【閉業】古い町並みだけじゃない!飛騨高山、五感で感じるアートな旅を。「飛騨高山美術館」
目次
圧巻!4大テーマの家具の展示室
さて、ガラス作品の4つの展示室を見終わると、渡り廊下を通って次の展示室へ移動します。
ここからは芸術家別に分けられたインテリア家具の4部屋が登場します。ここで全部紹介してしまうと、もったいないですので今回は一部屋だけご紹介しますね。
ルイ・マジョレルの部屋
こちらは最初に登場するルイ・マジョレルの部屋です。展示室ひと部屋をまるまる使っているので、この部屋に入った瞬間にマジョレルの作品の圧倒的な重厚感を肌で感じることができます。
このようにガラス作品のみならずインテリア家具の作品群が展示してあるところが、飛騨高山美術館のひとつの大きな特徴ではないかと思います。
他の3つの部屋も、とっても素敵ですのでぜひその目で、その肌で体感してみてください!
学芸員の水上さん
今回、僕を案内してくださったのは学芸員の水上さんです。飛騨高山出身で学芸員になるために大学へ進学し、Uターンされて夢を実現された方です。水上さんの解説はとても分かりやすく、また作品への愛情も随所に感じられました。
ザ・マッキントッシュ・ティールーム
建築家チャールズ・R・マッキントッシュのデザインをもとにつくられたカフェ・レストラン
冒頭でも書いた通り、僕が飛騨高山美術館をお客様にオススメするのは、展示作品が素晴らしいのはもちろんですが、カフェ・レストランのランチがおいしいからでもあります。
この日は妻と一緒に取材していたので、妻は「ロッセ豚のグリエ」、僕は「飛騨高山美術館特製ハンバーグステーキ」のランチセット(サラダ・パン・ドリンク付き)を頂きました。
ロッセ豚のグリエ 1,800円
飛騨高山美術館特製ハンバーグステーキ 2,000円
どちらも地野菜がふんだんに使われており、とってもおいしかったです。その他、カレーやパスタ、デザートとメニューもたくさんあります。
料理長の安江シェフ
優しく温和な安江シェフがつくる料理は、その人柄どおり繊細でとっても優しい味わいです。
ミュージアムショップでお買い物
美術館といえば、ショップでのお買い物も楽しみのひとつですが、こちらのミュージアムショップはアイテム数がとっても豊富で見ているだけで楽しくなります。
ガラス雑貨はもちろん、かわいい生活雑貨や北欧雑貨などバラエティに富んだ品ぞろえです。何を買えばよいか迷った時は、スタッフさんがアドバイスをしてくれますので、気軽に相談してみてください。
非日常を体験できる、とっておきの場所。
飛騨高山といえば古い町並みや朝市、高山陣屋など古き良き日本文化なものをイメージすると思いますが、こちらの美術館は決してそうではありません。しかし、この場所に一歩足を踏み入れると、ランドスケープから建築、展示品、カフェ・レストラン、ショップと全てが非日常な空間となっています。日ごろの喧騒を忘れて「五感」すべてに良いエネルギーをもらいながら、特別な時間を過ごすことができる、とっておきの場所、それが飛騨高山美術館です。
白川郷の世界遺産エリア内にある1日4組限定の宿
「味と心の宿 城山館」
白川郷の世界遺産エリア内にある1日4組限定の宿。明治時代に建てられた建物は、国重要伝統的建造物に選定。4代目館主、松古卓也が創る繊細な料理と、家族ならではの温かなおもてなしで全国・世界中にリピーターをもつ。どこか懐かしくて温かい、まるで故郷に帰ったような気持ちになれる宿です。
創業明治末期。明治時代の面影をいまに残す客室
ぶな|和室10畳
城山館は、4代目館主・松古卓也氏の曾祖父にあたる松古清次郎氏が、明治時代に建てたと言われています。国重要伝統的建造物にも選定されているんです。
明治時代に建てられた城山館は、これまでに増築・修理を行いながら当時の趣を壊さぬように大切に守り続けられてきました。まるでタイムスリップしたかのような風情溢れる空間をぜひ楽しんでみていただきたいです。
一日4組様限定。まるで故郷に帰ったような気持ちになれる宿
城山館は、スタッフさん全員が家族。あたたかいおもてなしに心がほっこりします。
城山館は、1日4組限定の宿です。
その理由は、お客様ひとりひとりに、きちんと接していきたい、お客様に満足して帰っていただけるよう細やかなおもてなしをしたいという想いから。白川郷の魅力を感じてと、ご主人自らが車で村内をご案内する、泣き笑いありの「白川郷ツアー」も開催されています。また、日本料理の世界で腕を磨いてきた御主人がつくる、地元の食材を使った本格的な季節の料理も、お客様一人ひとりのペースに合わせてながら、提供してくれるんです。
「白川郷ツアー」の様子
世界遺産 白川郷の中に佇む明治末期の趣を感じる古き良き宿「城山館」。1日4組限定だからこそできる、細かななおもてなしをぜひ堪能してみてくださいね。
【城山館】
http://shiroyamakan.jp/
https://www.facebook.com/shiroyamakan/
https://www.instagram.com/feel_shirakawago/