宝物のように思える「一品」と出会える場を。伊勢神宮内宮前の雑貨店「ichishina(いちしな)」。
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五十鈴の森クラフトフェア
高田さん:「毎年秋には、五十鈴川のほとりにある五十鈴公園で「五十鈴の森クラフトフェア」を開催しています。ここでは、僕らのコンセプトにマッチする全国の作家さんたちが大集結します。つくり手さんたちと交流をしながら、作品を購入できるので、作家さんの想いや使う側の気持ちに触れることができると思います。
店舗で取り扱っている商品の多くも、このクラフトフェアでつながった方たちばかりなんです。ぜひ、クラフトフェアにも足を運んで”大切にしたいと思えるもの”に出会っていただきたいですね。」
三重県の作家がつくりだす一品
内宮前店では、多くの三重県の作家さんたちの作品に出会えます。その中から気になった作品をいくつかご紹介します。
ひがせ陶房
伊賀の窯元「ひがせ陶房」のもの。薪窯によるダイナミックな作品と普段使いのシンプルな器を製作しています。
厚さ3㎜の板皿は、三重県グッドデザインにも選ばれた人気商品。ケーキや和菓子をのせるなど使い方さまざま。一枚あるだけで食卓が華やかになります。
4th-market
「4th-market」は2005年に三重県の四日市市の窯元4社が立ち上げた萬古焼ブランドです。コンセプトは「気取りすぎず、可愛すぎず、シンプルなだけでもないモノ」。今私たちが生活する普通の日常にそっと寄り添ってくれるテーブルウエアを提案しています。
やまぽた
三重県伊勢市で作陶をしている「やまぽた」。「よいしごと すこやかに あたたかく」をコンセプトに民藝に影響をうけた釉薬(ゆうやく)を元に、普段使いしやすいかどうかを何よりも大切に作品づくりをされています。どっしりとした存在感があるのに、どこか柔らかく、やさしさを感じられます。