.instagram.com/junkii0419/

photo by ヤマダ アキヒロ
https://www.instagram.com/akihiro_yamada_/

大学でグラフィックデザインを学んだのち、名古屋市でWebデザイナーをしながら、おじいちゃんから和菓子づくりを学ぶ。実家の80年以上続く和洋菓子屋の味や思いを継承しながら、町の活性を目指して活動をしています。2019年よりフリーランスのデザイナーをはじめました。三重の素敵を発信してきます。

http://mamezara.jp

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